対象:投資相談
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当方、39歳の会社員です。投資に関しては素人で、回りくどい点が多々あると思いますが、よろしくお願い致します。
会社が確定拠出年金制度を導入して5年が経ちますが、掛金累計に対する評価損益のマイナスが膨らんでいるため、自分の運用の仕方が間違っていたのかとかなり心配しております。
運用している商品は、日本株式・日本債券・外国株式・外国債券の組み合わせですが
下落が目立つ日本株式から日本債券へ運用商品の預け替えを、最近行いました。
(これが初めてのリバランスでした)
現時点では拠出年金型定期預金の分を除く約500万円の掛金を、日本株式2%・日本債券21%・外国株式9%・外国債券13%の配分にしております。
投資信託等に関する書籍を読むと、値段が下がっている時にも、同じ額で買い続けるべきという趣旨の説明があるため、月々の掛金の運用割合は変更しておらず、日本株式を5%・日本債券を20%・外国株式を5%・外国債券を20%としておりますがこのままでよいものでしょうか?
運用開始時より日本株がかなり下がったという印象があり、現在の政治状況を見ると、しばらくは低迷が続く気もします。
今こそ、恐れずに日本株の投信を買い、将来の復調に備えるべきという考え方もあるかと思いますが、現状では資産が毀損していく感じがしていて、とりあえず景気回復の兆しが見えるまでは、目減り分を取り戻す意味でも、月々の掛金運用割合も、手堅い日本債券に多く振り向けるべきでしょうか。
monakanoさん ( 東京都 / 男性 / 39歳 )
回答:6件
運用について
おはようございます。
運用についてですが、日本株式5%・日本債券20%・外国株式5%・外国債券20%に分けた理由はなんでしょうか。ポートフォリオを考え分けたのでしょうか。
一個人でポートフォリオを考え運用するのはかなり難しいです。その理由としては市場が常に動いているからです。常にリスクが少なく、リターンが多くするための配分にするのが難しいです。よって、個人でやるのであれば、低い価格の時に購入して、高くなってきたらスイッチングしていったほうがいいかと思います。世界中のお金はどこかに流れます。どこに流れていくのか考え動かしていったほうがいいでしょう。株と債券だけの一般的な動きとしては、株価が上昇するときには債券価格は下落します。よって株価が低いときには株式に投資していき、株価が下がりそうになったら積立金を債券に動かすのが理想でしょう。
外国商品(為替ヘッジがない場合)については、為替も影響します。円高であれば投資していき、円安になったら積立金を国内に移すといいでしょう。
確定拠出年金をされているのであれば、常に経済情勢のチェックはしたほうがいいです。
株式会社FPソリューション:http://www.fp-s.jp/
ファイナンシャルプランナー(CFP)
辻畑 憲男
評価・お礼

monakanoさん
運用比率については、分散しておいた方が安全だというくらいで分けただけで、そのまま特に手をつけないまま来てしまいました。長期金利が下がり、今後、株価もしばらく低迷が続くなら、今、株式に投資してというのが常道なのですよね。株価が下がりそうになったら、積立金を債券に移すことができればいのですが、その見極めと、素早い対応が今までできなかったと思っています。いずれにせよこれから勉強します。有難うございました。
回答専門家

- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
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辻畑 憲男が提供する商品・サービス
じっくりと寝かせて殖やす!
はじめまして、FPの岩川と申します。
401Kだけではありませんが。投資信託は長期にわたり、じっくりと寝かせて、はじめて効果が得られるものです。
資産が形成されるまでは、価格が大きく上下を繰り返します。
損失のみを回避して、資産形成を行う事は原則不可能ですから、値下がりを極端に悲観することはありません。
計画的な定期点検を行い、信念をもって継続で宜しいかと思います。
>>今こそ、恐れずに日本株の投信を買い・・・
↑おそらくリバランスに基づいた投資行動を取れば「買い」になるでしょう。
市場や価格ではなく、バランスの修正をメインに考えましょう。
参考までに、お時間がありましたらご覧下さい。
●投資信託の利益はどうやって確定させるのか。(リバランス)
http://toushinmkt.seesaa.net/article/126515455.html
●簡単そうで難しい、「これが長期投資!」
http://toushinmkt.seesaa.net/article/112761397.html
評価・お礼

monakanoさん
ご回答有難うございます。短期的な値下がりを極端に悲観してはならない、となると、今の債券重視から、下落著しい日本株に、また戻す、ということになりますね。そもそも自分で決めた割合がいいのかどうか、という不安があるのが問題ですね。ちょっと考えます・・・
回答専門家

- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
逆張り投資という発想もあります
monakano様、はじめまして。
投資運用相談中心で活動しているFPの森本直人と申します。
ご相談の401kの件、ご存知の通り、60歳までは、原則として現金化できない制度ですから、タイムカプセルに入れたつもりで、気長に構えた方がよろしいのではないかと思います。
今回は、値下がりの目立つ日本株式を日本債券に預け替えたとのことですが、個人的には、長期運用では、むしろ値下がりしたら買う、値上がりしたら売るといった逆張り投資が功を奏する可能性が高いのではないかと考えています。
それに投資信託は、分散投資のツールですから、永遠に下がり続けて、最後にゼロになるという可能性は、極めて低いですし、上場企業の株式に投資をしているわけですから、あまりに割高な局面で買わなければ、短期的な価格変動はあったとしても、理屈としては、今後20年の間にそれらの企業群が生み出す利益の一部を着実に享受できるというわけです。
ただ、日本は低成長経済の時代に入っており、実際、失われた20年などもありますので、投資マニュアル本通りの単純に持ち続けるだけの方法では、それほど、大きく増やせない可能性はあります。
いずれにしても、投資運用は、経験を積むことが大切と思います。今回の預け替えが、吉と出ても凶と出ても、ご自身の判断で、実行してみたことは、よかったと思いますよ。
絶対的な答えはありませんが、ひとつの考え方としてご参考になれば、幸いです。
評価・お礼

monakanoさん
励ましていただき有難うございます。逆張り、のセオリーを信じたいのですが、ご指摘のように、日本が低成長経済の時代に入っているため、大きく増やすのなら外国株式、ということなのでしょうか。いずれにせよ、リスクを管理したうえで、決断しないと低利運用状態が続いてしまうと理解しました。日本株と外国株の割合を見直してみます。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
-
401kの運用について
monakanoさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『自分の運用の仕方が間違っていたのかとかなり心配しております。』につきまして、まず、monakanoさんの掛け金の配分を拝見すると、株式に対して債券の割合が大きくなっていますので、比較的手堅い運用スタイルのように思われます。
尚、私の会員の方が勤務している会社の多くが確定拠出年金を導入していますが、リーマンショック以来現在に到るまで、多くの方が運用成績はマイナスになってしまっています。
しかし、確定拠出年金を導入するときに説明会などで、ドルコスト平均法などの説明も受けていると思われますが、基準価格が高いときも安いときも、毎月一定金額ずつ購入することで、取得価格を平準化していくことになりますので、ベンチマークとの乖離率にもよりますが、あまりむやみに投資配分を変更することはお勧めできかねます。
具体的には運用している投資信託によりアドバイスは異なってしまいますが、基本的には今の投資配分を維持していって頂ければよろしいと考えます。
確定拠出年金の場合、目先の利益を確保するというよりも、将来の年金原資の一部となりますので、気長に運用するようにしていってください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼

monakanoさん
ご指摘の通り、債券の割合が大きくなっているのは、制度開始の時に、株は下落しそうで怖いな、安定志向で行こうと思ったためです。しかし、今いくつか投資信託入門本を読む中で、それでは運用益が上がらない、改めなければと思うようになっています。ドルコスト平均法を続け、長い目で見て投資すればリターンは来るはず、と理性的に行動すべきですね・・・有難うございます。

渡辺 行雄
monakanoさんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて、何よりでした。
これからも分からないことがありましたら、ご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄

三島木 英雄
ファイナンシャルプランナー
5
最終的にどこまでリスクテイクするか
monakano様
こんにちはFPの三島木と申します。
確定拠出年金(401K )の制度導入は日々進行していますが
従業員さまへの教育が行き届いていないという事を日々感じております。
monakano様が運用を開始されたのが約5年前
そのときの日経平均は約12,000円です。
3年ほど前は18,000円程度まで上昇し、「誰もが利益を得ていた時期」があり
1年半前は約7,000円と「誰もが損した時期」を経て現在約9,500円です。
この5年間で損を殆どしなかった方の特徴は
「全額定期預金」です。
運用会社にもよりますが1%程度の定期預金もあり、殆ど損をして
いない状況でした。
特徴的なのは、選んだ理由として「何を選んだら良いかわからない」から
定期預金を選択し、景気悪化影響をあまり受けずにすんだという結果です。
monakano様のポートフォリオも50%は定期預金かと思いますので、一般の方に比べ
評価損は少ない方と察します。
しかし現在の株式での評価損は、株式並みリターンがなければならないはずです。
現在株式から債券にスイッチングしてしまうと、場合により
「評価損」から「損失確定」の動きになりかねません。
拠出期間もまだ21年あります。
60歳前の5年~10年は安定運用にスイッチングし、年金額確定への動きを
行っても良いと考えますが、まだ評価損確定の動きは個人的に早い気がいたします。
将来もらう自身の年金ですから、最終的に自己判断となりますが
個人的には外国株式の割合を増やして対応する時期と感じております。
受取額はそれほど増えなくて良いので、受け取れる金額を知っておきたい
と言う場合にはまた違った選択になってきます。
商品選択が少ない401Kでも投資期間が長いため色々アレンジできますので
上手く対応して頂きたいと思います。
※ご参考にはなりませんが、私が個人的に行っている401Kの
運用商品は、BRICSとコモディティを買い付けています。
運用会社が選べないと思いますので、利用できる最適な商品を
時間経過を見据えながら選択していってください。
お困りの際はご遠慮なく弊社までお問い合わせくださいませ。
株式会社FPリサーチパートナーズ
http://www.fp-research.jp/
評価・お礼

monakanoさん
有難うございます!確かにあと21年間運用期間がある中で、今損失確定しなくてもいいんですよね。評価書の黒▼が膨らんでいくのが恐ろしいのが、国内債券の割合を増やした理由ですが、先のことを考えて配分を見直したいと思います。

三島木 英雄
monakanoさま
この度は高評価を頂きありがとうございます。
投資には「時間」「ゆとり」を味方につけることが
必要だと思っております。
長い目で、良い投資活動を行ってみてくださいませ。
ありがとうございました。

新谷 義雄
行政書士
4
401K運用に関する質問です
monakanoさん、初めまして。1級DCプランナー・ファイナンシャルプランナーの新谷と申します。
さて、確定拠出年金ですが、目的が「老後の年金原資」である為、短期的な上下は気にしないで、6カ月程度のサイクルで微調整していく運用スタイルがお勧めです。人によれば調整サイクルが違うのは当然ですので、あくまで目安にして下さい。
株式の下落時期ですので、株式のバイ&ホールドにストレスを感じられる事も多いでしょう。株価下落の底だと言いながら、二番底・・と言う金融状況です。
monakanoさんの分散割合も債券主導での資産運用が目立ちますmonakanoさんの運用スタイルも悪くは無かったと思いますので時期を見計らって分散割合を・・・
日本株式 ・・20%
日本債券 ・・20%
外国株式 ・・30%
外国債券 ・・10%
その他資産 ・・20%
の割合に近付けて行くのがセオリーだとお勧めしております。中長期的にみれば株式の値上がりが期待できますので、ストレスを抱える時期は「基本に忠実」に運用する事がストレスの緩和にも良いでしょう。
値段が下落時も一定額で買い増ししていく「ドルコスト平均法」ですが、「安い時期に多く・高い時に少なく」金額を固定しての買い増しで、時期を見計らっての買い増しよりトータルでは安く買える方法です。意識的に安く買い増ししようとしてもトータルで「ドルコスト平均法」を上回るのは難しいようです。何より、長期的な老後資産の運用という面で見ても評価できる方法です。
評価・お礼

monakanoさん
ドルコスト平均法は頭では理解してはいたのですが、報告書を見るたびに▼が増えていくのが生理的に怖かったんですね、やはり。基本に忠実とするならば、今の資産の割合を段々と理想的なプロポーションに直していかないといけないと思っています。とりあえず、近いうちに日本株の割合を戻していこうかと考えてます。定期預金については満期が来ないと目減りしてしまうので、後回しにせざるをえませんが・・・具体的アドバイス有難うございました。

新谷 義雄
ご評価頂きありがとうございます。日本年金機構の年金原資の運用成績は徐々に回復しつつあるそうです。株価の安い今のうちにこそ仕込んでおき、株式運用割合の増加を狙うのが一般的でしょう。
行動経済学では、一度自己の決定を覆す選択には大きなストレスを感じてしまいますので、「基本に忠実」な選択は運用の善し悪しとは別にストレスの軽減となるようです。
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