対象:ペットの医療・健康
愛犬ミニチュアダックス(14歳男の子)が椎間板ヘルニア(診断では3段階)と
言われ、日帰り入院で2日間ステロイド治療+家でその後2日薬の服用治療を受けました。
痛みが治まったのか少し元気になり安心してましたが、次第に元気がなくなり翌日病院に連れていくと、血液検査の結果「ステロイド治療による副作用で膵炎をおこしている」との診断でした。
椎間板ヘルニア治療のはじめに行った血液検査は、全く異常なく「健康体」と診断を受け内臓の心配はないと言われていたのに、急に膵炎と診断を受け、治療前のステロイド副作用や治療選択など全く聞かされてなかったので、本当に悲しいのと解せない気持ちでいっぱいです。
他のワンこもお世話になっている病院なので、こちらは安心して信頼しての椎間板ヘルニア受診だったので、ステロイドの怖さなど知ることも思うこともありませんでした。本当に後悔しています。
死ぬこともある、油断はできないなど膵炎の怖さだけは聞かされ、ただでさえ不安でたまらない中、なかなかリパーゼ、CRPの数値が下がらず一週間弱、点滴治療等で入院がのびるだけで、このまま入院しても改善するのか、それとも他の病院で治療を受けたほうが良いのか悩んでいます。
他院でも同じ治療かもしれませんが、副作用などの説明もなく、単に膵炎との告知を受け入院治療を受けている状況に今病院への信頼感は全くなくなり、どうしてよいかわからないものです。
思い切って病院を変えた方が良いのでしょうか?
どのように判断を行ってよいものか悩んでおります。
よろしくお願い致します。
moai0811さん ( 福岡県 / 女性 / 41歳 )
回答:1件
Re:ステロイド治療後の膵炎
ステロイドの副作用による膵炎についてですが、膵炎の治療の場合に特に猫ではステロイドを使用することもあり、以前はステロイドが膵炎を起こす可能性があると言われていましたが、現在では因果関係は不明で、膵炎の治療のために状況によっては使用することがあります。おそらくステロイド治療後のタイミングで調子が悪くなったことと、ステロイドが膵炎を起こす可能性があるという過去の報告などから、かかりつけの先生はそのようにおっしゃられたのかもしれませんが、多くは原因が分からず、特に犬では急性の膵炎を起こすことがあります。
ステロイド治療前の血液検査で特に異常がなければさらに内臓への副作用を予測することは難しいです。一般的にステロイドの一時的な副作用で多いのは、飲水量・尿量・食欲の増加、胃腸障害などで、短期使用の場合ではステロイド治療をやめることで副作用も落ち着くことが多いです。
まずは膵炎の治療を考えていきましょう。主に治療のメインになるのが、静脈点滴、吐き気止め、鎮痛剤、抗生剤、食事療法(必要な栄養補給、低脂肪食)などがあります。リパーゼは膵炎でなくても上昇することがありますし、膵炎も慢性化すると正常値にならないことがあります。リパーゼよりも膵特異的リパーゼという検査の方がより膵炎に関しては正確な検査となります。CRPの数値は全く下がらないですか?食欲・元気・嘔吐などの一般状態はどうですか?膵炎がよくなっていれば改善傾向にはあると思います。
(現在のポイント:-pt)
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