対象:教育資金・教育ローン
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はじめまして。
年始に子供が生まれ今後の事を考えて学資保険を考えています。
こちらの条件は、
・保険金として総額500万円程度を受け取りたい。
・払込は月々ではなく、一時支払いもしくは全期前納
何社か試算をしてもらっていますが、そのうちの1社が上記の条件なら学資保険を20年満期の養老保険にしたほうがいいと言われています。理由は
1.学資保険の場合は、満期時に税金として課税される
(受領保険金―支払額―50万円)/2が課税対象
2.養老保険は分割で受け取る(分割解約?)ことができるから、100万、200万、200万という感じに受け取れば税金の対象にならない。
3.養老保険は死亡保険も兼ねているので、私に万が一のことがあっても保険はおりる。
4.養老保険には配当金もつく(無配当のものもある話も聞きました)
5.5年目までに解約すると元本割れする。
という説明を受けました。
以上のことから、私の質問は条件(一時払い or 全期前納)で
1.学資保険を子供が17歳:150万 18歳:100万 19歳:80万 20歳:80万 21歳:80万のように分割で保険金をもらっても課税対象になるのでしょうか?あくまでも満期時の利鞘について課税されるのでしょうか?
2.養老保険は、本当に分割で保険を受け取る事が可能でしょうか?
3.養老保険は学資保険と違って、課税対象にならないように分割で受けとる事が可能なんでしょうか?
4.養老保険のリスクは上記の5以外にないでしょうか?
あまり知識もなく、保険屋さんの言う事か本当なのか心配なのでセカンドオピニオンとして回答していただきたく。
宜しくお願いします。
pontanaさん ( 埼玉県 / 男性 / 33歳 )
回答:2件

渡辺 美晴
保険アドバイザー
-
学資保険について
こんにちは
保険アドバイザーの渡辺です。
時間も遅いので簡単に・・・
1 分割で受け取っても課税対象であることには変わりありません。
一時所得については50万円までは控除してよいことになっているので、
その範囲なら税金が発生しないというだけです。
この考えは学資保険も養老保険なども同じです。
一時所得の額は、その年1年間で計算します。その額が50万円を超えれば
税金が発生することになります。
事前に養老保険を「減額」(部分解約)すれば、解約した部分に相当する
解約返戻金について差額計算されます。こうしたことを違う年で複数回行うことで
利益(所得)を控除額以下に抑えるという理屈でのお話しと思います。
*しかし、本来20年預けるはずの元本を途中で削りますので、
常識的に考えても、満期保険金より受取総額は減ると思います。
2 満期保険は1回ですから、ここでいう分割とは、「減額」を意味していると思います。
3 1でも触れましたが、養老も学資も同じです。
4 リスクというより、目的に合っているかどうかということになります。
以下についてもご確認ください。
・終身保険のような商品を利用すれば、死亡保障は貯めたい500万円より
一般的に高くなります。(具体的な例はここでは控えます)
・生命保険料控除の枠が余っていれば毎年保険料を支払う方が有利な場合も
あるかもしれません。(税制の変更がないことを前提とした場合)
小額とはいえ毎年一定額の所得控除も計算すると結構な額になります。
・養老保険を途中で減額して受け取る場合は、運用の元本を途中で削るので
20年後の満期金額とは異なるはずです。
どのような仕組みかも含め再度ご確認ください。
ちょっとざっくりな説明になってしまいましたが参考になれば幸いです。
当社ではallabout経由の方などを対象に無料で電話での保険相談を行っています。
(もちろん匿名でかまいません。)
お気軽にお声かけください。
http://www.ehoken-web.com
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*両サイトともにリニューアル開始しました。

釜口 博
ファイナンシャルプランナー
-
養老保険の取り崩し
pontana 様
この度はご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務の強いファイナンシャルプランナーの釜口です。
ご質問に対しての回答です。
1.学資保険を子供が17歳:150万 18歳:100万 19歳:80万 20歳:80万 21歳:80万のように分割で保険金をもらっても課税対象になるのでしょうか?あくまでも満期時の利鞘について課税されるのでしょうか?
⇒分割でもらうと雑所得として課税対象となりますので、一時所得で
もらうよりも損ですね。
2.養老保険は、本当に分割で保険を受け取る事が可能でしょうか?
⇒はい!可能ですが、その方法は賢明ではありません。
なぜならば、養老保険の満期金をもらう前に取り崩しをすると
元本割れになる可能性大です。
取り崩し(減額=一部解約)をされるのであれば、長期定期保険や終身保険の短期払い
で途中解約して学資資金にあてる方法の方がベターです。
3.養老保険は学資保険と違って、課税対象にならないように分割で受けとる事が可能なんでしょうか?
⇒可能ですが、2でご説明した通りで、学資資金を資産運用商品
と位置付けされるのであれば、いい方法ではありません。
4.養老保険のリスクは上記の5以外にないでしょうか?
⇒養老保険は現在、貯蓄商品としては選択する保険ではありません。
なぜならば、外貨建て以外は、利回りが低すぎます。
ご不明な点がございましたら、お問い合わせください。
http://www.bys-planning.com
よろしくお願いいたします。
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