2013年の飲食トレンド　＜前編＞

　2013年の飲食サービス業を取り巻く消費トレンドについて解説いたします。

　ポイントは、「健康志向」、「スマホ、ＳＮＳの普及」、「内食化」です。

①健康志向

＜キーワード＞　有機食材、オーガニック、産直、無添加、減塩、発酵食品、ノンアルコール

　　高齢化や若返りブームなどの影響もあり、健康を求めて消費行動を変えるトレンドは、もはや完全に定着した感があります。

　　本メルマガ『健康志向と自然食ブーム』（2012年9月～10月連載）においても解説いたしましたが、飲食サービス業における「健康志向」は、単に体に良いという抽象的な打ち出しだけでは、お客様は反応しません。

　有機野菜や発酵調味料など、食材にこだわりをもち、それを見た目も味もよく仕上げて提供する。

　産地や生産者の顔が見え、添加物や塩分にも気を配る感性の高さが必要です。

　加えて、アルコール離れが徐々に進んでいることから、ノンアルコール飲料の品揃えも検討したいところです。

　最近は、ビールテイスト飲料だけでなく、ワインや日本酒、焼酎のノンアルコール版も出ています。

　品質上の課題もあり好みは分かれますが、ビールテイスト飲料プラスアルファの品揃えが求められる流れになると考えられます。

～弊社有料メールマガジンより抜粋～

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