対象:一般歯科・歯の治療
回答数: 1件
回答数: 4件
回答数: 5件
神谷 忍
歯科医師
-
お役に立てば幸いです
なぜ再植を選択されたかが重要なポイントだと思います
通常の治療法で治療不可能なケース以外は、第一選択ではないし、長期の経過報告は少ないように思えます
実際、私自身も15~20年前に行っていましたが、うまくいったと思われるケースもアンキローシス(置換性
骨吸収)をおこしたりで、10年以内には、インプラントに置き換えることになっています
現在ではインプラントの可能なケースでは、ファーストチョイスはインプラントで再植、移植は自分の
オプションからは、消えつつあります。ただし10~20才代の歯根膜の活性の高い年齢であれば、
長期間上手く機能して矯正治療にて歯牙移動に使用で来たケースもあります
しかし諸外国においては、再植、移植の評価は、ほとんどなく、日本国内のみのブームだと評価されます。
今の症状をお聞きした所、定期的なメインテナンスをお受けになっていなければ、おそらく抜歯の適応の
可能性がおおきいかと思います。
最後臼歯の1歯欠損に対しては、他の歯が健全であれば、そのまま何もいれないのが、私のファーストチョイスです。海外のプロトコールでは7番即ち最後臼歯にインプラントの適応はありません
歯周病等よくケアーされていれば、対咬歯の挺出もそれほどではないです
2歯欠損になったらインプラントをおすすめします
しかし日本人と外国人では食べ物も違い、日本人では一番後ろの歯がないと何かもの足りないとか
味わいが悪いなど、おしゃられる方も多く、ケースがよければ、1本単独でインプラントをいれさせて
いただいているケースも多いです。
最後臼歯は一番咬合力が大きくかかります。どうして今回の歯が抜くようになったかの理由が解決されないと
再度トラブルにみまわれることも少なくありません。慎重な治療が要求されるところですね。
(現在のポイント:2pt)
この回答の相談
タイトルの通り、右下奥歯(親知らずの1本前)を抜歯し、その歯の上下を逆に入れ替えるという再植を5年ほど前に行いました。
親知らずは抜歯しています。
抜歯をする前は、痛いということも… [続きを読む]
ichimiさん (東京都/39歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A