対象:海外留学・外国文化
池内 秀行
心理カウンセラー
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トラベルセラピー
laechernさま
こんにちは。カウンセラーの池内秀行です。
相談内容全体から、生活も安定しており、将来の相談や自分の気持ちについてお話が出来る関係性があるということを前提に、私の仮説をもとにアドバイスさせていただきたいと思います。
laechernさんのような状態の方に多いのは、他者や会社だけではなく、生活している国や地域、日頃接しているコミュニティーの文化や生活習慣など、自分以外の外側の基準や価値観に応えるために、何らかの役割を演じ過ぎていて、精神的に身動きできない状態に陥ってしまうことです。
社会生活の中で役割も大切なのですが、自分のニーズ(必要性)や気持ち感情、そして価値観より、外側の基準や価値観を優先することが優位になりすぎると、時間の経過とともに、精神的に身動きが取れなくなっていくことがあります。
もしlaechernさんが、これを読んで何か思い当たることがあれば、日常生活から距離を取れる、本当の意味で自分一人のための時間をつくり、11年間の出来事、そして、自分のニーズ(必要性)や気持ち感情に気づいて整理しながら、次のアクションを考えていくことをお勧めします。
その方法のとして、カウンセリングもお勧めしますが、その他にトラベルセラピーも役立つかもしれません。
●一人旅をする
10代、20代の思いでの場所や、今まで行きたいと思っていたけどまだ行っていない場所、全く興味のない場所などへ、少なくとも1週間以上の一人旅をお勧めします。
●簡単に人生を振り返る
旅する時間の中で、laechernさん自身の好きな面、この11年間での良い変化や成長したと思う点。そして、同じように、laechernさんの友人、家族、仕事の同僚など、日常生活で関わりのある人達についても、同じように好きな面と、この11年間での良い変化や成長したと思う点を書き出してみましょう。
この作業は新しいノートを一冊用意して、一人一人ページを分けて自分のペースで進めてみてください。
以上、よかったら前に進むきっかけの一つとして試してみてください。
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こんにちは、海外(ヨーロッパ)在住の女性(32歳)です。大学の認定留学で現在住む国に来て、もう11年が立ちました。認定留学を終了、日本の大学を卒業後、運よく… [続きを読む]
laechernさん (東京都/33歳/女性)
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