対象:ビジネススキル
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藤本 梨恵子
研修講師
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メンタルトレーニングと心理学をとりいれたプレゼンで実力を発揮。
社内での大事なプレゼンが来月に迫っているのでね。ご不安なこととおもいます。
私も、一番始めに、講師として生徒さんの前でお話あせていただいたときは、緊張して、手が震えたのを覚えています。
プレゼン成功には事前の念入りな準備(資料・パワーポイント・参加者の興味の対象は何か?それと自分のプレゼンをどう結びつけるのか?・実際にプレゼン内容を声にだしての自主練習)等も大切です。
「入念に準備した。」という自負が安心を生み、リラックして本番に臨めるからです。
そして、様々なプレゼンスキルについては、すでに他の専門家の方もお話になっているので、私は、メンタルトレーニングを中心についてお話したいと思います。
どんなに準備が良くても、内容が優れていても、あなたが優秀でも、緊張していては実力を発揮できません。
能力は心の状態に比例するからです。
だから、心の状態を良くするメンタルトレーニングは実力発揮には不可欠です。
ポイント
1.「緊張しないように…。」と言わない。
2.自分が堂々と話し、プレゼンが成功する場面をありありとイメージする。
3.話し始めは、聴衆が共感・同調できる話題から。
ポイント1.「緊張しないように…。」と言わない。
というのは、脳は“〜をしないように”という否定語を理解できないという性質があるからです。
「緊張しないように…。」と言うと、脳の中では、自分が緊張しているイメージが浮かびます。
だから、以前自分が緊張した場面が思い浮かび、その時の感情が蘇り、心臓がドキドキしたり、手に汗をかいたりしてしまいます。
だから、プレゼンの前に「緊張しないように…。」と自分に言い聞かせるのは逆効果。緊張する準備を自分で始めていることになります。
では、どうすればいいのでしょうか?
否定語ではなく、肯定的な言葉を使うことがポイントです。
「緊張しないように」ではなく、「リラックスしてできるように」
言葉を肯定的にすることで、避けたい状態ではなく、欲しい状態が脳にイメージされます。
その結果、
ポイント2.自分が堂々と話し、プレゼンが成功する場面をありありとイメージする。
ということもやりやすくなると思います。脳はイメージしたものを実現しようとする性質もありますので、是非、ご活用ください。
補足
次はポイント3.話し始めは、聴衆が共感・同調できる話題から。です。
人は、嫌いな人や信頼できない人からではなく、自分が好きな人、安心感を覚える人の話しを聞きたいと思う心理があります。
では、どんな人に安心感を抱くのでしょうか?
例えば、初対面でも、出身校が同じだと一気に仲良くなった経験はありませんか?
そう、人は、自分と共通点がある人、似た人に安心を感じるものなのです。
だから、プレゼンを始める前に、“あなたと聴衆は似ている”ということを無意識に聴衆につたえることが重要です。
それにより、相手に安心感与え、話しを受け入れてもらいやすい環境をつくることがプレゼン成功につながるからです。
だから、聴衆と自分の共通点を探し、最初にお話されるとよいかと思います。
例えば「今回のプロジェクトは、皆様同様、◯◯だと考えております。」など。
プレゼンの成功をお祈りしております。
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この回答の相談
来月、社内で大事なプレゼンがあるのですが、緊張しやすい性格なので、うまく話せるかとても不安です。過度の緊張をせずに、プレゼンをやりぬく方法があったら、ぜひ教えてください。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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