対象:リフォーム・増改築
中舎 重之
建築家
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用途変更による注意点
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質問の順序で回答します。
A1:居室の床高には規定があるが、既存の土間コンを利用すれば、特になし。
ただし、近年の豪雨による都市型洪水には、充分なる配慮が必要です。
A2:断熱材は壁にはあるでしょうが、天井にはなし、と考えて下さい。
A3:電力会社に営業用から家庭用に変更する申請をして下さい。
A4:店舗の場合、建物の入口付近と中央部に耐力壁が絶対的不足しています。
間仕切り壁は、補強を兼ねて耐力壁として下さい。
A5:此のケースは一般的とは云えません。
最後に、店舗の場合には、基礎高さ・土台高さが不足していて、
土台と柱が腐食している事も有ります。まず足下を見て下さい。
当方は、既存の木造の耐震補強設計・監理を業務としています。
以上です。 2014.8.8 中舎重之
評価・お礼
akiest さん
2014/08/08 09:45
安全面において、店舗は住宅よりも劣る部分があるんですね。
安全のことまで考えておらず、盲点だったと反省しています。
回答いただき、本当にありがとうございました。
中舎 重之
2014/08/08 10:37
今こそ、耐震対策を考える時です。
近々、東京湾北部地震が起きると想定されています。
震源地が荒川河口として、荒川を遡り埼玉県熊谷までの川の流域では、
気象庁震度6が予想されます。
国が決めている基準は、震度5強までですので、場所により被害が相当あります。
お客様の計画地が多摩丘陵の方で有れば良いのですが。
参考に、当方のホームページを見て下さい。スーパーフレーム「やすらぎ」にて検索。
2014.8.8 中舎重之
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この回答の相談
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akiestさん (東京都/45歳/男性)
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