おはようございます、今日は掃除の日です。
ちょくちょく、こまめにやるのがポイントなのですかね。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
物価高騰が進む中、事業投資を継続しなければ、生活水準を保つことは不可能です。
これ、少し考えてみれば、いたって普通のことです。
・・・なのです、が、実際には、この点について目をつぶってしまう事業経営者は、少なくありません。
人間は基本的に現状維持バイアスがあるとされています。
できることなら、昨日と同じ今日が来て、明日も同じであって欲しい。
仕事であれば、ずっと同じ仕事をして生きていければ、それに越したことはない。
このように考える人が多数派であることは、間違いありません。
ところが、そういう事業経営者でも、やはりお金はより多く欲しいわけです。
ですので、値上げ交渉を行ったりすることは、よくあります。
しかし、同じ仕事をしているということは、提供する仕事の品質も、同じままです。
品質は変わらないのに、単価を上げてもらうことが難しいのは、容易に想像がつきます。
実際、近年の物価上昇時において、単価引き上げに苦労している事業者がたくさん存在します。
その多くが、事業投資、つまり「事業を変革するような行動」に対して、消極的であることは、間違いありません。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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