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対象:リフォーム・増改築

Ongram

Ongram
内装デザイナー

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株式会社オングラムです。

2014/08/07 23:38
(
5.0
)

ご投稿頂いた質問に関してご返信させて頂きます。

1、一階の床が道路より少し高い程度でほぼフラットに近いのですが、居住用にする場合、床を上げなければいけないのか?
A:住居にする場合に床を上げなくてはならない訳ではありません。床を上げる必要があるか否かは主に水廻りの配管の取り回しの必要があるか否か決まってきます。床を上げる工事に関しては、"デザイン的な要素を持つ段差”ではない限り、ほとんどの場合は”設備工事の影響で床を上げざるを得ない"場合が多いです。道路より少し高い程度でほぼフラットな状態なのであれば『雨仕舞』にも注意しなくてはなりません。

2、店舗の場合、壁や天井に断熱材が入っていない場合はあるのか?
A:あります。店舗内装は『居室』としての空間ではない為、断熱材が入っていない場合は多々あります。元々の店舗の業態は何でしょうか?

3、電力メーターが120Aとなっており、太い線が引き込まれているが、アンペアを落とせるのか?
A:可能です。東京電力に申請をし、契約しているアンペアを落とすことができます。

4、その他、店舗から居住用にする場合に付帯する可能性の高い工事はあるのか?
A:既存の店舗の業態(飲食店?物販店?)にもよりますが、店舗の場合不特定多数のお客様に導入を促す為にエントランスを広く設けたり、外から店内の見通しを良くする等、より多くの人に注目してもらえる様に努めます。しかし住宅の場合は逆です。セキュリティーとプライバシーを守り、日常生活を快適に過ごせる様に努めます。現状の状態を見ていないので何とも言えませんが、トイレ、浴室、キッチンなどの水廻り工事や、空調、電気など設備工事は必須項目と言えます。

5、店舗から居住用へのリフォームは一般的に良く行われるか?
A:事例の比率としては、
 店舗→店舗>住宅→店舗(事務所)>店舗→住居
の順が一般的な比率ではないでしょうか。
しかし、最近では
『倉庫風の空間で土足で生活したい』や
『住宅に店舗用のカウンターを設けたい』など需要も増えています。

補足

その他気になることがあればいつでもお気軽にご相談ください。

居住用
東京
店舗
リフォーム
内装

評価・お礼

akiest さん

2014/08/08 09:41

とても分かりやすい説明をしていただき、ありがとうございます。
本当に自分の考えは浅かったなと、今更ながら痛感しています。

(現在のポイント:-pt このQ&Aは、役に立った!

この回答の相談

店舗用の建物と居住用の建物の構造の違いについて

住宅・不動産 リフォーム・増改築 2014/08/07 21:45

飲食店用に建築されて8年くらい経過している物件なのですが、売りに出ているのでリフォームして居住用にできないかと考えています。
店舗から居住用にリフォームする場合、どうし… [続きを読む]

akiestさん (東京都/45歳/男性)

このQ&Aの回答

用途変更による注意点 中舎 重之(建築家) 2014/08/08 09:27
目的の違う建物ですから、注意の必要な違いがあります。 木下 泰徳(リフォームコーディネーター) 2014/08/08 16:29

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