対象:住宅資金・住宅ローン
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現在固定金利2.45%です。来年4月に固定期間が終了し、その後変動金利を選択すると1%前後になるだろうと銀行で言われました。
繰り上げ返済しようと200万円ためていますが、繰り上げ返済するのは金利の高い今と、金利が大きく下がる来年にするのではどちらがお得でしょうか?
らうらさん ( 神奈川県 / 女性 / 36歳 )
回答:3件
繰り上げ返済のタイミングについて
ハッピーハウスの真山です。
住宅ローンの繰り上げ返済は、元金を直接返済します。
したがって、金利が高くても低くても、
返済する元金は変わりません。
返済するタイミングに関しては、
いつでも良ければ、なるべく早いタイミングで
返済する方が、金利の軽減効果が高くなります。
参考までに繰り上げ返済の際の注意点です。
繰り上げ返済の方法としては、
期間短縮型と返済額軽減型の2種類があります。
利息の軽減効果は、期間短縮型の方が大きくなります。
住宅ローン控除を使用している場合は、
期間短縮型の繰り上げ返済で、
ローンの残期間が10年を切ると住宅ローン控除の
適用外となってしまいますので注意が必要です。
その場合は、返済額軽減型の繰り上げ返済を
取る方が良いと思われます。
また、年末年始の付近で繰り上げ返済をする場合は、
年末残高がなるべく残るように
年明けの年始に繰り上げ返済をすると
住宅ローン控除の還付金に有利となります。
ただし、住宅ローン控除は、税金の還付なので、
支払っている税金の額が、
住宅ローンの年末残高の1%に満たない場合は
上記の注意点はあまり関係ありません。
少しでもお役に立てれば幸いです。
評価・お礼
らうらさん
2012/01/24 04:45補足の説明まで詳しく教えていただきありがとうございます。
回答専門家
- 真山 英二
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント)
- 株式会社ハッピーハウス 代表取締役
正しい知識で安心して人生最大のワクワクを楽しんでもらいたい!
人生最大級の買物である不動産購入は、自分や家族が主人公でこだわりを実現していく「人生最高のエンターテイメント」と言えるのではないでしょうか。正しい知識と情報を身に付ける事で、安心してワクワクの不動産選びを楽しんでもらいたいと考えています。
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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繰り上げ返済のタイミングについて
らうらさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、
渡辺と申します。
『繰り上げ返済するのは金利が高い今と、
金利が大きく下がる来年にするのではどちらがお得でしょうか?』
につきまして、
住宅ローンにつきましては、
毎月の返済額は返済当初でも後でも、
返済額そのものはそれほど変わりませんが、
毎月の返済額に占めるローン利息の割合は、
返済当初の方が高くなっています。
また、繰り上げ返済のための資金は、
基本的には借り入れ元本にのみ充当される仕組みになっていますので、
繰り上げ返済を行うのでしたら、
金利が大きく下がる来年ではなく、
金利が高い今のうちの方が、
繰り上げ返済の効果は大きくなります。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
http://www.fpreal.jp/
下村 啓介
ファイナンシャルプランナー
-
【ご回答】繰り上げ返済のタイミングについての
はじめまして、うらら様
FP Office Tomorrow代表、ファイナンシャルプランナーの下村と申します。
記載された情報から少しその他の状況なども推測し、下記のとおりご回答させて頂きます。
1.タイミングについて
高金利の今とか低金利の来年は関係なく、早いにこした事はありません
ただし教育費とかが圧迫する可能性があるので、できたらキャッシュフロー表を作成し、将来の資金繰りを確認して下さい。
2.繰上返済の方法(期間短縮か返済額軽減か)
繰上返済後も今までと同じぐらいの返済額で問題なければ、期間短縮型の方が元本の返済が早い分、利息の総額は低くすみ、また金利上昇時のリスク対策になるのでお奨めです。
3.お奨め
ご質問にはありませんが、借り換えが有利か否かもご確認された方がよいと思います。
勿論、借り換えの場合は手数料がかかるので必ずしも得というわけではありません。
(弊社HPの解説:http://www.fp-tomorrow.com/m1cont4.html)
仮に残高2000万円、残期間30年とした場合、金利が1%の場合と0.875%の場合を比較してみると
1%の場合 → 毎月返済64,327円(総額2,316万円)
0.875%の場合 → 毎月返済63,186円(総額2,275万円)
で、40万円ほど差があります(※あくまで上記の場合)
上記0.875%というのは、ネット銀行の1つ住信SBI銀行の変動金利の現在の金利で、8大疾病で就業不能になり条件を満たした場合、返済が不要となったり一定期間免除となったりします。
手数料が借入金額の2.1%かかりますが、団体信用生命保険、保証料も無料なので、ご自身でネット銀行ですすめられるならお奨めです。
いくつかのネット銀行の一括資料請求もでき、ご相談のフリーダイアルもあるので↓をご参考にしてみて下さい。
http://www.zubat.net/home-loan/promo/landing/refinancing/?ID=cseaw00127
以上、うらら様のより良い未来(明日)を祈願しております。
追伸:2/5,6東京に出張しておりますので、ご必要あればご相談下さいませ。
FP Office Tomorrow 代表 下村 啓介
http://www.fp-tomorrow.com/
評価・お礼
らうらさん
2012/01/24 04:44非常に詳しいアドバイスありがとうございます。
下村 啓介
2012/01/24 08:25うらら様のお役にたてたようでよかったです。
うらら様のこれからのより良い未来(明日)を心よりお祈り申し上げます。
FP Office Tomorrow 代表 下村 啓介
http://www.fp-tomorrow.com/
(現在のポイント:3pt)
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