対象:住宅資金・住宅ローン
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昨年マンションを購入し、住宅ローンを組みました。
この夏のボーナスで初めて繰り上げ返済をしようと思っているのですが、その額とタイミングで悩んでいます。
家族構成:30代夫婦(子供無し)
借り入れ額:4200万
金利タイプ:35年、10年固定1.95%(10年後優遇1.7%)
(元利均等型・期間短縮型)
世帯年収:約1100万
現在の貯金:250万(その他、それぞれ個人名義に各150万程度)
この夏のボーナスよりそれぞれ50万ずつ家の預金に移動する予定です。
その計100万円に加え、貯金50万円を足して150万円繰上げ返済を予定しています。
繰上げ返済手数料は無料です。
ローンは連帯債務で借りている為、ローン減税は2人分受けられます。
子供は居ませんが、2年後くらいに出来ればと考えています。
(妻は産休を取り、仕事を続ける予定です)
貯金は年に200万以上は毎年出来ています。
(今回のマンション購入費用にだいぶ貯金を使いました・・・)
質問です
*ローン減税10年間が経ってから一気に繰り上げ返済した方が良いでしょうか?
*まとめて150万と言わず、50万ずつでもどんどん繰り上げ返済した方が良いのでし ょうか?
*貯金が150万に減ってしまうのは良くないでしょうか?
以上、悩んでいる所です。
是非、今後の効率の良い繰上げ返済の仕方を教えて頂きたいです
長くなってしまいましたが宜しくお願い致します。
pan.asaさん ( 東京都 / 女性 / 34歳 )
回答:5件
繰上返済のタイミングについて
初めまして。公庫出身のCFP、沼田と申します。
同じようなご相談を何度も受けますので、
あくまで一般論で回答いたします。
まずローン減税まで待つかどうかですが、返済当初は
利息の割合が高いので、待つ必要はありません。
また手数料が無料であれば、少しづつでも繰上返済する方が
利息の軽減効果は高いです。
手元の流動性預金は100~200万程度と言われていますので
150万程度あれば、基本的には大丈夫です。
なお、これはテクニックですが、ローン減税は12月末の残高を
もとに判断されます。
従って、12月に繰上返済するよりは、翌年の1月に繰上返済したほうが
効率が良い場合が多いです。
以上、ご参考になれば幸いです。
沼田 順
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住宅ローン、不動産アドバイスブログ
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評価・お礼

pan.asaさん
早速のご回答有難うございます。
やはり少額でも早く繰り上げ返済していった方が良いんですね。
預貯金を200万キープしつつ地道に繰り上げ返済していこうと思います。
有難うございました。
繰上げ返済の額とタイミングについて
pan.asa さま
はじめまして、不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。
ご質問いただきました件ですが、
繰上返済を行えば、当然ながら住宅ローン残高が少なくなり、その分、所得税の控除額も減ってしまいます。
しかし、住宅ローン減税よりも 繰上返済による利息軽減効果の方が大きい場合が多いので、「早めに繰上返済を行った方が得策」というケースが多いです。
また、借入当初は返済額の約半分が利息という構成になっているため、
まとめて150万円と言わず、50万円ずつでもこまめに繰上返済を行った方が利息軽減効果は高いです。
現在のような低金利の場合、150万円を預金にまわしたとしても利息はほとんどつきません。
それよりも、余剰資金で繰上返済を行い、利息軽減効果を図る方が有利だと思います。
ただ、住宅ローンを早期に完済したいからといって、無理な節約をしたり、趣味やレジャーをがまんしたりしては、折角、楽しいマイホーム生活を期待してを購入したというのに、楽しみまで我慢してしまっては本末転倒になってしまいますので、バランス良く繰上返済することをお勧めいたします。
以上、ご参考になりましたでしょうか
アドキャスト:http://ad-cast.co.jp/ 藤森哲也
評価・お礼

pan.asaさん
ご回答頂き有り難うございます。
低金利の今、繰り上げ返済を積極的にしていった方が賢明と言う事ですよね。
とても勉強になりました。
そうですよね、頑張り過ぎて無理な節約をしてつまらない毎日を送るのは切ないですよね。
充実した生活をキープしつつ楽しく節約しながら繰り上げ返済をしていこうと思います。
どうも有り難うございました。
回答専門家

- 藤森 哲也
- (不動産コンサルタント)
- 株式会社アドキャスト 代表取締役
将来必要なお金を把握せずに、家を買うのって怖くないですか?
売ってしまえば終わり・・・になりがちな不動産業界の現状に疑問を抱き、不動産購入には欠かせないお金の勉強をスタート。FP資格を取得。住宅購入に向けての資金計画、購入後の人生設計までトータルにサポートする「一生涯のパートナー」を目指しています。

渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
-
繰り上げ返済の件
pan.asaさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『ローン減税10年間が経ってから一気に繰り上げ...』につきまして、住宅ローンは毎月の返済額は返済当初から最後まで同額でも、返済当初の方が毎月の返済額に占めるローン利息の割合が高くなっています。
また、繰り上げ返済資金は基本的に借り入れ元本にのみ充当されて、それに対応するローン利息をそっくりそのまま差し引くことができます。
よって、繰り上げ返済ほお考えでしたら、10年待つのではなく返済資金が貯まったらこまめにおこなっていただいた方がその効果は大きくなります。
尚、年に一回の割合で行うのでしたら、年末に住宅ローン控除に必要な借入残高証明書が融資先の金融機関から発行されますので、発行された直後に繰り上げ返済を行っていただくとよろしいと考えます。
『まとめて150万円と言わず、50万円ずつでもどんどん繰り上げ...』につきまして、繰り上げ返済は特に返済当初にできるのでしたらこまめに行っていただいた方がその効果は大きくなります。
『貯金が150万円に減ってしまうのは良くないでしょうか?』につきまして、預貯金の残高の目安としては、今後2~3年を目安に予定しているライフイベント資金に支障をきちたすことのないようにお金を残すようにしてください。
また、自動車の買い換えなど、将来大きなライフイベントを予定している場合は、別途、貯蓄するようにしていってください。
この機会にご主人様と一度将来予定しているライフイベントや、それにかかる費用を整理してみることをおすすめします。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼

pan.asaさん
ご回答頂きまして有り難うございます。
一つ一つ丁寧にご説明して下さり、とても参考になりました。
繰り上げ返済のタイミングも年末以降と言うアドバイス、勉強になりました。
今後の人生設計を家族で話し合い、貯金を残しつつ地道に繰り上げ返済を
して行こうと思います。
有り難うございました。

渡辺 行雄
pan.asaさんへ
お返事いただきありがとうございます。
また、多少なりともお役に立てて何よりでした。
これからも分からないことがありましたら、ご相談ください。
リアルビジョン 渡辺行雄

西垣戸 重成
不動産コンサルタント
-
先ずはキャッシュフロー表でご確認ください。
pan.asaさんはじめまして、住まいのコンシェルジュの西垣戸 重成と申します。
ご質問への回答
*ローン減税10年間が経ってから一気に繰り上げ返済した方が良いでしょうか?
回答⇒借入金利の方が高いことから早めに返済される方がお得です。
*まとめて150万と言わず、50万ずつでもどんどん繰り上げ返済した方が良いのでしょうか?
回答⇒少額でも早めに返済した方が利息の軽減効果は高くなります。
*貯金が150万に減ってしまうのは良くないでしょうか?
回答⇒これは、将来のライフプランとキャッシュフローにより判断が分かれる部分ですが、毎年200万円の預貯金ができる状況であればリスクは小さいと思います。
上記のことから、できる限り早めに一部繰上げ返済される方が利息軽減効果が高くなることがお分りいただけたと思います。
ただし、ご心配されているように一部繰上げ返済を急ぎ過ぎて、将来の大きな出費に家計が回らなくなる可能性があることも考慮にいれていただくべきでしょう。
そこで安心感をお持ちいただく手法として、将来のライフプランとキャッシュフローをご確認されることをお勧めいたします。
ここにはキャッシュフロー表のサンプルが掲載されていますので、宜しければご参考にご確認ください。(ネット上でキャッシュフロー表の作成サポートに取り組んでいます。)
⇒ http://karikurisupport2.verse.jp/
評価・お礼

pan.asaさん
ご回答頂きまして有り難うございます。
繰り上げ返済をしていった方が賢明と言う事ですよね。
キャッシュフロー表と言う言葉を初めて知りました。
家族と話し合い、今後の計画を立てつつ地道に繰り上げ返済していこうと思います。
有り難うございました。

西垣戸 重成
pan.asa 様
ご返信いただき有難うございます。キャッシュフロー表という聞きなれな表現を使い失礼いたしました。将来を占う意味では楽しくご活用いただけるものだと思いますので、機会があれば取り組んでみてください。
EYE-PLUS 西垣戸 重成

山中 三佐夫
ファイナンシャルプランナー
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住宅ローン減税を考慮しながら!
pan.asa様へ
はじめまして、FP事務所アクトの山中と申します。
今回、pan.asa様からのご質問につき、お応えさせていただきます。
下記をご参考にされてはいかがでしょうか。
(ご参考)
1.住宅ローン減税を考慮しながら、
今からでも一部繰上げ返済(期間短縮型)方法と併せて、減税効果(所得税・住民税)を気にされれば良いと考えます。
2.又、繰上げ返済額はpan.asa様家の家計に見合って決定されることをお勧めいたします。
以上
(現在のポイント:-pt)
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