対象:仕事・職場
こんにちは。新卒から同じ会社に13年勤めています。
最近、10歳上男性の直属上司とソリがあわなくなり、仕事もイヤになってきてしまいました。
今の上司とは1年半ほど小チームで仕事をしています。それ以前にも面識はあり、はっきりものを言う面白い人、周りに気遣いもでき仕事もできていい人という印象でした。一緒に仕事をするようになった当初は尊敬できる部分も多く、いい関係で楽しく仕事もできていました。
しかしここ3ヶ月ほど前から、上司の前で笑うことができなくなりました。時々自分でも反抗的だなと感じる態度もとってしまいます(ほかの人に対しては普通だと思います)。そういう態度が会社人として良くないことも十分わかっています。
なぜそうなってしまったのか・・・上司に対する不満の積み重ね、例えば、細か過ぎる、意見を求めるわりに自分のやりたいことを通す、大声で人を非難する、など(性格を知る周りの人も共感してくれる)。もちろん良い部分も認めます。大人として我慢すればいいのでしょうができません。今まではどんな人に対しても大体うまく立ち回れたのに、自分がずうずうしくなったのでしょうか!?相手は直球でくるタイプで、直球で返せば倍になって返ってくるので、どちらかというと打たれ弱い私としては、うまく返せない苛立ちと、自分の非として自分を責めてしまい苦しくなります。
先日風邪で体調を崩し原因不明の皮膚疾患が出たりして、何度か休みを繰り返しました。最初は心配してくれた上司ですが、「会社がイヤなんじゃないの」「心の病なんじゃないの」と大声で半笑いで言われたときは、殴ってやろうかと思うほど心の底から嫌いになりました(笑ってやり過ごしましたが)。
体調が戻った今思えば、体も弱っていたので心も弱っていたかもしれませんし、正直会社に行くのはつらかったです。でも本当は出社や仕事ではなく、上司がイヤなんだと認識しました。不在の日は晴れ晴れするし、休みの遅れを取り戻すため自主的にした休日出勤の時、実感しました。でも前のようにやる気に満ち溢れているかといえば、今はモチベーションも下がってきているのが現状です。
様々な上司と接してきましたし、ストレス解消法も一通りやってきています。私の甘えや考え方がズレているのかもしれません。これからどう会社生活を送ったらよいか、アドバイスをいただけますでしょうか。よろしくお願いします。
みぃ100さん ( 東京都 / 女性 / 36歳 )
回答:2件

松山 淳
経営コンサルタント
7
「今」を「意味の再定義」してみる。
みぃ100さん、こんにちは。産業カウンセラーで主に職場の人間関係の相談にのっている松山淳と申します。
かつて尊敬でき、いい関係で仕事できていた上司とソリが合わなくなってしまったのですね。「心の病なんじゃないの」と大声で半笑いされたとのことですが、これは、さぞ、辛かったことと思います。
その上司の言動を考えれば、甘えでも、考え方がズレているのでもありませんね。
文章を拝見し、みぃ100さんは、冷静に自己の現状を分析し把握されています。
その「上司」が、みぃ100さんの心を乱している元凶だとすると、その「上司」に変わってもらうか、みぃ100さんが、その上司を見る見方を変えていくかだと思います。
ただ、上司の変化を期待するよりも、みぃ100さんが、そんな上司に「とらわれない心」をつくりあげていくことの方が、今後のキャリア、会社生活、人生を考えると大切だと思います。
まず「嫌い」は「嫌い」でいいんです。よく「相手のいいところを見なさい」というアドバイスがありますが、まだ上司への嫌悪感が強い段階では、それは現実的ではないでしょう。
それよりも、その「嫌い」はそのままで「今」から何を「学ぶ」かに心の焦点を合わせてみてください。上司は「学び」の材料に過ぎません。この体験もいつか笑い飛ばせる日が来ます。「今」のみぃ100さんはたくさんのことを学び、成長をとげています。苦しみの中でこそ人は成長をとげていく。これは心の真理です。
つまり、心理学の用語で言いますと「意味の再定義」です。多くの人が、上司との関係で悩んでいます。それを「苦しい時間」と定義するのではなく「学びの場」と、別の意味を「今」に与えてみる。もちろん、心がささくれ立っている時は感情が先だって、なかなか、うまくいかないもしれません。ただ、「意味の再定義」をすることによって、少しずつ、現実の感じ方が、変化していくことがあります。別に「学びの場」ではなく、みぃ100さんがフィットする言葉を選んでみてください。
嫌だと思ってしまう自分を否定したり、責めたりしてしまうのではなく、この経験をどう活かすかに焦点をあわせてみる。すると、小さな変化が必ず起きてきます。その変化がみぃ100さんの現状を必ず変えていくと思います。
ささやかなアドバイスですが、みぃ100さんの役にたったら嬉しいです。
健闘を心より祈っています。
評価・お礼

みぃ100さん
2011/02/11 21:57ご回答ありがとうございます。「とらわれない心」…確かに今の私は上司の一挙手一投足にとらわれ過ぎていると思います。しかもネガティブに。自分の感情に素直になればいいんですね。今の私は上司が嫌いです。自分の価値観に合わないだけ、私はあんなデリカシーのない人間にはなりたくない!と反面教師と思うことにします。…と仕事を離れた今は思えるのですが、昨日も嫌味(注意とかではなく)を沢山言われました。これからもその場ではカッとなってしまうこともあるかもしれませんが「反面教師による学びの場」「とらわれない」と心の中でつぶやいていきます。とてもわかりやすく温かいお言葉、ありがとうございました。

野中 香
パーソナルコーチ
5
まずは、いろいろな感情を適切に外に出していきましょう
みぃ100さん
こんにちは。
心理セラピスト&パーソナル・コーチの野中です。
まず、13年間ずっと同じ会社で働いてきたというみぃ100さんのキャリアは素晴らしいものがありますね。
その間、さまざまなご苦労もあったかとおもいますが、きっと何かしらの努力を持って乗り越えてこられたのではないかとお察しします。
現在、上司の方とソリが合わない状態ということですが、誰かみぃ100さんのお話を聴いてくださる方はいらっしゃいますか?
気軽な愚痴を話す機会はお持ちでしょうか?
女性からのご相談でも多いのですが、長年のキャリアを積まれてくるにしたがって、どんどんそういった機会がなくなり、知らず知らずのうちに自分の中だけで抱え込んでしまっていた、ということがあるようです。
単純な性差だと思いますが、女性は「話す」「語る」ことで、気持ちを整理していくのが得意なようです。
けれども、キャリアや立場が変ってきて、話すよりも聴くことの方が求められることが多くなってくると、自然とそういった機会が減ってきますね。
あるいは、無意識的に自分で「誰にも言えない」と決めてしまっていることもあるかもしれません。
わたしたちは、人と関わりあう社会で暮らしているので、いづれどんな人とでもすれ違いや摩擦、行き違いが起こりますし、それによっていろんなネガティブな感情を抱くのは当たり前のことです。
そして、その気持ちを誰かに話し、聴いてもらうことで、感情は落ち着き、冷静さを取り戻していく、というのが自然な心のしくみです。
そして、感情が落ち着きを取り戻した時に、冷静に自分のこれからについて考えられるようになると思います。
本当に自分がやりたいこと、どうなっていたら一番望ましいのか、どういう自分でありたいのか・・・などなど。
もし、身近に語れるお相手がいない場合は、カウンセラーやコーチなどの専門家がお役に立てると思います。
さまざまな視点から、みぃ100さんにとってベストな選択に気づけるよう、引き出して行ってくれるでしょう。
どうぞお体はお大事に、このターニング・ポイントを上手く乗り切って行ってください。
その先にはきっと、もっと快適な生活が待っているはずですから。
評価・お礼

みぃ100さん
2011/02/11 22:29ご回答ありがとうございます。幸い同じ歳の同期がいるので、時々お互い愚痴を言い合ったり意見交換したりしています。でも以前に比べたら弱音を吐きにくくなっているのは確かです。いい年して不満ばかり言う人って余裕がなさそうと思ってしまいますし、特に今のような誰かへの不満は社内で漏らせば下手すると自分の首をしめかねませんから、誰に言おうか・やっぱり言わないほうがいいかと迷います・・
でも他人と接する以上、しかも会社で、うまくいくばかりではないですもんね。
自分でストレスと感じ過ぎて体を壊さないよう乗り切っていきます。
温かいお言葉ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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