対象:住宅資金・住宅ローン
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現在マンション購入を検討していますが、
金利が安くなっているせいなのか、普通に考えたら無理ではないかと思える物件ですが、
ローンの審査が通りそうな状況です。
自分たちの収入から考えて少し高すぎるのではないかと不安に思い質問させていただきました。
条件としては以下のようなものになります。
・年収(額面)
夫:550万 34歳
妻:300万 33歳
結婚10年目 子なし
・貯金額:1500万(以前住んでいたマンションの売却益1000万+貯金500万)
・物件価格:5000万
貯金も少し残したいし、他に諸費用等必要になると考えてので、
ローンの金額は3800万位を考えています。
金利については各種優遇など受けると、
現在は変動金利で0.775という値になるようです。
この金利であれば月々の返済額は10万強という試算でした。
(+管理費・修繕費を入れると12万程度になりそう)
ちなみに今は賃貸住宅で11万円の家賃を支払っています。
今は金利が安いということもあって、返済額だけ見ると問題なさそうな気もしてきてしまいますが、
実際のローン額と自分たちの収入を比較するととても無理なのではないかとも思います。
物件自体はとても気に入ってしまったので購入できるならしたいのですが…。
ご意見をお聞かせください。
よろしくお願いいたします。
no3さん ( 北海道 / 男性 / 34歳 )
回答:3件
厳しいでしょうか
no3 さま
はじめまして、不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。
ご質問いただきました件ですが、
ご夫婦共働きということでしたら、そんなに厳しい住宅ローンではないと思います。
しかし、奥様がお仕事を辞める可能性が少しでもあるのであれば、
ご主人様お一人の収入でも返済可能かどうか、シミュレーションをしてみてはいかがでしょうか?
全般的に、不動産会社で資金計画をお願いすると、
一番低い金利の変動金利型の住宅ローンで計算することが多いようです。
購入者にとって、他と比較して 圧倒的に金利が低い変動金利は、さぞ魅力的に映ると思います。
とはいえ、変動金利には金利上昇リスクが伴うので、将来設計が立てづらいというデメリットもあります。
まずは今後のライフプランや金利上昇も加味し、毎月いくらまでなら返済できるのかを考えてみてはいかがでしょうか?
その際、将来の返済能力の低下リスクも考慮に入れたシミレーションも併せて行う方がベターです。
以上、ご参考になりましたでしょうか
アドキャスト:http://ad-cast.co.jp/ 藤森哲也
FPによる住宅ローン初回無料相談 http://www.ad-cast.co.jp/money/loan/
住んでから気になることを事前に説明 物件調査報告 http://www.ad-cast.co.jp/purchase/object-report/
回答専門家

- 藤森 哲也
- (不動産コンサルタント)
- 株式会社アドキャスト 代表取締役
将来必要なお金を把握せずに、家を買うのって怖くないですか?
売ってしまえば終わり・・・になりがちな不動産業界の現状に疑問を抱き、不動産購入には欠かせないお金の勉強をスタート。FP資格を取得。住宅購入に向けての資金計画、購入後の人生設計までトータルにサポートする「一生涯のパートナー」を目指しています。

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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住宅購入について
no3さんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
『今は金利が安いということもあって、返済額だけをみると問題なさそうにな気もしますが、
実際のローン額と自分たちの収入を比較するととても無理なのではないかとも思います。』
につきまして、
住宅を購入する場合、
購入したあとからのローン負担を少しでも軽減するためにも、
頭金として物件価格の20%相当額プラス諸費用分につきましては、
予め用意したうえで、住宅を購入するようにします。
尚、no3さんの場合、
物件価格5,000万円に対して、
頭金額は1,200万円ほどのようですから、
20%以上の金額を用意できていることになります。
また、住宅ローンを組む場合、
ローンを組んだあとから家計を過剰に圧迫されないためにも、
ご夫婦で共働きということでしたら、
ふたり合わせた手取り月収金額に占める住宅ローンの負担割合として、
30%ほどに収まるように、住宅ローンを組むようにしていってください。
尚、住宅ローン商品を選択する場合、
ほぼ毎年のように繰り上げ返済を行うことが可能ということでしたら、
早期完済を目指すことになりますので、
ローン金利も低くて済む、
変動金利や短期固定金利で住宅ローンを組むことになります。
ただし、ローンの更新にともない、
ローン金利の見直しも頻繁に行われますので、
返済の途中からローン金利が上がってしまい、
毎月の返済額が将来増えていってしまう可能性があります。
よって、住宅ローン商品を選ぶ場合には、
将来予定しているライフイベントやライフイベント資金のことも十分に考慮したうえで、
無理のない返済計画たてるようにしていってください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/

森 久美子
ファイナンシャルプランナー
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変動金利を前提に考えないこと
no3さん、こんにちは。
ファイナンシャル・プランナーの森久美子です。
返済は、変動金利を前提にお考えのようですね。
住宅ローン選びが金利の低さというのは間違ってはいませんが、それは目先の金利のことではありません。
30年以上長い目でみて、リーズナブルな方を選択するということです。
住宅ローン金利は、通常固定金利より変動金利のほうが低くなります。
それは、金融機関が将来の金利変動リスクを引き受けてくれるためです。
つまり、足元の変動金利がいくら低くても、変動金利を選択することは、将来金利が上昇した場合の返済額増加のリスクを借手が引き受けるということ。
また、総返済額でどちらが有利になるかは将来の金利動向次第です。
30年、35年のうちには金利は上がることもあれば、下がることもあるでしょうから、返済が終わってみなければどちらが有利かは、本当は誰もわかりません。
たとえば、3800万円を金利0.777%、返済期間35年とすると当初の返済額は、確かに10万円程度です。
これを2.2%の固定金利で考えると返済額は約13万円となり、35年間の総返済額は約5,450万円。
no3さんのご家庭の様子がご質問だけではわかりかねますが、今後の収入やライフプランを踏まえてお考えになった方がいいと思いますが、いかがでしょう。
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