なぜ、ダイエットに失敗する人が多いのでしょうか。
それは、自分の体の使い方を知らない人が、たくさんいるからです。
自然の摂理にかなった対策を立てれば、楽に目標を達成することができますが、自然の摂理に逆らって無理をすれば、ろくなことはない。
その例として、無理なダイエットが失敗するわけをご説明しましょう。
ダイエットと称して、いきなり食べる量を減らすと、 体は、少ない摂取カロリーでも、正常に体を機能させるため、消費エネルギーを押さえるようになります。すると、生命活動を維持するための基礎代謝も鈍り、同じカロリーのものを食べても、体重が減らなくなります。
これが、ガクンガクンと落ちていた体重計の数字がまったく変わらなくなる「ダイエットの停滞期」です。
その時期に、むきになって、さらに食べる量を減らすと、ますます、基礎代謝が鈍り、集中力がなくなる、肌のターンオーバーが遅くなってやつれてくる、ダイエットの達成感が得られず自己嫌悪に陥るといったストレス反応が現れます。
ここで、大勢の人が、挫折し、元の食生活に戻るのですが、代謝が鈍っているうえ、体が、できるだけたくさんのエネルギーを保存しようとする体制に入っているため、以前なら食べても太らなかった量でも、ちょっと食べただけで太るという現象がおこります。
これが、ダイエット後の激しいリバウンドの理由です。
美の基準は、国によっても、時代によってもかわります。でも、体重を維持することが、生存の確率を最大限に高めるという事実は、太古の昔から変わっていません。
40億年の歴史を持つ生命の生存欲求は、一世代の意志の力よりも、はるかに強いということです。
健康を害するストレス反応をしっかり理解。
考え方の癖を認識、建設的な行動がとれるようになる認知行動療法の技法を習得して、ストレスを緩和。
記憶のメカニズムを踏まえ、わかっているのに、どうしてもうまくできないことを、努力の感覚なしに、できるようにしていく方法を学習。
実用的なエピソードや実習を織り交ぜ、楽しく学べるストレスマネジメント動画講座をご提供しています。
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