対象:リフォーム・増改築
はじめまして、相談者Aです。
このたび、結婚生活をするにあたり、
親の所有不動産をリフォームすることになりそうです。
45平米の2DKを1LDKにリフォームし、カーペットをフローリングにし
壁紙を張替え、和室を洋室にする。
以上が最低ラインです。(120万円くらい)
あとはシステムキッチン、ドレッサー(80万円くらい)の交換をするかどうか
を迷っております。
子供ができて、1LDKで(平米)は狭いでしょうか。
住むのに可能だとしたら何歳くらいまでなんでしょうか。
予定では、それまでリフォーム物件で過ごすことに
なるかと思うので、それにあわせて追加工事(キッチン、ドレッサー)
をやってもいいのかなと考えております。
あと、リフォームすることにより売却価格は上がるのでしょうか?
住宅、リフォーム、FPなど専門家の方のご意見を頂戴ください。
相談者Aさん ( 広島県 / 男性 / 30歳 )
回答:2件
システムキッチンは最優先でしょう!
おはようございます。パウダーイエローの稲垣史朗です。
リフォーム時における最優先個所はなんと言っても「水回り」が優先順位の第1番に挙げられます。
将来に「売却」されるのであれば先ず外せない場所ではないかと考えます。
ですから、現在の予算がトータルで200万円掛ることは仕方のないことでしょうね~
なぜなら、さらに楽しい新婚家庭をこれから共に送られる奥様の一番大事な「キッチンスペース」を楽しくさせてあげる意味でも重要な「ポイント」となることでしょうね!
次に1LDKのリフォームにした場合には、お子様の成長を考えればせいぜい小学校に上がる年齢(6歳)程度までが限度ではないかと思います。
本来、小学生の年齢では、いわゆる子供部屋と言うものはいらないと思いますが・・・成長に合わせた「親側」のプライバシーの観点から考えれえばやはり小学校に上がる前ではないでしょうか?
最後の質問ですが、リフォームにより売却時の「価格」が悠里に上がるでしょうか?と言うご質問ですが、これは一概に「上がる」と言うことは断言できませんね。
あくまでも「需要」と「供給」の一致で「価格」が決まりますので、ピンポイントにリフォームの居住空間を気にいれば多少は時の「相場」よりも優位になる可能性も無きにしも非ずですが・・・決して「上がる」とは時の状況による判断ではないでしょうか?
これからお子さんを授かるとして・・・概ね7~8年先の社会状況によるところが大きいポイントになると思いますね。
評価・お礼

相談者Aさん
2011/05/08 08:34回答ありがとうございました。
やはり、200万ですか・・・
今だけのことでなく、将来設計のことまでご提示いただき助かります。
賭けた値段だけ売却時に見込めないとのことですので、
しっかり取捨選択してみようとおもいます。
回答専門家

- 稲垣 史朗
- (神奈川県 / 店舗インテリアデザイナー)
- パウダーイエロー 代表取締役 兼 チーフデザイナー
物販(アパレル系)と美容クリニックのデザインが得意。
店舗のデザインに特化したお悩みを相談してください。デザインから現場施工まで1000件以上の経験がございます。誰に、何を、どの様に、お店を開店したらよいのか?不安な点は全てご相談に承ります。
稲垣 史朗が提供する商品・サービス
収入とのバランスで慎重に検討を!
こんにちは、さおとめあきこ総合研究所の早乙女です。
はじめまして。
ご結婚おめでとうございます!
もとの、2DKのままコンパクトにお住まいでしたら、就学前までは親子三人で暮らせる可能性はあります。しかしソファと食卓を置くなど今時の暮らし、となると幼稚園の頃には荷物で一杯になってしまわれるのではないでしょうか。
そうなると、住み替え、ここは人に貸す、ということになりますね。
人が借りる状態とは、周辺より格安ならば多少古くとも清潔ならば借りる、多少高くても新築だから借りるという状態のことで、ここで指す多少とは、同エリア同条件で想定される家賃の5000円から12000円程度の差額のことです。
残念ながら年間14.4万円程度の収入増。となると設備機器の交換は比べるまでもなく高額という結論になります。
現在は賃貸検索アプリなども充実しており、5000円単位の家賃差で検索設定が出来ますので、キッチンなどを新しくしたからと言って賃料が数万円高くなるとは限らないと考えてよいでしょう。
人に貸す、ということは突然給湯器が壊れた、水栓から水が漏れだしたなどの設備機器の劣化によるメンテナンス費用が寝耳に水状態で数十万のまとまった出費として強いられます。また、固定資産税もかかります。
婚礼箪笥を購入する感覚で出費が、いくらまでなら許せるか、が今回の、新居にかけるリフォーム費用の判断ポイントになります。
1)内装を清潔に整える。表面的にきれいにしてガスコンロ、換気扇、水栓の交換、扉はダイノックシートを張るなど必要最低限の新しさを作る。
2)クローゼットは収納を購入。洗面化粧台(ドレッサー)は新しく必要最低限の機能のものを導入する。
3)親御さんの所有物件ということなので、お家賃が安く済むであろう分貯蓄をする。
お子さんが幼稚園の頃に、家賃を払うと仮定し貯蓄した分を頭金にして中古物件を購入する。
以上が45平米でのスタートする方へのステップではないかと思います。
リフォーム費用は掛け捨てで、中古物件として売却する際のメリットにはあまりなりません。素晴らしいリフォームをしていても所詮人の使い古し。売却の際に新規リニューアルで未使用、とするのとは大きく異なります。
購入する側の立場で考えるとご納得いただけるのではないでしょうか。
補足
拠点が東京周辺のため、地域格差があるかもしれませんが、東京都港区の家賃相場でも、リフォーム代金を回収するのは大変です。
出来るだけコンパクトに、コストをかけないほうが、流動性のある物件については良いと思います。
終の棲家、としてのリフォームとは大きく異なります。
画像は48平米賃料15万が見込めるエリアなので全体的に700万程度リニューアルしたお宅と、あまり賃料が見込めないので表面的にリニューアルし、カーテンや持ち出せる家具にコストをかけた例です。
評価・お礼

相談者Aさん
2011/05/08 08:37回答ありがとうございました。
親子三人なら、やはり、就学前ですか。
現実を思い知らされました。
ライフプランを検討しならがリフォームも考えます。
ありがとうございまいした。
回答専門家

- 早乙女明子
- (東京都 / プロファイリングコンサルタント)
- さおとめあきこ総合研究所 所長
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企業従事者向けコンサル。実務経験を踏まえた、人に寄り添う相談対応。企業の経営改善、成長戦略、マンパワーの調整が得意。プロファイリングしながら、各自に適したアドバイス、魅力の引き出しプロフェッショナルなアドバイスをビジネスライクに致します。
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