対象:住宅・不動産トラブル
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2008年3月、施工は地元工務店、設計・監理と一部木材、一部材料部品、煙突等の支給(内容についてはすべて建築士の指示)は地元設計事務所へ依頼し住宅を完成しました。
煙突工事は当初より施工者へ見積指示はなく、室内の煙突とストーブの設置は設計士からストーブ店へ依頼し外側の煙突とその設置は設計士が行いました。
2階の屋根勾配は2.14/10、南面に下がっています。南面の庇は130cmあり、煙突は庇をくり抜いて設置されています。北海道での煙突設置の場合、雪割りをつけるなどの対策がとられますが、当初より何もつけない状態で設計されました。この設計士の作品には薪ストーブ使用例が多く、それなりの知識と経験を持ってのことであると思っておりました。
5回目の冬を過してわかったことは、自然に落雪することはなく融けては凍るを繰り返しどんどん重くなり氷状の板になって堆積したものが庇から1m近く飛び出したままとなります。1階の屋根(勾配6.6/100)は、引き戸の開閉難(梁にたわみがでるのか、雪下ろしするとスムーズになる)と庇への負担が懸念されるので毎年8回位の雪下ろしでしのいできました。
2階屋根は危険を伴うため、下から多少は落とすことが出来るものの、凍った状態なので対処しきれません。
昼夜の気温がプラスになると堆積した雪は一気に落ちます。(3月上旬)
この結果、築後2年で煙突が折れてしまい設計士に相談したところ煙突の損傷は煙突についていたキャップが雪止めの作用をして煙突が変形したとの説明を受け、キャップを除去する方法と雪割りを設置する方法の2つをプランされました。
費用をどう持つかの話になると、“どうぞ訴えて下さい”との一方的な話になりましたが、今後のこともあると思い責任もって見て欲しいことを伝え、費用はこちらで持つこととしました。その時の工事費と設計・管理費7万円を請求通り支払いました。
その冬、工事したにもかかわらず軽く損傷しましたが、煙突掃除に来た業者さんに応急処置をしてもらい、素人の煙突のつけ方との指摘を受けました。
次の冬(今年)例年にない大雪となり、厳寒期は使用できたものの、3月に入ってプラス気温が続いた時に煙突は折れ曲がり使用不可となりました。
大雪が原因ならば、近隣の家も同じこととなっているでしょうが、そのような被害のある家は私の見る限り見当たりません。
補足
2012/04/04 21:44このような場合、設計士に何の瑕疵もないのでしょうか?
5回の冬を過してきて煙突設置の不十分だけではなく、雪国にもかかわらずこのような勾配の屋根にすることに疑問が湧いてきます。
最近の住宅で雪下ろしが必要な家など考えられないことです。雪下ろしをしなくてもいいように設計してあるのであれば、その説明を受けたいと思います。
現実には引き戸の開閉難や庇への負荷がどれ程あるのか、痛んでからでは遅いと思い雪下ろしをしてきました。ここは豪雪地帯ではなく、子供の頃から雪下ろしなどしたこともなかったのに、やっと新築した家がこのような状態になり絶望的な気持ちでおります。
デザイン性に凝る設計士ではありますが、それなりの計算を元に設計されたものであれば回避できた問題だったと思います。
これから長く住むにあたって解決しておかなければならないことなので、果たすべき責任はとってもらいたいと思います。
契約したのだからその設計・デザインを認めたこととなり、こちらの不具合は過失でない限り泣き寝入るしなければならないのでしょうか?
1度目煙突損傷時に、訴えてくださいと開き直った態度を見せた設計士に調停は無意味であれば、裁判しか残された解決策はないのでしょうか?
どのように対応していけばよいかご教授お願いしたします。
チムニー55さん ( 北海道 / 女性 / 48歳 )
回答:1件
青沼 理
建築家
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無責任なコメントは控えさせていただきますが・・・。
はじめまして
青沼建築工房の青沼です。
事態は、双方話しあいで解決不可能なほど
こじれてしまっているようですね。
建て主と建築士の信頼関係が崩れたら
関係修復は難しいことでしょう。
このような状況の中で
詳細もよくわからず
安易にコメントすることはできません。
しかし・・・
建築士事務所連合会
http://www.njr.or.jp/general/consult/
建築士事務所協会
http://www.taaf.or.jp/consult/index.html
に、相談窓口があります。
こちらに相談されてみてはいかがでしょうか?
第三者の建築士が中立的に
双方の意見を聴いてもらえる、
建築審査会などの開催も可能です。
それでも納得いかない場合は
法的手続きでの解決をお考えになってはいかがですか。
評価・お礼
チムニー55さん
2012/04/05 12:13青沼様
解り難い文章に、早速のご返答をありがとうございます。
設計士には連絡してますが、後日電話するとのことで連絡待ちです。
事務所連合会は地元にありますので相談したいと思います。
法的手段をとる場合、専門知識のある弁護士・建築家に託したいのですが、建築家同士の関わり合いがあり地元では期待できないとの意見を地元の相談機関よりいただきました。
実際はどうなのかわかりませんが、慎重に考えなければならないと思っております。
完成後の結果がどうであろうと、設計士として問題点の対策を考えてもらうことがこの家にとって一番望ましいと思うのですが、それはもはや無理なのでしょうか?
青沼 理
2012/04/05 12:56早速評価頂きまして有難う御座いました。
「建築家同士の関わり合いがあり地元では期待できない」とのこと
私も建築士としてそのようなことは無いことを望みたいです。
地元の方でも、親身に相談にのってくれる方もいらっしゃるでしょう。
そのような方にめぐり会われて
是非、良い解決につながれば良いと願っています。
(現在のポイント:-pt)
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