対象:住宅検査・測量

小林 良
建築家
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大事なのは地耐力です。
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DesignSpecの小林といいます。
まず、ご質問にお答えします。
1.今提示されている情報だけでは、一概に本数などの妥当性を示すことはできません。なぜなら、必要な本数は地耐力(地盤の強さ)によって変わるからです。今回設計されている建物がどれほどの地耐力を必要としているか、構造計算結果を確認しなければなりません。
それらの条件を抜きにして、単純に28本の費用を見た限りでは、認定工法で地盤保証がついているのであれば、妥当だと思います。そうでなければ、ちょっと高いです。
2.改良後の検査は、やるに越したことはありませんが、一般的な住宅の場合、やらないケースも多いです。
3.基本的に、柱状改良自体が土地評価を下げることはないと考えてよいでしょう。なぜなら、土地の強度を上げるための改良であって、そこに建物をたてる上で必要なものだからです。
逆に、これがあることで、評価がアップするということもありません。なぜなら、今回の地盤改良は、今回設計されている建物のための地耐力を見込んだ改良であって、場合によっては、もっと強度が必要な場合も想定されるからです。
ただし、このような地盤改良は、基礎の底面を支持する目的で施工されますので、新たにそこに建設される建物の基礎深さによっては、撤去が必要な場合も考えられます。
評価・お礼

iezukuri さん
回答ありがとうございました。
素人が質問する場合、適確な回答を得るためにどのような情報をどの程度示せばいいのかさえわからずにしてしまいます。1の質問では、データをすべて載せるわけにもいかず、予想どおりの回答ではありましたが、他の回答と合わせて読ませていただき、不当な価格ではないことだけでもわかりほっとしました。あとは地盤保証をつけてもらい対処したいと思います。
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