昨年12月末頃、子供が生後3ヶ月くらいの子猫を保護してきました。
その時に耳だれがあり、動物病院で耳ダニの検査を受けたのですがいませんでした(一緒に猫エイズや白血病の検査も受けました)。
その後も耳だれが続くので別の動物病院へ連れていき、再度耳ダニ検査を受けましたが異常はなく、耳を掃除してもらったのですが、一か月ほど経つとまた耳だれが起こるようになってしまいました。
最近口を気にするしぐさを見せるようになったので、見てみると口内に大きな膿袋のようなものが2つ垂れ下がっていました。痛みがあるのかドライフードなどの固い餌は食べたくないようです。
このような症状の場合、どのような検査をお願いしたらいいのでしょうか?
それによって動物病院を変えたりもありますので、アドバイスをいただけたらと思います。
補足
2010/07/10 09:41ありがとうございます。
今日、近くの動物病院へ行ってきました。カビが原因だそうでレントゲンの結果、中耳炎も起こしているそうです。見慣れない菌なので抗生剤と点耳薬で効果が見られなかった場合は培養してみて。。とのことでした。口内の膿袋と中耳炎との薬の組み合わせが難しく、避妊手術がまだなので同時に口内の外科治療をする選択肢もあるそうです。
一番不安なのは完治できるのかな、というところです。まだ治療を始めたばかりなのでわかりませんが、こういった症状は長引きそうで治療費が心配です。
潤美さん ( 東京都 / 女性 / 35歳 )
回答:2件
子猫の耳垢
イヌは基本的に正常だと耳垢はたまってこないのですが、猫の場合正常でもある程度黒い耳垢が出てくることがあります。
ただ、なかなか耳ダニがいても、検査で見つからないことも多いので、耳掃除に通う間隔を週一回などに縮めて、掃除をしてもらい、その都度検査を繰り返された方がよいのかもしれません。
ノミの駆虫とともに耳ダニにも効果があるスポットタイプの薬もありますので、ノミ予防がてらに、その薬を病院で処方してもらうというのも良いかもしれません。
口内の膿袋状のものが病的なものかどうかは実際見てみないとわからないのですが、もし本当に膿瘍などだとしたら、抗生剤などの治療が必要です。
病的なものかどうかを診てもらうためにも、やはりもう一度病院に連れて行ってあげる必要があるかと思います。
耳ダニの検査、治療にせよ、口腔内検査にせよ、今の年齢ではCTやMRIなどの限られた病院でなければできない検査ではないと思うので、主治医の病院さんを含めた、身近な病院でまず診てもらうということで良いと思います。
便検査での寄生虫の有無や、耳垢検査でのダニの有無はなかなか見つからないことも多いので、一回二回の検査で安心されずに、何度も検査をすることが重要であり、これ自体は病院間の差はあまりないと思います。
補足
一度にすべての病気のことを考えるのはとても大変ですので、対処しなければいけない問題をピックアップし、優先順位の高い疾患からひとつずつ片付けていくのが良いのかもしれません。
外耳炎、中耳炎などの治療は中長期の治療になることも多く、どれくらいで(期間にせよ、治療費にせよ)治るかというと難しいのかもしれませんが、口の膿袋などは実際手術になるとしたらどの程度費用がかかるのか、治療前に主治医の先生にお聞きしても良いと思います。
だいたいの治療期間、費用、治療のメリット、デメリット、治る可能性など飼い主さんが疑問を持つのは当然で、すべてに明確な答えが出せるとは限りませんが、主治医の先生に説明を求める権利は当然あります。
また、人間のお医者さんのセカンドオピニオンのように他の病院で診察を受けてみるというのもひとつの手段かもしれません。
評価・お礼

潤美さん
丁寧な回答ありがとうございました。
抗生剤と点耳薬治療で落ち着いてきているようです。
一週間、薬を飲ませて口内の状態が改善しなければ手術について獣医さんと相談のうえ、検討したいと思います。
回答専門家

- 沖田 将人
- (富山県 / 獣医)
- アレス動物医療センター センター長
地域に密着したワンランク上のホームドクターを
アレス(Alles)とはドイツ語で「あらゆること」を意味します。インフォームドコンセントの充実、年中無休、CTスキャナ導入など動物たちの幸せにつながることなら、飼い主様のあらゆる要望にお応えしたい。そんな願いを込めて診療に取り組んでいます。
(現在のポイント:-pt)
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