対象:矯正・審美歯科
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袋 晃子
歯科医師
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床矯正装置の限界
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- 5.0
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こんにちは 群馬県前橋市歯科ラブアンドティース院長の袋 晃子です。
床矯正装置はブラケットを使った装置と比較して
全体的な(言い換えれば大雑把な)発育成長に主眼をおいているもので
ひとつひとつの歯のコントロールはかなり難しいとされています。
そういっためんで両側の2本(おそらく側切歯)が気持ち斜めというのを
床矯正装置でどうにかしろといわれてもなかなか
思ったように動かすのが難しいと思います。
乳歯がまじっている混合歯列では、
乳歯より大きな永久歯が生えてくることを見越して
やや大きめにしておくことで永久歯のスペースを確保していこうとしますから
発育成長の度合いに応じては3つ目の装置が必要になるのかもしれません。
今は前歯がそろっているようですが、
女性も15才ぐらいまでは成長するのです。
今のまま床矯正でつくった歯列を大人になっても
コントロールして完璧な歯列のようにみせていくのは
舌癖やそのたの癖の影響もかなり大きいので
難しいと思います。
全体的な発育がきれいにおこなえているようなら
いったん床矯正は卒業して
成長が止まってから
個別の歯のコントロールを
ブラケットをつけた装置で行うのが
ベストだと思います。
評価・お礼
gandam3jp さん
2011/09/03 14:22
お忙しい中回答ありがとうございました。床矯正について詳しい知識もないまま矯正に入ってしまったので、もうちょっとよく考えてからでも遅くなかったな、と思いました。
上の歯の装置ができてしまっているので、上の歯4本が納まるくらいに整うまで床矯正はしようと思いますが、将来的なことを重点においてブラケットを使った矯正を視野に入れていこうと思います。
専門のアドバイスありがとうございました。
先生とよく相談してみようと思います。
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gandam3jpさん (富山県/34歳/女性)
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