対象:住宅・不動産トラブル
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木造住宅竣工後の1年検査で、是正が必要な箇所をチェックし補修することで合意しておりました。ところが、補修工事を行う前にその工務店が破綻し民事再生の適用を申請、あるスポンサーの下で現在は営業しております。破綻し、民事再生を行う等の連絡は一切無く、補修工事の催促をした際に、破綻したのでその前の合意は無効となったと一方的に宣告されました。補修を行うことに合意した時点で、私には債権が発生し、破綻した際も債権者として一定の権利を有していると思うのですが如何でしょうか?また、債権者が破綻したことを知らなかった場合、民事再生後に権利を主張することは出来るのでしょうか?
CHIHIROさん ( 神奈川県 / 男性 / 41歳 )
回答:2件
基本的には、民事再生が確定すれば無理ですね。
おはようございます。パウダーイエローの稲垣史朗です。
この様なケースは多々ありますね~建築関係では特に取扱金額が大きく被害を被る人にとっては深刻な問題です。民事再生が「確定」すれば士さんは全て「管財人」に移行され、負債総額の整理に入ります。
ここで、少し気になるお言葉がありますが現在はある「スポンサー」のもとで同じような業態で仕事をしているとありますが、この点が気がかりになります。
もともと、業務が破たんしたことも連絡が無く、CHIHIROさんがこの様な状態を知り得て催促をした際に1年点検の契約内要は「無効」と一方的な言い掛かりでは当然納得いかないのが常ですよね!
この様な態度から察するところ、この業者はいわゆる開き直りの「悪徳業者」と言われるような「質の悪い」業者にあたることは明白です。
もともと、本当に「民事再生」を申請しているかも甚だ疑問ですね?
開き直りとも言える言動からはかなり怪しい感じがしてなりません・・・破たんしながら同じ業態をスポンサーのもとで仕事をすること自体が問題にあたります。
ここでお聞きしたいのですが、このもとの工務店の社長はこのスポンサーの会社の社員なのか、それともお金だけを援助してもらいながら本来の工務店の名前で仕事をしているのでしょうか?
そこのところの状況が今一つ判断しかねます。
後者であれば、全くの「詐欺行為」にあたりますので・・・
前者の場合には申請中と言うことで、一切の業務が出来ず「会社整理」の状態にあたりますので1年検査の補修は無理でしょうね。
回答専門家
- 稲垣 史朗
- (神奈川県 / 店舗インテリアデザイナー)
- パウダーイエロー 代表取締役 兼 チーフデザイナー
物販(アパレル系)と美容クリニックのデザインが得意。
店舗のデザインに特化したお悩みを相談してください。デザインから現場施工まで1000件以上の経験がございます。誰に、何を、どの様に、お店を開店したらよいのか?不安な点は全てご相談に承ります。
稲垣 史朗が提供する商品・サービス
どんなスタイルも好みの形でオーダー家具作成のご相談に乗ります
壁面収納等など自分だけのスタイルでお気に入りの家具を素材選びからご相談させて頂きます。
リフォームとは、ちょっとしたアイディアから生まれて来るものです。
下大園 幸雄
建築家
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住宅瑕疵担保責任保険の証書は・・・
ログ家設計の下大園です。
CHIHIRO様の住いは、請負業者は、瑕疵担保責任保険に加入が義務付けられた家にな
るはずです。1昨年10月完成物件から施行されています。免責として、建設業の無い業者
は任意で強制ではありません。(請負1500万円以下の工事の場合は建設業は無くても工事可能です。)
保険料は、おおよそ10万前後です。 第3者が、図面、基礎、構造の検査をします。指導
内容は、建築基準法より厳しくなっています。 今の建物は、基本的に瑕疵の発生が無いよ
うに施工されています。 仕上げ具合は、工務店により差は有りますが、構造強度には差が
無い状況下です。 引渡し時に、検査済み書、瑕疵補償保書等が渡されるはずですが、確認してください。 その書類に相談できる機関等もあります。
相談の内容から、書類は無いと推測できます。その場合は、建築確認書の工事管理者に相談されてください。 対応しない場合は、
その社長、担当者のいずれかが建築士の資格を所持しているはずです。新しい会社を作っても必ず、資格を持った管理者は必要です。建築士法で罰則規定が厳しくなり、個人に対しての罰則です。社名を変えても建築士には、義務がありますので、建築士事務所協会に相談する方法も有ります。(無料)
参考にして下さい。
民事再生法の認可が出る業者は、地元でも優良な工務店で銀行にも有る程度の信用が有る会社です。弁護士、裁判費用も高額になります。
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