対象:老後・セカンドライフ
40年近く勤めてきた会社を、来年の春で定年を迎えるのですが、延長雇用をお願いすべきかどうか悩んでいます。
山登りや写真の趣味があり、定年後は今まであまりしてこられなかった分、趣味の道を究めようと考えておりましたが、妻や子供たちは「まだまだ若いんだから働き続けた方がいい」と盛んに働き続ける事を希望します。延長雇用をすべきか否か、経済的な面含めたメリットデメリットを教えてください。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
回答:2件

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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延長雇用について
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『延長雇用をすべきか否か...』につきまして、私の場合、ファイナンシャル・プランナーということもあり、たくさんの方のライフプラン設計に携わっていますので、例えば、晩婚だったために定年後も教育資金が必要ということもあり、雇用延長を考えている方もいますし、逆に、住宅ローンも既に完済してしまい、老後資金もあと数年で貯められるので、それに合わせてアーリーリタイアメントを予定している方もいます。
また、60歳で退職して、今までできなかった趣味の世界に没頭する計画を立てている方もいます。
尚、リタイアメントをする時期を決定するにあたって、お考えいただくこととして、
・老後資金のこと。
・趣味やライフワークなどの生き甲斐。
などを、明確にしたうえで、リタイアメントの時期を決定するようにしていってください。
老後資金につきましては、年金と貯蓄を合わせて、60歳で退職して十分な資金を見込むことができるかどうかを確認してみてください。
具体的には、老後の基本生活費は毎月幾らくらい必要なのか、また、老後のライフイベントや費用なども予め見積もっておき、さらに、老後に見込むことができる年金などの収入や預貯金などで、老後の生活に支障をきたすような心配がないかどうかを把握しておく必要があります。
尚、ファイナンシャル・プランナーなどの専門家にアドバイスを求めてもよろしいと考えます。
多少費用がかかってしまいますが、費用に見合うだけの十分な成果を得られると考えます。
また、既に趣味をお持ちなので大丈夫だと思われますが、ご夫婦間においてもお互いのことを尊重しあう必要があります。
よって、定年退職した後から、急に奥様と旅行がしたいなど言い出しても、奥様にとってはいい迷惑になってしまうこともありますので、そのような点はご夫婦でよく話し合っておく必要があります。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄

新谷 義雄
行政書士
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延長雇用をお願いすべきか悩んでいます
All About ProFileさん、初めまして。ファイナンシャルプランナーの新谷と申します。
ご相談者さまの老後のライフプランにあたり、趣味に費やす時間、お金の面での不安、健康で働けるうちは・・・など様々な要素からご自分にピッタリのリタイアメントプランを設計したいですね。
定年後はフルタイムで勤務しなくても「高年齢雇用継続給付金」「在職老齢年金」「年金」受給予定を勘案して無理のない勤務にして貰い、趣味に費やす時間を創るのが良いのではないでしょうか?
継続勤務
メリット
継続的に収入ができ、年齢による収入の低下は一定額は高年齢雇用継続給付金で補填して貰える
デメリット
年金が減らされる可能性がある(在職老齢年金)安定したライフプランが組みにくく、再び就職する時にも雇用環境により難しい場合もある
などでしょうか。個人的には勤務を削り、60歳以降の低下した収入を雇用保険の「高年齢雇用継続給付金」で補う・・・。その後に体力面、趣味への注力を勘案して65歳以降をメドにリタイアしていく のが生活サイクルの変化に対する負担も少なく良いのではないでしょうか。
ご不明な場合はねんでもご相談下さい。
(現在のポイント:-pt)
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