対象:ペットの医療・健康
こんにちは
先日猫のステロイドの副作用の疑いのある糖尿病について相談した者ですが
その後の病院の診断や治療の内容にどうしても疑問がぬぐえずにいるので
相談しました。
まずインスリン投与についてですが、本来必ずするべきではないかと思う
インスリンの量を決める検査は、入院などで猫にストレスがかかるから
等の理由でせずに、糖化アルブミン検査で出た血糖値の推移で量を増やす
かもと言われました(現在2単位)それでは不安でとっても増やすなんて
出来ないと言っても、大丈夫の一点張り・・・。
後検査についてですが、うちの子は血糖値も心配だけど何より薬を抜いた
後の肝臓の数値が気になる訳ですが、調べたのは血糖値だけ。こちらから
言って初めて調べてくれる始末。ちなみに血糖値は1週間前の441から
301に下がって、GPTは93から87になってましたが、これもインスリン
が効いたのかただステロイドを抜いた事で下がったのかも不明のまま。
また、尿検査もこちらがお願いするまで必要ないとも言われました。
これらの対応は問題ないのでしょうか?
にゃん太のママさん ( 北海道 / 女性 / 46歳 )
回答:2件
猫さんの糖尿病検査、治療について
こんにちはアレス動物病院の沖田です。
さて、糖尿病の検査、治療、評価は確かになかなか難しいですね。
学者さんによっては病院での採血はストレスで上がってしまうので入院での検査はすべきではないという方もいるようですし、それでも指標の一つとしてフードを与えた直後とインシュリンを打った2時間後、6時間後は最低チェックし、あとは尿検査を毎日自宅でしてもらうべき、という方針の学者さんなどもいます。
血糖値とGPTの低下もおっしゃるようにステロイドをやめたおかげなのかインスリンが効いたおかげなのか現時点では判断がつかないです。
採血などに極度のストレスを感じてしまう猫さんも結構いますので、文面だけでそちらの病院様の是非判断は難しいところですが、一度セカンドオピニオンとして別の病院での診断を受けてみるというのも一つの手だと思います。
いきなり転院までしてしまうと、元の病院の治療が正しかった場合に戻りづらくなってしまうかもしれませんが、人間でも他の病院で診断してもらい、セカンドオピニオンとしての意見を求めるのは当たり前になってきている世の中です。
動物病院でも飼い主様が不安を感じたときに、その解消として、ほかの病院に診察、検査を受け、意見を求めるのはけして悪いことではないと思います。
糖尿病など長く戦わなければいけない病気はなおさら、不安を感じたままで戦い続けるのは非常につらいものです。
セカンドオピニオンの意見次第では、すっきりわだかまりが解けて、今後の治療に専念できるということもあると思いますので、一度検討してみてはいかがでしょう。
評価・お礼

にゃん太のママさん
有難うございます。
近々、猫が元気でいるうちにセカンドオピニオンを受けて今度の参考に
して行くことにします。
回答専門家

- 沖田 将人
- (富山県 / 獣医)
- アレス動物医療センター センター長
地域に密着したワンランク上のホームドクターを
アレス(Alles)とはドイツ語で「あらゆること」を意味します。インフォームドコンセントの充実、年中無休、CTスキャナ導入など動物たちの幸せにつながることなら、飼い主様のあらゆる要望にお応えしたい。そんな願いを込めて診療に取り組んでいます。

RE:転院について
猫のインスリン量を決定するうえでは確かに血糖値が必要です。
しかし、かかりつけの病院で言われたように、猫は採血をするにもストレスがかかりますし、血糖値もあまり参考にならないのが現状です。
ですから最初は一般的な推奨量からスタートしながら血糖値を数日おきに測定してみてはどうでしょうか。
また肝臓は数値が上がっていたのであれば定期的にチェックしていくことをおすすめします。
かかりつけの先生はなにか考えがあって問題ないとおっしゃっていることも考えられますので、理由なども含めて相談してみてください。
評価・お礼

にゃん太のママさん
お返事ありがとうございます。
実は連休中に猫の体調が悪くなり(下痢と嘔吐)かかりつけの病院が休みだった
為、休日診療をしている大きな病院で診て貰うと言う偶然?の事が起こりました。
診断や治療法はそこでも同じでしたが、対応がとても良かったのでこれも何かの縁
と思い、今後はそちらでお世話になる事にしました。今までの獣医さんもよい先生
でしたが、糖尿病みたいに難しい病気となると信頼できる気持ちにはちょっとなれな
かったので、思い切りました。
(現在のポイント:-pt)
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