対象:英語
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ただいまオーストラリアのメルボルンで高校留学中のものです。
私は家庭の事情から1年しかここにいることはできないのですが、(帰国したら東京の高校に戻る)もうすでに来てから早2ヶ月ほどたってしまいました。
いまは語学学校漬けなのですが、そこに居る意味を感じないのであと1ヶ月ほどしたら普通の高校に転校することになっています。
ホストともできる限り喋って、自室にもこもらないで、英語をしゃべる環境に出向いたり自らしています。
ですが、2ヶ月たっても来たときと全く進歩してないように感じています。
1年しかないという考えがどんどん焦らせて今は自分がなにをすればいいのか分からない状況です。
どうぞ専門家の意見を教えてください。
87auさん ( 東京都 / 女性 / 16歳 )
回答:4件
高校留学の意味
87auさん、今日は。
積極的に貴重な経験をなさってますね。
Good for you!
カナダで勉強する多くの日本人高校生・大学生のサポートをして来た経験から、「高校留学の意味」についてアドバイスさせていただきます。
英語圏で教育を受け、英語能力のみならず、コミュニケーション全般、そして英語の論理的科学的能力(Critical Thinkingなど)が身について来たと感じるためには、次の要件が必要だと考えます。
1.本当の能力を育てることが出来る環境
2.本人の自発的な勉強
3.時間
簡単に3番から申しますと、英語圏の高等教育(undergraduate レベル以上を指します)の中で5~6年は勉強する必要があります。
その中で本人が自発的積極的に勉強方法を見出し努力する必要があります。
質問も積極的に、discussionにも多く参加、本も限りなく読み、自分から英語で知識を吸収する姿勢が必須です。
これが2番ですね。
さて、1番の環境です。
「本当の能力を育てる環境」とは、Undergraduate レベル以上が必要です。
正式な大学のアカデミックコースです。
いわゆる語学学校などのレベルではありません。
残念ながら、英語圏の高校もまだこのレベルには達しません。
ということで、「高校留学」とは、その段階に至るまでの準備期間だと考えて下さい。
日本の高校しか知らずに、英語圏の大学に留学する人たちよりは、はるかに有利な準備が出来ていることになります。
ですから、87auさんはその準備期間のまだ入り口に立ったばかり。
焦らず、今の経験を大切にして下さい。
今の積極性をそのまま持ち続けてね。
「語学学校に居る意味を感じない」とすでに思われているということは良いサインだと思いますよ。
自分の能力を伸ばす環境を見極めることが出来始めている証拠だと思います。
どんどん人の中に入り、高校では授業に積極的に参加し、質問の鬼になり、将来の本格的な英語への準備をして下さい。
数年後にはきっとその準備の芽が出て来ますよ。
Good Luck!
補足
メルボルン郊外にはオーストラリア人の友人夫妻が住んでいて、生徒を連れて2度訪ねたことがあります。
落ち着いた街だったのを覚えています。
いい経験をして下さいね。
回答専門家

- 大澤 眞知子
- (カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)
- Super World Club 代表
カナダにいらっしゃい!
カナダ 在住。パンデミック後のNew Normal 留学をサポート。変わってしまった留学への強力な準備として UX English主催。[Essay Basics] [Critical Thinking] など。カナダから日本に向けての本格的オンライン留学準備レッスン・カナダクラブ運営。
大澤 眞知子が提供する商品・サービス

石田 さおり
英語講師
1
階段のように上達していくんだと思います。
私も16歳のときに1年間の留学をしました。(滞在はホームステイです)
2か月経った時の英語上達度については、あまり覚えていないのですが(スミマセン)、少しずつ一歩ずつ、というよりは、ある日ふと、ガクッとヒヤリング力やスピーキング力が上がっていったような、そんな感覚でした。
だから、焦らなくても大丈夫だと思いますよ。停滞→上達→停滞→上達、の繰り返しです。
高校留学で得るものは、単に英語力だけではありませんので、あまり気にせずに、いろいろなことにチャレンジして、いろいろと感じ取ってくださいね。
貴重な1年間を笑顔で過ごしていってください。

YRC-Casey
英語講師
-
よくある現象だから焦れないで
うん、これは留学でよくある現象だな。私も経験しました。
87auさんは少しずつ気づいてきていると思いますが、自分の国で外国語を勉強するとその言葉の現地で使うのはなかなか違いますね。自分の国の教室で外国語を勉強するとその日の会話に必要単語と表現は大体教科書に載っていますね。予習をすれば明日は大体どんな話が出るのも想像でき、有る程度動力すればミスの少ない会話ができます。
しかし実際外国で英語を使うとどんな話になる、そしてその会話に必要な単語や文法の予告は当然にないですね。教室の英語と実際の英語の複雑さはかなり違いますのでその差に慣れるだけにも時間がかかって留学生本人はあまり進歩を自覚しないことってよくあります。
87auさんと同じく一年留学でしたので私も2ヶ月のところでまだそんなに進歩していないように心配していました。しかしその時に気づいていなかったのに最初の数ヶ月の間に本物の外国語にしっかり慣れて、6ヶ月目に入ると自分でも感じられるように一気に進歩が早くなってきました。
焦らずにホストファミリーと他の人とたくさん英語で話し続いてください。きっとそうしているうちに自分が納得できるような進歩のペースがやってきます。
補足
YRC-Casey
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山中 昇
英語講師
1
現地滞在を楽しみましょう-英語は日本でも勉強できます
現地滞在を楽しみましょう-英語は日本でも勉強できます
せっかく現地にいるのですから、そちらの生活、歴史、風土、習慣、文化、人情などに触れるといいでしょう
留学したら英語ができるというふうに考えないでください
私は、仕事でイギリスに5年居ました
会社ではイギリス人との仕事が大半でしたし、交流範囲も現地人でした
いわゆる英語漬けでした
では、その5年間で英語が飛躍的に伸びたかというと、答えはNOです
自分で言うとおこがましいのですが、自分の英語力(読み、書き、聞き、話すの総合力)が飛躍的に伸びたのは日本で本格的に勉強した3年間です
恩師は日本人です
イギリスに居たときの英語力と比べると今の英語力は3倍くらい上だと感じています
日本で同時通訳の世界で活躍している人のほとんどは留学経験が無いと聞いたことがあります
今はインターネットの発達で、英語の生の教材が瞬時に、しかも無料で手に入ります
言葉としての英語なら、日本にいてもいくらでも勉強できる環境があります
ですから、英語力を高めようと気張らず、現地の文化に触れてくることをお勧めします
私がサポートしている受講者の多くが海外滞在経験がある人ですが、私に習いにくるくらいですから大したことはないのです
逆に、中学1年で英検1級に合格した女の子は、留学経験はありませんが、大人顔負けのすばらしい英語力と、日本人としての豊かな教養を兼ね備えていました
ですから、何を読ませても、聞かせても難なくこなすことができました
言語はツールにしかすぎません
私が知っている英語の達人は、例外なく、日本人としてもあらゆる分野で達人です
現地にいるなら、現地を楽しむことです
日本では今年は桜の開花が遅れていますが、一足先に写真でお花見を楽しみましょう!
(現在のポイント:2pt)
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