対象:エクステリア・外構
今日ウリン材、リブ付のウッドデッキを業者さんに施工してもらいました。
夕方見てみると、ネジで固定しているまわりの床の部分がささくれています。
ネジがかなり深く入って固定されている感じがします。
経年変化でささくれるのはあると思うのですが、施工している業者さんの材料が
そんなによくないものなのでしょうか。リブ付がいけなかったのでしょうか。
隣の家のウッドデッキはリブなしのィペ材なのですが、ネジのまわりもまったくささくれはありません。施工の仕方がいけないのでしょうか。
ウッドデッキで子供達が裸足で遊ぶのを楽しみにしているので、なんとかささくれをなくしたいと思うのですが、素人なのでよくわかりません。あさってフェンスを施工してもらうので、どうしたらよいのかどうか教えてください。
よろしくお願いいたします。
rinnrinnさん ( 神奈川県 / 女性 / 36歳 )
回答:2件

花 仁志
ガーデンデザイナー
-
No problem !
No problem !Gardening Shop HanaHanaの 花 仁志です。
ウリンは電車の枕木や桟橋に使用するくらい、硬く、耐久性にすぐれた木材です。
油分が多いため、着色が困難だったり、油分がしみたりする欠点はありますが、着色をしないのでしたら、最高の材料と言えるでしょう。
ビス頭の入る下穴を開けずに深くビス施工すると、ビスの頭が沈む際にささくれることが多々あります。弊社ではビス穴はサンドペーパーでこすったあとにコーキングしますが、ウリン材でステンレスビスでの施工ならば、コーキングも必要ないでしょうね。ビス穴の周りをサンドペーパーでこすって、ささくれをとってもらって下さい。
「はだしでデッキを使用したく、ここがささくれているので、ペーパーでこすってもらえませんか?」とお願いしてみてください。問題なく対処してくれると思います。
業者に問題があるわけではないと思います。最初に、はだしでデッキを走りたいことを、伝えましたか?西洋では靴の文化です。デッキも靴で使用するほうが多いと考えている人も大勢います。そっちのほうが主流なのかもしれません。わたしは子供はレンガでもコンクリートでも芝生でも土でもはだしで走って欲しいと思います。
評価・お礼

rinnrinnさん
2011/12/22 12:45花さま
回答ありがとうございました。
業者さんにお願いして、ささくれをペーパーでこすってもらうようにいたいと思います。
少し安心しました。
ありがとうございました。

花 仁志
2011/12/22 14:45色々夢を描いて、高い金額をだしているので、完成するまでは不安だらけですよね。業者もどこまで説明するべきか悩みます。最悪を想定してあれやこれや話しをすると、不安を増長させてしまうことが多いので、どうしても常識の範囲での説明に留めてしまいがちです。最後に喜んでもらえる事が一番うれしいので、多少の質問やお願いは全然問題ありません。常識を超えるお願いは無理だと言うでしょうから、遠慮なく言うべきです。ただ最後に色々お話しを伺って、直しをかけようと思っている時に、強い口調で指示されるのは、あまり言い気持ちになりませんので、話し方は工夫してください。時勢柄、安く請け負う業者が増え、悲しい話しを聞くことが多くなりました。安く請け負う業者は、利益のためにコストを考えなければ経営が難しいのでしょうが、どこの業者もいい仕事をしたいと思っています。必ず心は通じると信じています。
楽しいお庭ができますようにかげながら応援しています。ご清聴有難うございました

新岡 俊彦
ガーデンデザイナー
1
一般家庭向けのウッドデッキにはリブ付きはお薦めできません
ウッドデッキ専門施工会社テクノグリーンの新岡と申します。
原因はリブ(溝)です。ネジが深く入っている状況から、皿取錐を使用してネジ頭の部分が表面から出ないように埋めこむ施工をしているので、施工の仕方に問題はないと思います。凹凸のある3次元の曲線に、このキリで皿取加工をすると、どんな職人が施工してもささくれが生じます。
また、イペ材でもリブ付きの材では同じ問題が生じますので、ウリンが悪い材料だったとも思えません。
元々リブ付きのウッドデッキ材は公共事業や、大規模商業施設の靴を履いて歩く事が前提の場所で「滑り止め効果」を期待して使用されます。しかし実際はリブと平行方向に歩くときは摩擦抵抗が小さくなり逆に滑りやすい事が判明してからは、使用頻度が小さくなってきているのが現状です。
私は家庭用のウッドデッキではリブ付きをお薦めしません。何故なら今回の問題も含め、天然木材はウリンでもイペでも多少の差はあれ、どの木材でも経年変化によりささくれ、干割れ、毛羽立ち,表面の荒れは免れません。
そんなとき、ハードウッドはサンドペーパーを掛けてやる事により、かなり元の状態の滑らかな表面に戻す事が可能です。これがリブ付きですと、凹凸があるため、まんべんなくメンテナンスすることが難しいのです。
完全にとはいかないでしょうが、施工業者さんに、ネジ部分のささくれをひとつ、ひとつにサンドペーパー掛けをお願いしてはいかがでしょうか?
補足
通常リブ付きのデッキ材はリブが付いて面はワンフェース(1面)かと思います。
後々のメンテナンス(サンダー掛け)を考えますと、もしワンフェースですと、ひっくり返して現在裏面になっているフラットな面を表面として施工し直してもらうのも、ひとつの方法かと思います。
せっかくのお子様へのウッドデッキですので、少しでもご希望のウッドデッキに近づくといいですね。
ウッドデッキ専門施工会社のテクノグリーンのサイトを参考にしてください。
http://www.technogreen.jp/
評価・お礼

rinnrinnさん
2011/12/22 12:49新岡さま
回答ありがとうございました。
そうですか、リブ付だとメンテナンスも大変なんですね・・。
リブの方がささくれにくいと聞いたのでリブ付にしたのですが、残念です。
裏返して施工し直してもらうという方法もあるのですね。
検討してみます。
ありがとうございました。

新岡 俊彦
2011/12/22 17:33そうですか、真逆の事を聞いてリブ付きを選んでいたんですか。実は12~3年前に発注元(ある地方自治体)と設計の建設コンサル、施工業者(当社も含め)間でボードウォークを施工するにあたり、このリブ付きとなしでの比較評価をしたことがあります。
そのとき、簡易試験と理屈の上からも、今回のネジ穴部と木口の切断端部はリブ付きの方がささくれしやすいという結論に達し、リブ無し設計となった事例があります。
それ以来、専門施工業者間では「リブ付はささくれしやすい」というのが常識となっていると思っていましたが、そんな情報がいまだ出廻っていることは残念に思います。
当社では全て完了してから全部のサンダー掛けを行っていますので、今回の業者さんも、これからフェンス工事があるようなのでそれが終了後、サンダー掛けをする予定かもしれません。サンダー掛けを丁寧におこなえば、とりあえずささくれは取れますので、さりげなく「最後にサンダー掛けるんですか?」と聞いてみてはいかがでしょうか?
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A