対象:矯正・審美歯科
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清村 多
歯科医師
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反対咬合の治療について
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うりぼーさんこんにちは。清村矯正歯科の清村と申します。ご質問にお答えします。
反対咬合(受け口)とは、下の前歯が上の前歯よりも前に出て咬んでいる状態のことをいいます。今の反対咬合だけを治してほしいということであれば治療は簡単ですので担当医に相談してみてもいいかもしれません。
ただし、これから成長するお子さんの場合、下のアゴは身長の伸びとともに、上のアゴよりも大きく成長していきます。したがって、今治しておかなければ今後さらに状態が悪くなりますし、しっかりと治療を行わないと一度治しても、思春期の頃に受け口に戻る可能性があることはよくご理解下さい。
戻るか戻らないかは、その方の骨格的や機能的な問題の程度によります。ご家族やご親戚の中に同様な咬み合せの方がいらっしゃる場合は、遺伝的に受け口になる要素が強いと判断することが出来ます。
ご質問の内容とは少し外れてしまいますが、相談された歯科医院での治療方針について2点ほど気になる点がありますので指摘します。
(1)ムーシールドはうりぼーさのお子さんよりもう少し下の年齢ですと、効果的な装置なのですが、前歯が4本永久歯に生えかわっていて、デコボコがある状態なら当医院では使用しません。
(2)金具5カ所(1カ所6万円)という説明ですが、もし将来5カ所では足りなのであと何箇所かつける場合は追加料金が発生してしまうのでしょうか?このシステムですとかなり高額な治療費になる可能性があるように思うのですが・・・
医院によって料金体系は違うと思いますが、矯正専門医院ではこのようなシステムのところは少ないように思います。料金のことを気にされていた様子でしたので、治療終了までに総額でいくらぐらいかかるのか確認したほうがいいかもしれません。
(1)(2)のことから推測すると、こちらの歯科医院さんは矯正歯科専門医ではないようです。他の先生からのご指摘にもありますように、お子さんの反対咬合は成長との関連がありますので治療が難しかったり、長期間になることもあります(すべてではありませんが)。できれば矯正治療の知識や経験のある先生にご相談してから治療を開始することをお勧めします。
清村矯正歯科
院長 清村 多
http://www.2-koo.com/
評価・お礼
うりぼー さん
お返事ありがとうございました。
補足に追加させて頂きましたが、5カ所で足りない場合その都度6万円づつ増えていくようです。ムーシールドも少し大きめのものを勧められました。
他の先生方も料金について書いてくださってるので、すごく焦っていましたが専門の先生を探して納得してから進めていこうと思います。
たくさんの先生方にお返事頂き、大変感謝いたしております。
ありがとうございました。
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