対象:遺産相続
回答:1件

小林 治行
ファイナンシャルプランナー
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税金は掛かります。しかし、軽減の知恵は必要。
hatoさん、こんにちは。CFPの小林治行です。
お子さんに出来るだけ多く資産承継をしたいのは親としてして当然の気持ちですが、しかし贈与をすると贈与税が掛かるのは基本です。税金が掛からない方法は無いとお考え下さい。でもその贈与税を少しでも少なくする方法を考えて見ましょう。
土地・家屋の贈与となると金額が大きくなり、当然税務当局の目も厳しくなります。方法として次のような項目は既にご検討されましたでしょうか?
(内容の詳細はスペースの関係で網羅できませんので、
別途ご質問頂くかご自分でお調べ下さい。)
1)土地・家屋の評価額
土地は路線価で、家屋は固定資産税評価額で評価します。路線価は通常毎年公表される地価公示価格の8割、家屋は税務当局が決めます。
でも、これも一律ではなく、地形や用途等のよって違いが出てきます。細長い土地などは評価補正がされます。
2)相続時精算課税制度
2500万円まで非課税の制度は65歳の親から、20歳以上の子への贈与ですから、58才のhatoさんには適用できませんが、3500万円までの住宅取得資金の場合は親から20歳以上への子が要件で、子が翌年3/15日までに住む家を購入する必要があります。
この制度は贈与時には2500万円(または3500万円)までは非課税と言っても、相続時は相続財産として精算することになるので、ご注意下さい。
3)空き地にアパートを建て、土地評価を下げる。
土地価格が18〜21%程度下げて評価されます。
4)毎年、110万円の基礎控除を活用して資金を贈与し、贈与税の資金として利用する方法です。
こうした方法を複数組み合わせて、税の軽減を図りましょう。
一番確実の方法はこの110万円方式のようです。
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