対象:一般歯科・歯の治療
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タイトルの通り、右下奥歯(親知らずの1本前)を抜歯し、その歯の上下を逆に入れ替えるという再植を5年ほど前に行いました。
親知らずは抜歯しています。
抜歯をする前は、痛いということもなかったのですが、なんか違和感があるという
感じで歯科に行きレントゲンを取ったところ、若干の動揺があり、根の状態も
あまりよくないので抜歯・・・・ということになりました。
そのときは、抜歯以外の選択肢はないのかということを聞けぬまま治療をしてもらい
ました。
つい最近までは全く問題がなかったのですが、この間固いもの(飴)を噛んでしまい、痛みはないものの若干の動揺と、歯が浮くような違和感を覚えています。
これは、早く治療をする方が良いのでしょうか。
また治療となると、どのような治療が考えられますでしょうか。
下奥歯は、抜いたままで放置しておいても大丈夫なのでしょうか。
ichimiさん ( 東京都 / 女性 / 39歳 )
回答:5件
質問にお答えします。
こんにちは。むつみデンタルクリニックの倉田です。
再植した箇所ですが、違和感があるのでしたら早めに受診することをすすめます。治療法としては噛み合わせの調整や前の歯との固定などがありますが、一度こういった状態になると以前のようには機能しない可能性もあります。
場合によっては抜歯する必要があるかもしれません。その後は「延長ブリッジ」「インプラント」「何も入れない」といった方法があります。それぞれにメリット・デメリットがありますので、担当の先生とよく話し合って計画をたてるようにしてください。
千葉県松戸市 歯科 むつみデンタルクリニック:http://www.geocities.jp/mutsumidental/
歯HOO!ブログ~松戸市の歯医者さん~:http://blogs.yahoo.co.jp/mutsumi_dental
回答専門家

- 倉田 友宏
- (長野県 / 歯科医師)
- 倉田歯科医院 院長
長野県でインプラント治療を中心にお口の健康をサポート
虫歯・歯周病治療からインプラント、レーザー治療、メタルフリーの審美治療まで幅広い治療で患者様に多様な選択肢をご提供しています。2014年からは地元の長野県でお口の健康をサポート。健康な歯を長く使っていただくため、予防に力を入れています。
倉田 友宏が提供する商品・サービス

袋 晃子
歯科医師
1
吸収が起こっているなら抜歯です。
群馬県前橋市 歯科ラブアンドティース院長の袋 晃子と申します。
再植を上下を逆にとのことですが、
歯を下に向けていれたのではないでしょうから
おそらく表側(ほおの側)と内側(べろの側)
を入れ替えて抜歯をした孔に入れたケースだと思います。
再植した歯はかなりうまくいった場合、
歯根膜組織(歯の周りに付いている軟組織)
が生きたままくっついてくれるため
長く残りますが、歯根膜組織が一定量以上死滅していると
置換性吸収というのを起こしてしまいます。
これはいわゆる骨性の癒着という状態です。
骨性の癒着は徐々に歯の組織を
周囲の骨が取り込んでいく状態で、
この場合の飴による外力のように
強い力で歯がかけてしまう場合もあります。
おそらく抜歯が適応だと思います。
上の歯の状態により放置するケースもありますが
奥と前の歯が健全ならば
ブリッジか義歯あるいは
インプラントなどが適応になると思います。
再植の場合、5年ぐらいというのは
悪くなるタイミングとしては
良くあるケースかなと思います。
歯科ラブアンドティースはフクロ歯科医院の分院です。
http://www.owl.gr.jp/
http://www.loveandteeth.com/

永山 幸
歯科医師
1
抜歯後の治療方法について
再植した歯に動揺がある場合は一般的には抜歯が適応です。
抜歯後はインプラント治療が可能です。
インプラント治療はチタンの人工歯根を骨に埋めて
歯を新たに作る方法です。
隣の歯を削る必要がありませんので、メリットは大きいです。
インプラント治療の可否は抜歯した部位に骨があるかどうかで決まります。
動揺している歯をそのままにしておくと、
根の周囲骨がの吸収が進行する可能性がございます。
後々、抜歯した後にインプラント治療をご検討している様であれば
早めの対処が必要です。
ただ、歯を抜くという事は患者様には避けたい事態だとは思います。
現在お痛みが無ければ、いきなり抜歯したりせず
何件かの歯科医院を受診し(インプラント治療を行っているクリニックが良いと思います。)いろいろな歯科医師の意見を聞き、ご自身でどの様な方法がいいかを検討してみてはいかがでしょうか?
インプラント治療は保険外診療ですので保険診療での治療をご希望の場合は
ブリッジ(こちらは両隣の歯を削る必要がございます)という方法もございます。
最後に、抜歯した部分をそのままにしても大丈夫か?
という点に関してです。
欠損を放置すると、両隣の歯が倒れこんでしてしまったり、
上の歯が下に下りて来てしまったりして
後々の治療に差し支えますので、
抜歯した以上は何らかの治療をされる事をお勧め致します。

梅田 和徳
歯科医師
1
4つの選択肢がります
KU歯科グループの梅田です。
http://www.keiwa-kai.com
1 インプラント
周囲の歯に影響が最も少ない方法です。
ただし今回は1番奥の大臼歯なので、骨量不足、被せ物の高さ不足が心配です。
下1番奥周辺の骨の中には神経があるので、手術の場合は注意が必要です。
更に、咬みあわせの力が強い部位であることも注意事項です。
移植後の部位であることから、骨吸収(痩せ)があることが予想されるので、
CTの精密検査を行い検討してください。
お若いので、インプラントでできるのであれば1番良いと思います。
2 ブリッジ
1番奥の歯がないので、手前2本の歯を固定源にした延長タイプになります。
水泳の飛び込み競技のような状況になるので、手前の歯に大きな負担がかかります。
あまりお勧めできません。
3 義歯
取り外しの入れ歯です。
違和感が大きくなるので、使用できるかどうか・・・。
4 放置
歯は28本全ての歯でバランスが整っています。
放置すると数ヶ月で、
・手前の歯が後方に移動して隙間ができてくる
・上の歯が伸びてくる
・咬みにくいので、反対側の咬合負担が大きくなる
といった悪影響がたくさん出てきます。
以上のことから、できるだけ早い対応をお勧めします。
最終的に1,2,3のどれにするにしても、
4の状態になってからでは、治療が大変になるからです。
::::::::::
KU歯科グループ
梅田和徳
http://www.keiwa-kai.com
補足
「4つの選択肢があります」
の間違いです。

神谷 忍
歯科医師
-
お役に立てば幸いです
なぜ再植を選択されたかが重要なポイントだと思います
通常の治療法で治療不可能なケース以外は、第一選択ではないし、長期の経過報告は少ないように思えます
実際、私自身も15~20年前に行っていましたが、うまくいったと思われるケースもアンキローシス(置換性
骨吸収)をおこしたりで、10年以内には、インプラントに置き換えることになっています
現在ではインプラントの可能なケースでは、ファーストチョイスはインプラントで再植、移植は自分の
オプションからは、消えつつあります。ただし10~20才代の歯根膜の活性の高い年齢であれば、
長期間上手く機能して矯正治療にて歯牙移動に使用で来たケースもあります
しかし諸外国においては、再植、移植の評価は、ほとんどなく、日本国内のみのブームだと評価されます。
今の症状をお聞きした所、定期的なメインテナンスをお受けになっていなければ、おそらく抜歯の適応の
可能性がおおきいかと思います。
最後臼歯の1歯欠損に対しては、他の歯が健全であれば、そのまま何もいれないのが、私のファーストチョイスです。海外のプロトコールでは7番即ち最後臼歯にインプラントの適応はありません
歯周病等よくケアーされていれば、対咬歯の挺出もそれほどではないです
2歯欠損になったらインプラントをおすすめします
しかし日本人と外国人では食べ物も違い、日本人では一番後ろの歯がないと何かもの足りないとか
味わいが悪いなど、おしゃられる方も多く、ケースがよければ、1本単独でインプラントをいれさせて
いただいているケースも多いです。
最後臼歯は一番咬合力が大きくかかります。どうして今回の歯が抜くようになったかの理由が解決されないと
再度トラブルにみまわれることも少なくありません。慎重な治療が要求されるところですね。
(現在のポイント:2pt)
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