対象:不動産売買
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住宅の購入か賃貸かについて
masankun820 さま
はじめまして、不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。
ご質問いただきました件ですが、
「将来の夢」や「老後の生活設計」は人それぞれで、100人いれば100通りあります。
購入か賃貸のままかについては、この時点でハッキリとした判断は出来かねるので、参考に読んで頂けたらと思います。
まず、将来的な売却や賃貸の可能性も考えて購入を検討しているのであれば、
・希望通り賃貸や売買ができる物件・エリアなのか?
・今現在でも売れ残っている物件は売却時も苦戦するのではないか?
・売却時に長所となる特徴をもった物件なのか?
などを考え、今のことよりも将来のイメージ・予測・分析など、自分自身の視点だけでなく、この物件を他人がどう思うかまで考え、自分の将来像に合った本当の希望物件を明確化することが大切になってきます。
また、希望通りの物件が見付かっても、予算よりも若干高いという状況は良くあることです。無理して購入したために、後々ローン破綻へとなっては
意味がありません。
大切なのは「いくら借りられる」ではなく「いくらなら返せていける」です。
住宅ローンは借りる金額が大きく返済期間が長いので、金利が0.1%違うだけでも返済額が100万円単位で変わってくる場合があります。
購入か賃貸かの判断をする場合、ただ漠然と「家が欲しい」ではなく、「何の為に住宅購入をするのか?」
今現在のことだけでなく「将来の自分(家族)はどうなっていたいのか?」を真剣に考え、明確化することが第一と考えます。
その上で、「購入・賃貸」「都会・郊外」「戸建て・マンション」「新築・中古」などの其々のメリット・デメリットを考慮し、自分の将来像にピッタリな選択(購入か賃貸か)や、デメリット部分(郊外は売却や賃貸に比較的不向きなど)が自分のライフプラン(人生設計)の足を引っ張らない物件か判断するべきかと思います。
以上、ご参考になりましたでしょうか
アドキャスト:http://ad-cast.co.jp/ 藤森哲也
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住んでから気になることを事前に説明 物件調査報告 http://www.ad-cast.co.jp/purchase/object-report/
補足
結婚をお考えとのことですが、住宅ローンを利用してマイホームを購入する方は、ほとんどの場合、団体信用保険という保険に加入いたします。この保険に加入したことによって、もし万が一のことがあったとしても、住宅ローンは団体信用生命保険が肩代わりしてくれることになります。ご家族にローンや家賃の支払いが無い住まい、売却することで現金化できる資産を残せることは経済的なメリットと言えます。
デメリットに影響しない為の対策や判断も大切ですが、メリットを活かした買い方も意識して頂けると、より良い判断が出来るかと思います。
・現在の自分の状況や、将来起こりうる問題点を把握し、解決していくためのライフプランシミュレーションを行う。
・マイホーム購入(団信加入)を機に、無駄な保険料を払い続けない為の保険の見直しを行を行う。
・金利が上がったときの返済額っていくらくらいなのか?繰り上げ返済の効果的なタイミングっていつなのか?など明確にするためのローンシュミレーションを行う。また、支払額が予算内で収まる借り入れ条件を選ぶ・交渉する。
これらを行ってから判断することで、間違いの少ない判断、無理のない希望物件の購入・ローンの支払い、現実的な将来像を計画することができると思います。
回答専門家

- 藤森 哲也
- ( 不動産コンサルタント )
- 株式会社アドキャスト 代表取締役
将来必要なお金を把握せずに、家を買うのって怖くないですか?
売ってしまえば終わり・・・になりがちな不動産業界の現状に疑問を抱き、不動産購入には欠かせないお金の勉強をスタート。FP資格を取得。住宅購入に向けての資金計画、購入後の人生設計までトータルにサポートする「一生涯のパートナー」を目指しています。
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