鉄骨の錆

おはようございます。パウダーイエローの稲垣史朗です。

結論から申し上げますと、如何なる場合にもその物件は購入されることをお勧めできません！

理由は簡単です～もし、販売の担当者から写真を見せられて納得いく説明を受けられたとしても、将来的に何か問題がある場合には、必ず、だからあの時の説明だけでは予測や理解できない事が・・・この結果につながっているのではないかと～後々に必ずや猜疑心が湧いて出てきます。

要するに、将来的に自分の思った概念や疑い・不信感は誰の心を癒やすもので藻も無く自分の心に潜む厄介な産物となるからです。
自分の心に疑わしきものは、将来に亘り疑わしきものとなりますので、決して購入されることをお奨めできないと思います。大きな買い物ですから安易に妥協すること無く、違うマンションをお奨め致します。

いわゆる過去に倒産した物件は俗に言う「あやが付いた物件です」
あやとは、ケチ・訳あり・・・とそれなりに縁起の良くない物件となるのが世の常ですから！
「急いては事を仕損じる」と昔のことわざにある様に、もう少し別のマンションを探されることをお奨め致します。

基本的には放置されている現場なので、それに関してあまり良い事はないのは確かです。

ただし鉄骨造の場合、ジョイント部は錆肌といってわざと錆を発生させる事が工事上必要な部分もあります。
これは「高力ボルト摩擦接合」といって、ボルトで挟みこむ力と錆肌の摩擦力でジョイントする仕組みです。
基本的に鉄骨は、工場で防錆処置はされています。（それでも1年半は長いですが）
錆びているのがどこなのかにもよると思います。