対象:英語
回答数: 11件
回答数: 4件
回答数: 3件
転職して、英語を使った仕事をしたいと思っています。
TOEICのスコアは860点ありますが、「ビジネス英語」のスキルを求める企業も数多くあります。
TOEICで証明される英語力と「ビジネス英語」は、どういう点が異なるのでしょうか。
また、現状は英語での実務経験をつめる環境にないのですが、スクールで「ビジネス英語」を身につけることができるのか、また、スキルというかたちで証明することはできるのかという点について、ご意見をいただきたく存じます。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
回答:7件
英語のビジネススキルは「英語の考え方」を学ぶことが必須
TOEICは日本的「ビジネス英語」の語彙や表現のテストですので、実践のビジネスの場での英語の交渉力とは大きく異なります。
日本人の脳回路のまま単語やフレーズを使っても通用しません。
Dave Barry (humor columnist)が日本人のビジネス英語をこう書きました。
日本のビジネスマンが会うと、まずやたら形式的で自分を悪く言い始めます:
1: Hello, sir.
2: Hello, sir.
1: I am sorry.
2: I am extremely sorry.
1: I cannot stand myself.
2: I am swamp scum.
この繰り返しのあとやっと本題に。
典型的なアメリカ人のビジネス会話と比べると:
1: Bob!
2: Ed!
1: How they hangin'?
2: One lower than the other!
1: Har!
2: Listen, about those R-243-J's, the best we can do for you is $3.80 a unit.
1: My ass, Bob.
2: Har!
まあこれは極端だとしても、日本とアメリカのビジネスコミュニケーションの違いが端的に書かれています。
私もカナダで多くのビジネス交渉を行いました。 「あれ?相手の反応が鈍い・・・。」と、感じたときには必ず、脳の中に日本人思考が出てきていた時です。
もうひとつDave Barryの日本人観察。
日本人の使う英語はそのままの意味では理解出来ません。 日本人特有の意味で英語を使います:
(1.日本人がこんな英語を使ったとき)
(2. 日本人の言いたい本当の意味)
1. I see. 2. No.
1. Ah. 2. No.
1. Ah-hah. 2.No.
1. Yes. 2.No.
1. That's difficult. 2.That is completely impossible.
1. That is very interesting. 2.That is the stupidest thing I ever heard.
日本語の考え方をそのまま英語にしても、「ビジネスの場で英語を使える」とは言えないのが残酷なまでに現わされていますね。
12月17日日本経済新聞より:
[オリンパス優先株購入。 沈黙した取締役会]
1: 価格がおかしいのでは?
2: ビジネスチャンスがあり上場を狙っている。
うまくやれば出来るかもしれない。
1: そこまで言うなら仕方ないか。
議長: いいですか? (会議終了)
世界の信用を失くした理由かも。
次のステップに進んで「英語の考え方」を勉強して下さいね。
Good luck with your new job!
補足
TOEIC より、TOEFLを勉強することをお勧めします。
Speaking, Writing では、明確、簡潔にMain Idea を述べ、それをサポートする理由、具体例の続け方を勉強出来ます。
また、Integrated Speaking, Integrated Writing では、二つの異なった意見をまとめたり、比較したりする勉強をします。
これらは正に英語の論理的思考の基になりますので、実践のビジネスの場での英語がかなり変わってきますよ。
TOEFLオンライン授業で「英語の論理的思考」の添削を行っていますので、「よし!」と思ったらホームページ http://www.superworldclub.co.jp からどうぞ。
回答専門家

- 大澤 眞知子
- (クリティカルシンキング/バイリンガル教育)
- Super World Club 代表
Be Bilingual
カナダ在住。カナダからオンライン講座カナダクラブ提供。留学生へのアカデミックサポート(エッセイ指導)留学希望生へのアカデミック準備 (Reading, writing, エッセイ基本)Critical Thinking指導、最新の理論に基づくBilingual Education特別提供中。
大澤 眞知子が提供する商品・サービス

佐野 紀子
英語講師
3
ビジネス英語は実践力
こんにちは。
転職して、英語を使った仕事をされたいという
しっかりとした目標がおありなのですね。
TOEICとビジネス英語の大きな違いは、TOEICはあくまでも指標に
役立ちますが、ビジネス英語は「実践力」がすべてだと思います。
ビジネス英語は、仕事の内容によって大きく内容が異なります。
仕事で英語を使えるようになるのは、その仕事内容に適した
語彙、表現力などを習得されるのが一番です。
今後、転職先で就きたい職業―
マーケティングならマーケティング、
営業なら営業など、
仕事内容別の授業をしてくれる学校や
課題を出してくれるオンライン学習
をお探しすることをオススメします。
今お持ちのTOEIC860点でしたら、十分ビジネスに
英語が使えるスキルとして、みなされると思います。
がんばってください!
補足
オンライン英語ライティング学習”メールパル”では、
ビジネス英語の添削・指導もしています。
詳しくは:
http://www.mail-pal.com/index.html

YRC-Casey
英語講師
-
専門用語と流暢さのためにマンツーマン・レッスン
一般英語とビジネス英語は文法の点から見ればそこまで大佐はありません。しかし二つの気を使わなきゃところがある:単語と流暢さ。
仕事に使うに大事なのは単語だな。特に分野によって専門用語が変わりますね。
その対策にはまずその分野について英語の雑誌かあるいは英語のテキストを読んでみるのはススメです。読みやすいためにテキストは入門レベルでもいいです。とにかくもっとも大事な専門用語が何回も出るので読み続くとすぐ覚えてくる。そして雑誌でその分野の最新の表現や関連している単語が出てきます。
しかしその単語を覚えるだけではなくて、ビジネスのためなら使い方もしっかり覚えるのが有利である。旅行者のための英語なら別に遅くても多少片言でも結局意味が通じたらよしなんだけど、ビジネス英語はやっぱり違います。お客さんは会社が提供している品物やサービスに信頼がなければ当然大切のお金を出したりしません。その信頼を得るために自分の英語での説明や話はしっかりであればしっかりであるほど説得力が出ます。
この専門用語と流暢さを身に付けるようにプライベート・レッスン/マンツーマン・レッスンが一番いいです。先程話した英語のビジネス雑誌やテキストを読んで、レッスンで記事の内容を記事に出ている表現を使って話してみるとだんだん本物の商談に近い状態になります。それで求めている実務経験をつめる環境にもなって、慣れていて仕事場でも落ち着いて英語を使えるようになります。
補足
英語の勉強法について http://english.ies-world.com
日々更新しております twitter http://twitter.com/YRC_Casey

Dr.D
英語講師
1
業務上の「聞き間違え」や、また発音ミスによる「誤解」
国内外問わず、今のレベルで十分やっていけるはずです。
TOEICはビジネス英語を図る国際試験ですし、そのテストでそれだけの点数が取れている時点で、一般的なビジネスのボキャブラリーや言い回しなどは、大体習得済みだと思います。なので、あとは実践で、磨いていくのが一番良いかと思います。
個人的な意見としましては、TOEICではリスニング力はさほど測れないので、
(TOEICのリスニングはリーディングに比べ、何故か問題が幼稚で単純すぎるので)
業務上の「聞き間違え」や、また発音ミスによる「誤解」などが多発しないためにも、もし不安であるんでしたら、発音矯正をオススメします。自分がきちんと発音出来ると、相手の言っていることもきちんと聞き取れるようになるのでオススメしています。
補足
英語の発音が1分でよくなるDr.Dのブログ(毎日更新)
http://ameblo.jp/daikisoulcafe/

土谷 望
英語講師
1
ビジネス英語力の証明
>TOEICで証明される英語力と「ビジネス英語」は、どういう点が異なるのでしょうか。
TOEICはどちらかと言うと、ビジネスの場面での語彙、表現、文なども出題される英語試験です。そのため、TOEICで860点とれているということは、ビジネスで使われる表現や語彙などの知識がある程度備わっているということを証明していると考えて良いと思います。
>スクールで「ビジネス英語」を身につけることができるのか、
仕事の場面を想定したような会話練習を行ったり、英文メールやレター、その他の文書を書く練習などを行うことができると思います。そのため、スクールの講座でビジネス英語をつけることも可能と思います。あとは、インターンシップやボランティア活動など行うのも良い経験になると思います。また、それらの経験はスキルを証明のに役立つと思います。
> スキルというかたちで証明することはできるのか
英語を使ってどのような経験、実績をあげたのか、英語を使う環境を経験することによりどのようなことを学んだのか、などを説明することによりスキルを証明できると思います。
また、英語を使って友人を作ることができ関係を維持できる、チームで円滑にプロジェクト・イベントなどを達成できる、英語を話す環境は多文化環境であることがほとんどなので、多様な考えや習慣の人たちを受け入れることができる、なども大切な要素だと思います。

大黒 千晶
英語講師
-
ビジネス現場は「発信言語+マインドの転換」が大切。
おそくなりましたが回答します。
TOEICのスコアが860点あるということですが、ビジネスで利用する英語の基礎力がある、ということは
いえるので自信を持ってください。
ただし、TOEICは自分の考えをまとめながら話す、ということとか
相手の意見のロジックを分析しながら話す、ということは
図れません。
また、責任やリーダシップをとったり、自分からリスクをとって決断をする、というような
マインドをもっていなければ、英語だけ勉強しても評価されないのです。
たとえば、
日本人特有のマインドセットから、「知っているけどマインドがそうなっていないために
発言できない」言葉もたくさんあるのです。
たとえば
Oh, I'm not follwing you. Would you repleat?
(わからなくなったので、もう一度よろしいですか?)
なんて見れば簡単な言葉も
実践では「わからないといったら恥」的な文化でなかなかいえない人が多いのです。
ビジネス英語を学ぶスクールに通う場合には、日本人と外国人の異文化やビジネス現場を
ご存知の講師に学ぶのがよいと思っています。
補足
仕事の英語ジムe4bでは会議に飛び込むクラスを開催しているので、よろしければぜひ
見てみてくださいね。
(現在のポイント:2pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング