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知識や技術を有している人は、居住する地域にこだわらない、という結果に

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おはようございます、今日はレインボーブリッジの開通日です。
1993年なのでちょうど30年前ですか・・・随分長い時間が経ちました。


自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
日本企業の人材育成に対する考え方の変遷について、不動産市況とも絡めて考えています。


メンバーシップ型雇用(終身雇用)に拘ると、企業は出社を求め、それによりその企業に即した人材育成を進める。
ジョブ型雇用(職能型雇用)に変化すると、出社は必須とは言えず、どこで働こうが結果を出せれば良いことになる。
ものすごく乱暴にまとめると、概ねこういう話になります。


実際、ここ最近になって方方で聴かれる話をまとめてみると、そのような傾向が色濃く出ています。
一定水準以上の技術や知識を有している人の多くは、感染症騒動が収まっても、リモートワークを継続しています。
また中には、いわゆるワーケーション(観光地等など、場所を限定しない働き方)の利点を喧伝しているのも、
やはりコンサルや有資格者など、一定の技術や知識、資格を有している人です。


この論法が正しいと仮定すると、技術や知識を有している人は、通勤というコスト(時間と金銭)を省くことが出来ます。
そして住む場所にこだわりがないので、比較的住宅コストも下げることが可能です。
結果、収入に対する金銭的コストが削減され、富める者がより富める状況になる、ということを意味します。


これまた乱暴な論法ですが、ジョブ型雇用の方向に進むと、基本的に格差は拡大する傾向にあるのかもしれません。


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