対象:ペットの医療・健康
ポメ7歳(オス)のパーテイカラー(基本白)今年の2月位から背中(肩のあたり)両側に毛が薄くなり始めて現在も進行中です、まだ地肌が見えるまでには至っていません
気になって来ましたので、先日掛かり付けの獣医さんに見てもらいましら取りあえず血液検査をして見ましょうと言われ結果はホルモン異常等々は全く正常ですので病名は脱毛症Xの可能性が有りますと言われ、今の獣医学ではハッキリとした原因は解明していないそうです、ただオスの場合去勢手術をしないと男性ホルモンの関係で発症する可能性も考えれるので、去勢手術をする事で改善する場合も有ると聞かされました、確かに今は7歳ですのでやや落ち着いていますが、2,3歳位の時は大きめの縫いぐるみにマウンテイングをして3個程駄目にしました時も有りましたので精力絶倫だなと思っていました、今でも散歩の時には地べたを匂って(メスの匂いを探している様子)いる場合が多いです、今後年を取っていく中で前立腺の関係とかの発症を考えると去勢手術は今からでも必要かなと考えています。
今回の質問では、過去にこの様な症状を経験されどの様な対処を行われた結果改善した
お話が聞ければ助かります宜しくお願い致します。
Y.Uさん ( 神奈川県 / 男性 / 63歳 )
回答:2件
犬の脱毛症Xについて
はじめましてアレス動物医療センターの沖田と申します。
さて脱毛症Xに関する当院での治療は、
1.去勢手術
2.それでもだめならニコチン酸トコフェロール+L-システイン
という形で治療しています。
必ずしもそれでみな治るとは限らず、またいったん治ったように見えて、また再発することもあるのですが、まずはこのあたりの治療からチャレンジするのが無難かと思われます。
ただ、わんちゃんの状態にもよりますので、この治療がそちらのワンちゃんに適しているかはわかりません。
やはり主治医の先生の指導に従われるのが良いと思いますので、あくまで参考にとお考えください。
回答専門家

- 沖田 将人
- (富山県 / 獣医)
- アレス動物医療センター センター長
地域に密着したワンランク上のホームドクターを
アレス(Alles)とはドイツ語で「あらゆること」を意味します。インフォームドコンセントの充実、年中無休、CTスキャナ導入など動物たちの幸せにつながることなら、飼い主様のあらゆる要望にお応えしたい。そんな願いを込めて診療に取り組んでいます。

Re:犬の脱毛症Xについて教えてください。
アロペシアX(脱毛症X)に関しては詳細な原因は不明とされていますが、様々なホルモンに起因することが示唆されております。
未去勢であれば去勢手術は有効な治療になる可能性もあります。また前立腺肥大に使用する薬剤やクッシング症候群に使用する薬剤に反応があったのと報告もあります。
またその他に皮膚の環境を整えるビタミン剤を使用することがあります。
当院でも去勢、薬剤、サプリメント等の治療の反応は症例により様々です。
いずれにしろ、治療に対する反応を観察していく必要があり、また、一度、良化しても再発する可能性もありますので、主治医の先生とよく相談しながら、治療を勧める必要があります。
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