おはようございます、いよいよ師走です。
今年は人生的に考えても、いろいろ転機になった一年でした・・・
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
財務会計を使う利害関係者について、特に誰が重要視されているのか確認していきます。
経済の規模が、いまよりも脆弱で速度も遅かったころを考えてみます。
企業というのは簡単に潰れ、その永続性が常に疑問視されているような状況でした。
そのような時代だと、財務会計の数字を一番気にしているのは、お金を貸している人々でした。
「自分が貸している相手は、すぐに潰れるような会社ではないだろうか?」
そういうことをしっかりと確認することが、なによりも大切だったわけです。
以前にも少し確認をしましたが、会計の基本目的は「適切な期間損益計算」です。
では何をもって適切かというと
・その会社が借金の返済に充てられるような利益
こんなことを前提として、財務会計は組み立てられていました。
実はこのことが、何をもって資産とするか、という話につながっていきます。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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