対象:住宅資金・住宅ローン
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保険が満期となり100万円が戻ってくるのですが
繰り上げ返済に充てるべきか否か悩んでいます。
フラット35で2200万借り、まだ3年目です。
貯金は50万円程で月3万円程貯められる時もあれば
若干赤字になる月もあるような状況です。
何かあった場合に備えて
手元にお金を残しておいた方が良いと考えていますが
いかがでしょうか?
よろしくお願いします。
まさっちさん ( 千葉県 / 男性 / 33歳 )
回答:5件
フラット35の繰り上げ返済につきまして
はじめまして。
「さくらシティオフィス」の代表者、
ファイナンシャル・プランナー CFP®認定者の松本です。
気づいた点につきまして、書かせていただきます。
結論としましては、
あなたが直感的に感じられている通り、
100万円を手元に残しておかれたほうがいい。
そのように、私も考えています。
気になるのが、赤字になってしまう月があること。
このことに尽きるように思えます。
100万円でも、50万円でも、同じことですが、
手元のお金を減らしてまで、
繰り上げ返済しなければならない理由が見つかりません。
100万円すべてを、あるいは、
保険満期金の一部の50万円を繰り上げ返済にまわした。
その時、あなたは、どのようなお気持ちになられますでしょうか。
一度返済したお金は、取り戻すことができません。
確かに、返済月額の軽減や返済期間の短縮、返済総額の軽減など、
繰り上げ返済には、メリットも存在することは認めます。
ただ、プランニングの実務を行っていますと、
あなたのように個別具体的なケースによっては、
繰り上げ返済することにより、キャッシュフローを減らしてしまい、
その事によって、想定外の事態が発生した場合に、
困られる方が、少なからずおられるのは、事実です。
手元にお金を残されておかれたほうが、
あなたやあなたのご家族が安心できるように思えます。
その安心感が大切なのです。
貯蓄額に不安感をお持ちで、かつ、
家計において、赤字になる月があるのであれば、
繰り上げ返済を優先させる必要性はない。
赤字になる月には、何が原因になっているのかなどを、
把握されてから、赤字を出さなくなるように心がけて、
家計を管理していくことも重要なポイントになります。
今の家計状況を、しっかりと把握してから、
あなたに不安感がないような状況になってから、
繰り上げ返済について、考えられても、
決して、遅くはないように思っております。
あなたの感じておられる通り、
保険満期金を手元に残されることを、
私は、支持する考えを持っております。
あなたが、参考にしていただける回答になっていれば、幸いです。
「さくらシティオフィス」
CFP®認定者 松本 仁孝
評価・お礼

まさっちさん
2010/12/01 21:39回答いただきありがとうございます。
大変参考になりました。
回答専門家

- 松本 仁孝
- (大阪府 / 行政書士)
- さくらシティオフィス / 行政書士 松本仁孝事務所 代表者
離婚 相続手続き ライフプランニングのご相談を承ります。
離婚、相続手続き、家計の見直しや不動産についての相談。また、相続発生前の事業承継についての相談をお受けしていて、気づかされるのは綿密なプランを作成することの重要性です。行動される前段階でのあなたに役立つプランづくりを応援しています。
手元の資金があることの安心感も大事。
まさっちさんへ
こんにちは。上津原マネークリニックの上津原と申します。
まだまだ住宅ローンの残高が多くあるので、ご負担に感じておられるようですね。
ご家族構成や収入などの家計の状況をお聞きしておりませんが、できる範囲でお話いたします。
返済を始めてから3年目とのことですが、何年返済の3年目でしょうか。返済期間によって、何かあったときの家計に与える影響が変わってきますので気にかかるところです。
50万円の貯蓄ですが、まさっちさんにとって何かあったときに心配に感じられる金額のようですね。まずは、その後心配がなくなる程度の金額まで、手元にお金を残しておいたほうが良いと思われます。
評価・お礼

まさっちさん
2010/12/01 21:41回答いただきありがとうございます。
大変参考になりました。
回答専門家

- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
-
満期保険金の取り扱いについて
まさっちさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『何かあった場合に備えて、手元にお金を残しておいた方が良いと考えていますが、いかがでしょうか?』につきまして、まさっちさんの現在の預貯金額が50万円となりますが、この金額はいざというときのための緊急予備資金の一部としてお考えいただいた方がよろしいと考えます。
また、満期保険金の100万円の取り扱いにつきまして、
1.緊急予備資金として、手元に確保しておく金額としては、手取り月収金額の2ヶ月分相当額となりますので、50万円で不足がある場合には、満期保険金の100万円から一部充当しておくようにしてください。
2.さらに、今後2年程度を目安に、これから予定しているライフイベントやそれにかかる費用を大まかで構いませんので、算出してください。
必要となるライフイベント資金が分かりましたら、満期保険金の100万円からライフイベント資金は残すようにします。
その上で、まだ、余剰金がありましたら繰り上げ返済に充当することになりますが、満期保険金のほとんどが緊急予備資金やライフイベント資金の備えとして、残すことになってしまうものと思われます。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼

まさっちさん
2010/12/01 21:40回答いただきありがとうございます。
大変参考になりました。

渡辺 行雄
2010/12/01 23:19まさっちさんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからもお金に関することで、わからないことがありましたらご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄

永野 修
ファイナンシャルプランナー
-
貯蓄計画が必要かもしれません
まさっちさん はじめまして
株式会社FPフェアトレード・ジャパンの永野です。
ローン返済の実務経験をいかして住宅ローンの返済サポートを多くしています
満期金の100万円を有効に使いたいと思う気持ちは理解できます。
ほかの方が書いてある通り緊急予備資金として持っておく方がよさそうです。
気になったのは
>貯金は50万円程で月3万円程貯められる時もあれば
若干赤字になる月もあるような状況です。
住宅ローンが何年のローンかわかりませんが35年なら65歳のときに
終わる計算になります。
60歳からの5年間の収入はどうでしょうか。
この5年間を考えるとどこかで一部繰り上げ返済をする必要があるかもしれませんね。
今のうちに家計を見直して貯蓄ができるようにしておいて
備えらればいいと思います。
我が家でもそうですが、なぜか家電製品は同時に壊れますしエアコンや洗濯機は
結構な出費になります
時間の流れとともにお金の流れがわかるキャッシュフロー表をもし持っていないなら
持っておくといいと思います。
人生段取りできまります。
まさっちさんがよりよい暮らしができるよう祈願しております
株式会社FPフェアトレード・ジャパン
永野 修
評価・お礼

まさっちさん
2010/12/01 21:42回答いただきありがとうございます。
大変参考になりました。

新谷 義雄
行政書士
-
繰り上げ返済すべきですか?
まさっちさんのご質問にファイナンシャルプランナーの新谷がお答えします。
フラット35ですと最低繰上げ返済額が100万円ですので、家計状態や手元資金を考える必要がありますね。印象からは今すぐの繰上げ返済は不要でしょう。
確かに借入元本の早期返済は総返済額の圧縮に有効ですが、100万円の繰上げ返済で圧縮される利息分は月々数千円です。もちろん100万円を手元に確保しておいて、貯蓄がたまった所で繰り上げ返済・・・と言うサイクルは有効です。
よく「住宅ローン減税のあるうちは繰り上げ返済しない方がトク」と言った意見もあります。ケースバイケースですが、単純計算で100万円の繰上げ返済で、1万円の控除額の減少とも言えます。
手持ちの100万円を残しながら貯蓄も頑張って下さいね。
評価・お礼

まさっちさん
2010/12/06 22:34回答いただきありがとうございます。
大変参考になりました。

新谷 義雄
2010/12/07 00:36ご評価ありがとう御座います。今後も計画的な資金計画を継続して下さいね
(現在のポイント:-pt)
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