対象:心と体の不調
回答:3件

快眠コーディネイター 力田 正明
快眠コーディネイター
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環境変化のストレスによる音恐怖への影響
こいちさま
ご質問から、音恐怖という症状の中で、6年間という長い月日の中、毎日感じられる不安感のしんどさをお察しします。
音に対する感受性は、個人差があります。睡眠相談の中でも、引越し先が、JR貨物線の近くなので、夜中、貨物が走る音とその振動に不眠を生じ、その方も慣れることができなく、結果、引越しをされました。
質問の情報量ではわからないのですが、睡眠には影響でていますか?
寝室が静けさを確保できていることを願っています。人間の音の感知というのは、不思議で、物音より人の声のほうが、耳に入ってきます。
私のコラムで、それを利用して、目覚まし時計を人の声にする一工夫の提案をしたのですが、こいちさまにとっては、音の種類に関係なく、音に対して恐怖感を感じているのですね。
結婚後、なにか音に関して、過敏になるような出来事はありませんでしたか?
おそらく、環境変化という高いストレスが、音の認知の点で、心理的作用を及ぼしている可能性があると思います。
まずは、心療内科への受診をお勧めします。まず、自分ひとりで抱え込まないでくださいね。オールアバウトの専門家に相談するなど上手に使ってくださいね。
この回答が、少しでもお役にたてれば嬉しく思います。
評価・お礼

こいちさん
2012/04/02 16:04力田先生励ましのメールいただき有難う御座いました。
精神的にもストレスが多いときや、身体の調子がすぐれないときなどは
特に音に対しても過敏になってしまいがちです。
力田先生のアドバイスをもらったのでストレスともうまく付き合いながら
時には、お医者様の力もお借りしたいと思いました。

快眠コーディネイター 力田 正明
2012/04/02 22:05こいちさん
過分な評価ありがとうございます。
「ストレスとうまく付き合う」とても大事な気付きです。少しでも回答がお役に立てたかなと嬉しく感じています。
また、なにかストレスを感じることがあれば、指名投稿してください。
精一杯、回答させていただきます。もし、自分の身に丈で、対応できないときは、その旨をお伝えします。それが、専門家としての私の立ち位置と軸だからです。ほかにも、いろんな専門家の方もおられるので、上手にプロファイルを利用してください。
上手にDrの力も借りてください。こいちさんは、すでにツボはわかってられます。素晴らしいです!

牧野 俊浩
音楽家
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耳には蓋がありませんから
はじめまして、こいち様。
難儀な問題ですね。人間がもっている根源的な恐怖は「落下すること」と「音」だそうです。
私は「音楽セラピー」を専門にしている音楽家です。音の力、更に絞り込むと「歌の力」で社会貢献をしています。
そういう立場で言うと、こいち様には何もアドヴァイスを差し上げることができないかもしれません。
耳は一日の中でも最初に目覚め、最後に眠る器官です。
太古から、人間の安全確認のために酷使されつづけてきたわけですね。
闇夜を想像していただければご理解いただけると思います。
更には、目のように閉じるという蓋がありません。
ならば、自分で蓋をつけるしかありません。
若者たちの使用しているヘッドフォンやイヤーフォンは、外界の音を遮断する目的といえるかもしれません。
ささやかなアドヴァイスとしては、この方法で慣れていくしかないのかなあ。
こいち様の好きな音楽はありますか。
それを流している時は大丈夫ですよね。
耳の機能というのは、同時に二つの音は聴けないのだそうです。
選択をして聴いているということ。ハーモニーというものも、一体化しているから一つとして認識しいるのでしょう。
自分の好きな曲でやわらかな曲を選んで,ヘッドフォンなどで耳元で流しながら遮音しつつ自分の音世界に没頭するというのはいかがでしょう。
耳には蓋がないという生体的事実を受け入れながら、なるべく自分の世界を守る。
こんな事しか申し上げられません。
もし原因が精神的なことに由来するのでしたら、私が「音楽セラピー」のレッスンでお伝えしている「呼吸の仕方を変える」というのもいいかもしれません。私のブログの記事で「エイトフォーの法則」という呼吸法をお伝えしています。
ゆっくりとした曲で歌詞のないもの(例えば環境音楽というジャンル)を流しながら、呼吸を整えてゆくことで、多くの方が精神的なやすらぎを得ておられます。
詳細は私のブログをご参考に。
http://ameblo.jp/syaonken
「社会を音楽化する人」というブログです。
聴覚が敏感であるというのも、逆にやっかいなものですね。
音楽家にはうらやましい才能ですが。
ご参考になりましたら。
評価・お礼

こいちさん
2012/04/02 16:09牧野先生音楽のジャンルについて教えていただきまして有難う御座いました。
自分にあった家事がはかどる音楽を見つけて家に居る時は、リラックスしたいと
思います。

牧野 俊浩
2012/04/04 10:58こいち様
回答が中途半端なものになってごめんなさい。
追加して、私の考えている「呼吸法」の実践のときに推奨している楽曲をお伝えしておきます。私の著作「声みがき術」からの引用ですが、ご参考になれば。
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トレーニングをする時に、柔らかな響きをもつ、ゆったりとした音楽を流しておくのも呼吸を深めるためには有効です。
言葉を伴わない楽曲がいいでしょう。言葉があると左脳はその言葉を聞き取って意味づけようとしますので、却ってリラックスできないことになります。
全く理解のできない国の言葉で歌われている曲なら、まだ良いかもしれませんが。
お勧めとしては、アンビエントミュージックと呼ばれる環境音楽。
作曲家としては、ブライアン・イーノやロジャー・イーノなどのものを私は好んで利用します。クラシカルなものでは、環境音楽の始祖といわれるエリック・サティの曲もいいかもしれません。
私がトレーニングによく利用するのは、
「鏡面界」 作曲:ブライアン・イーノ
「ヴォイス」 作曲:ロジャー・イーノ
「スティル ウェイ」: 作曲: 芦川 聡
「しずくたち」 作曲: 高野 昌昭
「天界」 作曲: 喜多郎
などです。
1980年代初頭の環境音楽が多いので、手に入れるのは少し難しいかも知れませんけど・・・・・・まあ、ネット検索の手もあるとして。
ただ、今あげた曲に特別な力があるということではなく、ゆるやかで、ぼんやりした映像をイメージさせるものなら、あとは趣味でお選びになっていいでしょう。
あまりはっきりした拍子感がないもののほうが、ビート感にとらわれなくていいです。
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石川 裕理
心理カウンセラー
104
深い精神心理的な要因が
こんにちは、臨床心理士の石川です。
車のドアを閉める音や、子どもの「少し大きい声」程度の音は、
「騒音」とは呼べないものなので、これらが「怖い」という状態は、
深い精神心理的要因が関与していると思います。
結婚以来6年間ずっと悩まされているというのは長いですね。おつらいことでしょう。
こいちさんの「音恐怖」を理解し克服するには、
精神分析的アプローチが必要と思います。
「育った環境はとても静かだった」というところにヒントがある気がします。
こうしたオープンな質問回答欄では、深く言及することには限界がありますから、
個人カウンセリングをお勧めいたします。
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