対象:住宅・不動産トラブル
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2年前位に建売住宅を購入しました。
私の家は屋根断熱なのですが、最近小屋裏の点検をした時に、軒天と屋根の間に隙間が空いており、少し風が強い日はそこから風が入ってきて、断熱材が風で揺れているのを発見しました。屋根断熱であれば、小屋裏も当然外気が入ってこないような処置をする必要があると思うのですが、工務店に問い合わせても、気密テープで塞ぐ程度の処置しかしてもらえませんでした。
私としては、もう少ししっかりとした処置をしてもらいたいのですが、欠陥かどうかも分からないため、強く言うことが出来ません。(もし欠陥でなければ、処置を依頼する必要もなくなります。)このような場合、工務店に処置をしてもらうことは可能なのでしょうか?
ちなみに性能保障住宅です。
楽天さん ( 兵庫県 / 男性 / 31歳 )
回答:3件
屋根断熱
屋根断熱と小屋裏断熱の二種類の断熱方法が屋根にはあって、小屋裏断熱の場合は
小屋裏を換気します。
しかし、屋根断熱の場合は小屋裏は居室と同じ温度空間になるので小屋裏換気は
しません。
ちょっと前では、屋根断熱にもかかわらず軒天に有孔ボードをつかっていたり
するチグハグな施工が見られました。
屋根断熱で小屋裏に外気が入るのはあまり上等な施工とは言えませんね。
塞ぐ方法としては、気密テープ以外にもスプレーのウレタンフォームを
吹きつけるやり方があります。
小屋裏の状態が改善していなければそれをやってもらってください。
回答専門家
- 小松原 敬
- (神奈川県 / 建築家)
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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近藤 崇
不動産業、建築業
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気密テープでの処置について
断熱材の揺れの程度、隙間の程度などは、ご相談の内容からすると、状況が正確に判断できないのですが、気密テープでの処置もしっかりした処置の一つだと思います。
ただし、その隙間の程度が2mm、3mmと著しい場合には、気密テープでは物足りないこともあろうかと思います。
また、小屋裏には、小屋裏換気と言って、計画的に外気を取り入れる工法を取っている建築会社もあります。
小屋裏換気を計画していると、風の強い日には断熱材が揺れることもあろうかと思います。
今回の隙間と、小屋裏換気の計画は関係が無さそうですが、小屋裏の空気が動かなくなってしまった場合、湿気が溜まったり、夏の熱気が溜まり、夏はひどい状況になることもあります。それを防ぐために、小屋裏の空気を動かしています。
性能保証とはいえ、外壁通気工法による施工も認められていますので、その工法を取っていた場合には、強風が吹く日には小屋裏で断熱材が揺れることがあるのではないかと思います。また、劣化軽減に関する項目では、小屋裏は換気される方が、高い評価になると思います。
性能保証住宅であれば、紛争処理にも相談に乗ってくれると思いますので、ご相談されてみてはいかがでしょうか。
柏倉 智弘
工務店
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外壁の断熱施工はどうなっていますか?
木造住宅の断熱は、屋根(または天井)・壁・床下(または基礎)の断熱材が連続していないとその効果が落ちます。
軒天と屋根の間に隙間があるというのがどういう状況か、はっきりとは分かりかねますが隙間があると言うことは断熱材が連続していないと考えられます。
屋根断熱材と壁断熱材が連続するように、なにかの断熱材(ボード状、繊維状、あるいは前の方がおっしゃるような現場発泡ウレタン)で埋める必要があると思います。
尚、受け取っている設計図の中に矩計図や断面図があれば断熱施工の仕方が記されているはずなので確認してみてはいかがでしょうか。
(現在のポイント:-pt)
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