前回からの続き、法人について。
大切なのは法人だけに固執せず、社長さん個人の方まで
意識をもっていくことです。
そもそも、私がなぜ法人のことを紹介しているのかといえば、
法人というツールを上手く使ったほうが色々と便利なこともある、
という点をご紹介したいからです。
ベースにあるのはあくまで人間であり、会社側のみで物事を考えるのは
あまり本意ではありません。
要はPCや車と同じレベルで法人も考えているのです。
にも関わらず、法人税だけはあまりにも強く特異視されがちです。
家を買えば固定資産税が、車を買えば自動車税がかかります。
同様に法人を持てば法人税が少しはかかります。
無駄に沢山の法人税を払え、と言っているのではありません。
ただ法人税を忌避しすぎると、道具としての利便性が害されることがある、
ということを知って頂きたいのです。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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