はじめまして。18歳の女です。
私は小学2年生の頃から、理由は覚えていないのですが、登校拒否をし始め、高校2年生までまともに学校へ行ったことがありませんでした。
高校についても、親が高校だけは卒業しろと言うので、行きたくなかったのですが、高校で出会った友達のおかげで、なんとか卒業出来ました。
家族と一緒にいるのが嫌で、専門学校への進学をきめたのですが、今更になって行きたくない気持ちが大きくなってきました。
それに越して来た今住んでいる家は、祖父母の家で居心地がいいとは言えません。
これから2年間ここにいるのか、と思うと気が重いですし、最近始めたアルバイトも、自分には合っていないような気がします。
そんなこともあって、良く眠れなかったり、朝から泣いたり、小さいことで苛立ったり、食欲もなかったり、自分の感情に疲れます。
親には今まで、散々迷惑も心配もかけてきたので、何も言えません。アルバイトも最近始めたので辞められず、学校も入学準備はもう出来ているため、取り消しには出来ません。
もう、どうしたらいいのかわかりません。
自分は情緒不安定なのか、病気なのか、病院に行くべきなのか、行ってどうにかなるのか、もう疲れて考えることすら嫌になります。
意味のわからない長文で申し訳ないですが、どうしたらいいのか、教えて頂きたいです。
冴さん
(
岡山県 / 女性 / 18歳 )
回答:2件

快眠コーディネイター 力田 正明
快眠コーディネイター
43
悩みをカードにして、優先順位をつけましょう!
冴さん
質問ありがとうございます。
私はこの質問を拝読させていただき、過度な情緒不安定とは、あまり感じませんでした。むしろ、「冴さんは、心の優しい方」という印象を強く抱きました。
その優しさが、今は、周りに気を遣って、自分の中に溜め込んでいる部分はありませんか? とても息苦しさを感じませんか?
まだ自我が確立されていない年代なので、焦らず、自分の気持ちを、大切に拾って上げてください。たぶん、何から手をつけていいのか? それがわからなくて、心が大きく乱れている状況のように思えます。
そこで、私からの提案です。これは私が勝手に名前をつけているのですが、「リッキー式!ぼやきカード解消法」です。
1.まず、悩みを一つずつ、カードに書いてください。思いつくだけ。カードは、100均ショップで、「WORD CARD」という単語カード大判が、最適かと思います。あとは12色のペンを用意してください。
2.書くときの注意点は、できるだけ、自分で楽しめるような表現がポイントです。
3.別に人に見せるわけではないので、ほんとに腹が立っていることは、赤字で「〇〇腹立つ!」と人目でわかるように。イラストなんかも入れながら、「感情」は、カラーで書き出して見てください。言葉の羅列は、効果が半減します。
4.カードの中には、「感情」と「事実」が混在しています。まず、それを分けるのですが、「事実の内容」は、黒のペンで書いてください。
5.カードを「事実」のグループと「感情」のグループに分けます。「事実」のグループは、自分の中で重要度の高い順に並べてみてください。 「感情」のグループは、2日間、寝かして置いてください。そのときに、書いたときの感情のテンションを100としたとして、2日後、そのカードを見たときの、感情のテンションを書いてください。半分くらいに減ったなら、「50」と日付を書いて、その横に「50%」と。
補足
この「リッキー式!ぼやきカード式解消法」は、頭の中で、事実と感情がごちゃごちゃになっている状態を、カードに落として、ここがポイントですが、「視覚化」するという作業を目的としています。
頭の中で考えているときは、整理できているようで、なかなか整理できません。それが、何から手をつけたらいいか?わからなくなって、不安につながります。人間は、その頭のなかにあるものを、視覚化すると、客観的に現状を見ることができます。今までの不安感は、おそらく和らぎます。
その中で、整理がついてきたら、次のステップです。これは「できれば」でいいです。ご家族や親友などに、「私、今こんな悩みあるんやけど、聞いてくれる?」と、信用できる人に聞いてもらうことです。人に話すことができれば、ずいぶん心が軽くなっているはずです。聴き手の人から、思わぬアドバイスをいただいたりすることも、よくあります。
最後に、私から贈る言葉です。
性格の「長所」「短所」は表裏一体です。ボールを右から光を当てるか?、左から光をあてるか?
たとえば、「自分の思いを伝えるのが苦手」というのは、「優しい性格で、相手のことを考えて、大事にする」というように、プラスの表現に言い換えましょう。
「人生、すべて、解釈です。」
(ちょっと奥の深い言葉なので、心の片隅に留めておいて下さい。きっと、この先、この言葉の意味がわかるときがきますから、無理にわかろうとしないでくださいね。
今回の提案が、少しでも、心が軽くなれば、嬉しく思います。

石川 裕理
心理カウンセラー
1
「支え」が足りません
こんにちは、臨床心理士の石川です。
私は、「家族療法」を専門としている心理療法家です。
冴さんは、ずいぶん幼い頃(小学2年)から悩んできたのですね。
登校拒否の理由を冴さんは「覚えていない」と言いますが、それは当然のことで、
子どもは無意識のうちに「家族のために」登校拒否をするんですよ。
冴さんが学校に行かなくなったり、「家族に迷惑をかける」ことで、家族には「良いこと」があるんです。
私の言っていることが、理解していただけるでしょうか?ちょっと難しいでしょうか?
冴さんは今まだ18歳。自分ひとりで物事を決めたり、行動するのは勇気がいるし、大変ですよね。こんな時、家族に頼れないというのは、つらいことですね。
冴さんには、本来あっていいはずの「支え」が足りません。だから「情緒不安定」と感じるんだと思います。
「親には今まで、散々迷惑も心配もかけてきた」と冴さんは言いますが、私から言わせれば、子どもが成長する上で親に苦労をかけるなんて当たり前のこと。冴さんは、自分が元気に生きているだけで親孝行だと思えばいいのです。
もし、そんなふうには思えないというなら、冴さんには、「ずうずうしさ」が足りないと
思いますよ。
もし出来れば、カウンセリングを利用して、今ご自分が置かれている状況の理解や整理、
家族との関係を理解し、今後の人生を考えることをお勧めしたいですが、難しいでしょうか?
高校では、良いお友達に巡り合えてよかったですね。
自分を追い詰めないで。自分を大切に、自分のために、「支え」を求めてくださいね。
補足
冴さんには「ずうずうしさ」が足りないと書きましたが、
ちょっと表現が強すぎて誤解をされてしまうかもしれないので、補足しますね。
冴さんの文面から、私は冴さんはご自分が思っている以上に「良い子」なのだと
感じます。
周囲の人や親に迷惑をかけまいとして頑張りすぎ、むしろ頑張りすぎてポキンと心が折れて
しまい、体調を崩したりして、結果的に迷惑をかけてしまい、そんな自分を責める、というようなことはありませんか?
まず、「自分はありのままの自分で、今のままの自分でいいんだ」と認めましょう。
この感覚を「絶対受容(radical acceptance)」と言います。
自分の全存在を、絶対的に受容する心のあり方です。
今まで、冴さんがしてきたことは、すべて必要だったこと。家族のためにも、自分自身のためにも。だから、後悔することはないのです。
そして、親を困らせることが子どもの役割。冴さんのおかげで、ご両親は成長できるのですよ。
少しでも、冴さんが元気になるきっかけになれましたら、幸いです。
冴さんが元気に毎日を過ごせることをお祈りしています。
(現在のポイント:5pt)
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