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対象：住宅資金・住宅ローン
私は３３９０万円（１２月完成予定）のマンションの購入を希望しておりますがその部屋は他にも希望者がいて抽選になるようです。 その抽選は１週間後で公開ではなく売主である別会社が行い、結果が代理店から申込者に教えられることになっています。
ですので私が確実に契約できる保証は今のところないのですが先日代理店の人と話をし、抽選に当たったとして契約のこと、その際に事前に支払う手付金の提示がありました。
その手付金の額は３９０万円プラス印紙代７５００円の３９０７５００円です。
この額は私がローンで３０００万円借り入れるのでその差額から出された額だと思います。
私は担当者に「今は２５０万円しか用意できないので安くなりませんか？」と頼んだところ担当者の上司が現れ「お父様から援助を受けられるのですから当選されたあと振り込んでいただければ問題ないのでは」と言い、こちらの立場を考慮せずあちらの決めた金額を一方的に押しつけ有無を言わせない、といった印象を受けました。
私としては納得いきませんが、
１）建前上「売主が抽選」と言われていても代理店の思惑も「抽選」に反映されると思うので代理店側の心証を悪くしたくない。
２）しかし完成前の物件に１０％以上（今回の場合は１１．５％）の手付金は払いたくない。 できれば５％にして欲しいがそうならない場合でも１０％以下にして欲しい。
という二つの気持ちで悩んでいます。
○○万～１○○万円程度の差なのだからそのお金をケチって希望の物件を買えなくなったら元も子もない、と思われる方もいると思いますし私もその考えを理解できます。
ただ私にとっては少なくない額ですし、そもそもこちらの事情を考慮せず一方的に決める代理店の姿勢に納得いきません。
ここでの相談は下記の点です。
１）私の場合、手付金の金額交渉はすべきか否か？
２）する場合は抽選前か、それとも抽選後当選の連絡を受けた後がよいか？
３）当選の連絡を受けた後手付金の値引きの話を持ち出したとして、それが代理店側の気分を害し、契約の権利を他の人に変更されることはあるか？
４）手付金の値引き交渉をする場合どのように話を持って行けばよいか？
もちろん最終的に判断、行動するのは私自身でその後の結果の責任は全て私にあることは承知しておりますが専門家の方からのご意見をお聞かせいただければと思います。 よろしくお願いします。
補足
2010/09/15 00:22手付金に関してネットなどで調べたところ物件価格の５～２０％で金額に関しては販売側が一方的に決めるものではないと理解しました。 代理店の中には手付金は一律○○％という規定があるところもあるかもしれませんがこの代理店は私にそのような規定があるという説明はしていません。
更に代理店が用意している「重要事項説明書」の手付金に関する事項で
・不動産売買契約に係る手付金は、表題「２．売買代金・手付金・管理費等の額」（２）に記載された額とします。
・保全措置の概要：お支払いいただく手付金等について、次のいずれかに該当する場合には保全措置を講じており、本件引渡時まで保証されます。
１．本マンションの工事完了前に売買契約を締結し、売買代金の５％相当額または１０００万円を超える手付金等を受領する場合
２・本マンションの工事完了後に売買契約を締結し、売買代金の１０％相当額または１０００万円を超える手付金等を受領する場合
と記載されています。
でゅーくさん （ 東京都 / 男性 / 42歳 ）
回答：4件
専門家手付金
アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
ご質問の件ですが、不動産売買契約の手付金は上限が法律で定められているだけで、
いくら以上というような規定はありません。
ですから、１０万円でも１００万円でも構わないものです。
業者は、手付金放棄による契約解除をできるだけ避けたいために、この手付金を最大限もらってしまうという心情があります。
例えば、１０００万円の手付金を放棄して契約解除はでき難いものですが、１０万円ならば傷みが少なくて済みます。
こう考えると、買主側にはできるだけ少ない額で手付金を支払うべきです。
タワーマンションなどは、契約から完成まで2年ぐらいかかるものもありますから、
その間に買主の事情が変化したり、著しく不動産価格が下落したりすることも想定できます。
その際にやっぱり契約をやめたいと思っても、手付金の額が高額ですとそう簡単には解約できないものです。
ですから、こうしたリスクヘッジは買う側には必要でしょう。
ちなみに、以前、マンション購入のサポートを行ったケースでは手付金は８万円でしたね。
また、価格交渉などは契約前に行うべきです。
その際に、支払い条件などの契約条件を決めてから契約するかの判断をすべきです。
さらに、今回のような抽選とは言えない抽選もどうかと思いますが、このやり方は買う人を売主が選別しているようなものでしょうね。
売主との交渉はできる限り契約前に行い、納得がいく買い物をされることをお勧めいたします。
尚、私共では、マンション購入の際の商談の同行や交渉、契約書等のチェックなど購入から引渡までのサポートを行っておりますので、宜しければご検討下さい。
以上、ご参考になれば幸いです。
詳しい説明や個別のご相談をご希望でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。
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評価・お礼
でゅーくさん
寺岡様
ご丁寧な回答ありがとうございました。
おっしゃる通り「抽選」は形式だけで代理店側が買主を選別しているように思います。
ただこちらとしては物件は非常に気に入っているがこちらが代理店を選ぶことができない、ということでつらい立場にあります。
皆さまのアドバイスを参考に代理店側に交渉したいと思います。
回答専門家
- 寺岡 孝
- （東京都 / お金と住まいの専門家）
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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専門家マンション購入の手付金の交渉
１）手付金の交渉はすべきです。その交渉の過程で見えて来るものもあります。例えば、そのマンション販売会社の資金繰りが厳しい等の事情があり多めの手付を要求している可能性もゼロとは言えないでしょう。その場合は裏事情が見えてむしろ自分にとって後で見てプラスになると思います。
２）抽選前にすべきと思います。抽選が本当に抽選かも怪しいところですが、購入者としてフェア―に対応してそれで先方がフェア―に対応しないのであればそれまでの関係と考えるべきでしょう。（寧ろその物件は「縁」が無かったもしくは購入しない方が良かったと）
３）あると思います。ただ、もしそうなるのであれば最初から言っておけば良いでしょう。２）と同じ趣旨です。
４）ストレート且つ簡潔に行けば良いと思います。「5％の手付金でお願いしたい、何故なら自分の手持ち資金をある程度確保しておきたいから」・・・等など
全体的な印象としては10%の手付金は他の取引と比べて若干多いという印象ですし、勝手に親からの資金援助を手付の補充にカウントするのはどうかと思います。（もちろん、前もって手付金が出せない人は後回しになる可能性があるんですが・・・と事前に断っての話ならば理解できますが）
評価・お礼
でゅーくさん
向井様
私の質問に対してご丁寧なアドバイスありがとうございます。
ご意見を参考に抽選前に交渉しようと思います。
この代理店は資金繰りが苦しいかどうかは分かりませんが一応名の知れた会社です。
ですので私のような裕福でない小市民から１００～２００万円多く手付金をとっても相手側に生じるメリットより私に対する印象を悪くしそれが私の友人、知人、同僚への口コミにより評判を下げるというデメリットの方が大きいと思うのですが、代理店側はそうは考えないのでしょうね。
回答専門家
- 向井 啓和
- （東京都 / 不動産業）
- みなとアセットマネジメント株式会社
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ
東京圏の資産価値が下がりにくい高収益物件の一棟買いなら弊社にお任せください。資金計画から損害保険まで一貫した不動産投資アドバイスを行います。また、金融機関出身の向井啓和の経験を活かし銀行からの投資用ローン融資提供します。フルローン相談
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
-
手付け金の金額について
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
質問１について
手付け金の額につきましては、交渉の余地があると考えます。
私自身不動産会社に勤務していたときに、買い主の方の事情により手付け金の額についてお話しをさせていただいた経験もあります。
質問２について
交渉をする場合は、抽選の前がよろしいと考えます。
質問３について
当選した場合には、ご記入されたような心配はないと考えます。
質問４について
手付け金の保全処置についてご記入いただいておりますので、これを根拠に交渉をしてもよろしいとかんがえますし、でゅーさんの事情があれば事情を交えて交渉してもよろしいとかんがえます。
また、専門の業者の方に依頼する方法もありますが、別途、費用がかかってしまうものと思われます。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼
でゅーくさん
渡辺様
私の質問に対し端的に分かりやすくお答えいただきありがとうございます。
アドバイスを参考に抽選の前に交渉しようと思います。
質問にも書いたのですが私の場合、大金を払って購入する身でありながら「代理店側に選んでもらう」という辛い立場にあるのでうまく交渉できるか不安ではありますが頑張ってみます。
渡辺 行雄
でゅーくさんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからもお金に関することで、分からないことがありましたらご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄
西垣戸 重成
不動産コンサルタント
-
手付金の根拠
でゅーく 様
はじめまして、住まいのコンシェルジュの西垣戸 重成と申します。
一点だけ意見を書かせていただきます。それは、手付金の根拠についてです。
販売者側は、購入者の預金通帳等により、本当に自己資金を持っているのか確認する習慣はありませんから、極力早めに回収したいものです。また、キャンセルの予防線になります。
既に、手持ち金を提示されていますので、手付金を減額する交渉にはその根拠が大切だと思います。手付金として利用できない理由です。
この部分が明確であればあるほど、交渉が成立する可能性は高くなるのではないでしょうか。
簡単ですが、ご参考となれば幸いです。
評価・お礼
でゅーくさん
西垣戸様
ご意見ありがとうございました。
代理店側が少しでも多く先にお金を受け取りたいという気持ちは分かりますがこちらの立場も考慮して欲しいです。 私にとっては５％の手付金でも十分にキャンセル防止になりますから。
代理店には３９０万円という金額の根拠を尋ね、こちらの希望額の根拠を伝えながら交渉しようと思います。
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