対象:インテリアコーディネート
1年ほど前新築しております。
建築中よりとても悩んだ建具の色、良く考えたつもりが実際完成してみるととても気になるのでアドバイスお願いいたします。
床、建具玄関を除き全てトステムのエッセンです。
玄関はドアがダークブラウン(外装が白系だったため、安っぽく見えないように玄関のみ落ち着いたハーティーブラウンを選びました。)
玄関床がトステムのマーブル柄(白系の人工大理石調)です。
本当は内装の建具も玄関ドアとあわせて床、建具ともにハーティーブラウンにしたかったのですが、エッセンに近い梁の色と統一感を出すため、室内の明るさ、空間の広がりを考慮して、明るいエッセンにしました。
キッチンはヤマハの白鏡面タイプ、人工大理石天板です。
実際住んでみると、軽くて安っぽい印象でとても残念です。(黄色みが強く出てあまり気に入っていません)ただ、明るい感じは気に入っています。
空間の広がりや明るさを確保しつつ、安っぽくならず、リッチで洗練された印象にするにはどうしたらよいか、照明の色は白系か電球色どちらがよいか、合わせる家具などアドバイスよろしくお願いいたします。
ちょりこさんさん ( 秋田県 / 女性 / 41歳 )
回答:4件
家における建具の占める割合は意外と大きいですよ!?
こんばんは。パウダーイエローの稲垣史朗です。
トステムのエッセンの色は新建材では逆に安っぽくなりますね・・・これが付板の塗装仕上げであれば又話は別ですが。
新建材の建具は、実際に生活空間における場合には余程、選定に気を付けなければ失敗します。
特にタイトルにも書きましたが、生活空間における建具の占める割合は非常に多いのです。
逆に質の良い建具を選定することで家のグレードは格段と上がるものです。
現在の様な新建材の商品と言うものは、ある意味粗悪な商品と言っても過言ではありません!
どこにお金を掛けて、何処を掛けないかのバランス感覚が多くの方達が間違っているのが日本の現状です。
結論から言えば、建具を全て交換するしか方法は無いと思いますね。
新築したばかりなのにと思われますが時には高い授業料を払う時もあるものです。
これから何十年と嫌なものと向き合って生活して行くか、思い切って建具の交換をするかはちょりこさんの価値観に関わる問題でしょう。
答えは決してその場しのぎの小手先では解決しない事もあるものです。
評価・お礼
ちょりこさんさん
2011/09/01 08:31ご回答ありがとうございます。やはり、安っぽいですか・・・「大きな買い物だけに、とても残念です。新建材の商品と言うものは、ある意味粗悪な商品」。ということは、きっと濃い色の同じ建具を選んでも安っぽいと感じてしまうということですね。。せっかくいただきましたご回答ですが、建具すべてを交換することは不可能です。ほかに、何かよい案がございましたらいただけると幸いです。
回答専門家
- 稲垣 史朗
- (神奈川県 / 店舗インテリアデザイナー)
- パウダーイエロー 代表取締役 兼 チーフデザイナー
物販(アパレル系)と美容クリニックのデザインが得意。
店舗のデザインに特化したお悩みを相談してください。デザインから現場施工まで1000件以上の経験がございます。誰に、何を、どの様に、お店を開店したらよいのか?不安な点は全てご相談に承ります。
稲垣 史朗が提供する商品・サービス
どんなスタイルも好みの形でオーダー家具作成のご相談に乗ります
壁面収納等など自分だけのスタイルでお気に入りの家具を素材選びからご相談させて頂きます。
リフォームとは、ちょっとしたアイディアから生まれて来るものです。
吉良 ヒロノブ
インテリアデザイナー
79
ナチュラル感がありませんね!
ちょりこさんの文章から気がかりな点を直感で申し上げますと自然なものでない素材ばかりを使ってると思います。
書かれているメーカーのアドバイザーも経験してましたが、全体に美しく間違いが無いのがメーカー品です。最近の住宅建築では新素材のオンパレードでどれも綺麗ではありますが、深みを感じません。それは全て薄い新素材で本物ではないからです。
素材感が無いものは部屋にいても何か物足りないものです。
よく「気」という言葉をお聞きになると思いますが、本物の自然な素材にはマイナスイオンを発するものが多いと思います。
山や海に出かけた時に感じるときがあると思います。
現在の空間に本物の素材を加えてみてはいかがでしょうか。
評価・お礼
ちょりこさんさん
2011/09/01 08:23ご回答ありがとうございます。そういえば落ち着かない感じがします。観葉植物などを置いてみようかと思いますが、そういったものでもカバーできますでしょうか?
吉田 武志
建築家
-
今は我慢してリフォームの時に
栃木県宇都宮市で注文住宅とリフォームを手がけています。
ヨシダクラフトの吉田武志と申します。
既製品の建具は、一般的に
安っぽくみえてしまい、インテリアの統一感
を出すのは難しい部材です。
特に新建材と言われるシート貼りの建材は顕著です。
今は我慢して、将来 内装のリフォームをするのが良いのでは
ないでしょうか?
既製品建具の他のデメリットは、既製品なので
廃盤になる可能性が高く、故障した場合、部品のみの交換が
効かなくなり、ドア周囲の壁も壊して交換ということになります。
造作建具にすると、基本的には、部品のみの交換が出来て長く使えます。
良い部分は既製品なので、反ったり、変形したりする
可能性が少ないこと。短期的クレームは少なく、取付技術や施工工程が少ないので
大手ハウスメーカーやローコストビルダーは、殆ど新建材の大量生産品を使っています。
弊社ホームページで建具について記述しています。
参考までに http://www.yoshidacraft.net/material-originaldoor.html
今井 大輔
キッチン・インテリアデザイナー
-
インテリアのバランスについて
はじめまして、注文家具屋フリーハンドイマイの今井大輔と申します。
せっかくご新居に入られたのですから、暮らしを楽しくしたいですものね。
トステムのエッセンと言うカラーが良くないのではなく、メーカーが用意している素材の木目が無難なものが多いため、人工的に見えてしまう部分があります。床材にしても建具にしても、木目がきれいに真っ直ぐ通っているものが良いものとして、取り扱われていることが多いので、見た印象として整然としてきれいだけれど、味気なく人工的に見えてしまうことがあります。
床と建具が統一されているのであれば、その人工的な印象をちょっと崩すようなポイントを取り込むことが良いと思います。
観葉植物を置くことも良いと思います。お部屋の顔になるような葉が大振りのものや独特の形をした植物を取り入れたりすることでお部屋に変化が生まれます。また植物は成長すれば表情も変わってゆくことが楽しいものです。
また、テレビボードやリビングボードなどを置いてみるのはいかがでしょうか。その購入される家具も、ただきれいなものではなく、節があったり、独特の木目だったり、自然塗料(オイル塗装)のもので木の質感が手触りで分かるような、表情や質感が見て変わるような家具を取り込むと、床材や建具にばかり目が行くことがなくなり、植物や家具がお部屋全体を整えてくれると思います。
家具は市販品でよいものが見当たらなければ、私たちのようなオーダー家具で作るのも良い方法です。
ほかにも、毛足の長いウールのラグや肌触りの良いソファの生地など、触って感じて気分の良いものでまとめてゆくと、自然と良い場所になっていくでしょう。
その上で、自分が好きな小物を少しずつ加えていくと、きっと居心地の良い空間になると思います。
「残念」と言う気持ちばかりお持ちですと、マイナスな方にばかり気持ちが向かってしまいますので、エッセンのその明るい印象を大切にして、明るい主張しない床と建具には、天然色の強い家具やファブリックを取り入れていくと言う気持ちを持っていれば、「楽しむ」と言う気持ちを一番に持っていれば、ステキな場所になるはずです。
「ハーティブラウン」と色が濃すぎて目立たなくなってしまう色のものもエッセンほどの色のお部屋でしたら、きっと色が映えますので。
いかがでしょうか。
参考にしていただければ幸いです。
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