対象:住宅・不動産トラブル
回答数: 3件
回答数: 2件
回答数: 4件
鈴木 豪一郎
宅地建物取引主任者
7
販売戦略
- (
- 5.0
- )
あひるんるんさん
謝恩販売とは言いえて妙という感じです。
朝三暮四的な
入口を下げて出口で帳尻を合わす手法ですね。
建築条件付き売り地で実際に現場で行われる考え方として
『マイナス見積もりはしない』
ということです。
どういうことかと申しますと、
仮に、間取り決定やその他打ち合わせが“完全に自由”にできるのであれば、
これ要らない、あれ要らないということを突き詰めていくと結局建物は
極限まで小さくなりますよね。
すると、事業主にしてみれば土地だけを薄利で売るだけで
建築請負での利益や事業としての通産した利益が出ないことになります。
それでは事業として失敗ですので、“建築条件付き”の法理論上のものとは
かい離するものの、実態としては大きくマイナス見積もりはしないブレーキが
働いているのです。
以上を踏まえたうえで
Q1建築条件付とは法律として、不動産屋さん側が建物の価格を最初から決めれる束縛力の
あるものなのでしょうか?
A 法理論上は決められませんが、実態としてはある程度事業収支上の下限値はあるはずで す。もし、その下限が事業主として許容範囲を超えるならば、事業主にも“請け負わな い自由”が存在しますので、『あなたとは請負契約を締結したくない』となれば、請負 契約が成立せずに、土地の売買契約も白紙解約になります。
Q2建築条件付土地取引ということで、
建物の価格は、不動産屋さんの最初の提示に従わなければならないのでしょうか?
A もちろん価格交渉をしてみる必要はありますが、商取引ですので売主の収支上の観点か ら許容範囲は当然にあると思います。
互いに話し合い誠意をもって協議打ち合わせをして、歩み寄る姿勢が必要です。
良いお取引ができますよう祈念しています。
不動産ドクター 鈴木豪一郎
評価・お礼
あひるんるん さん
2010/12/19 19:19
遅くなってしまい申し訳ありません。
おかげさまで、無事、前に進むことができました。
やさしいお言葉、アドバイス本当にありがとうございました。
失礼いたします。
(現在のポイント:7pt)
この回答の相談
地元の不動産屋さんの謝恩販売で本来1000万円以上の建築条件付きの土地を500万円弱で土地契約をさせて頂きました。
知識がないながらも本やサイトを参考にし、親しみのもてる建築… [続きを読む]
あひるんるんさん (埼玉県/22歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A