サプライヤー中小企業の事業展開に関する報告書 - 顧問税理士・会計士 - 専門家プロファイル

平 仁
ABC税理士法人 税理士
東京都
税理士

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サプライヤー中小企業の事業展開に関する報告書

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雑感 業務その他

サプライヤー中小企業の事業展開のあり方に関する検討会(中小企業庁、

座長松島茂東京理科大大学院教授)は9月25日、報告書を発表した。

http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2012/0925supplyer.htm

 

サプライヤー中小企業は、わが国産業の競争力強化や地域の雇用確保に

貢献している一方、国内需要の減少、円高による大手企業の海外移転、

新興国企業とのコスト競争等により、依然厳しい状況に置かれている、

との現状分析を踏まえて、

 

海外進出には様々な課題があるため、国内に留まらざるを得ない企業も

多いので、国内拠点において、新興国企業とのコスト競争等に

対応するため、生産性の向上等に向けた取り組みが必要であり、

現場の改善等を通じ、生産性の向上を行う。

 

課題解決型ビジネスへの展開のためには、営業から、設計・製造までが

有機的に連携することが必要だが、取引先獲得等のノウハウや、

設備・人材等経営資源が不足している。

複数の企業が協力して事業を行う先進的事例(京都試作ネット、

試作サポーター四日市、ファイブ・テック・ネット、チーム入間、

AMATERAS、磨き屋シンジゲート、まんてんプロジェクト、

東レ合繊クラスター、ゼネラルプロダクションの9例が紹介)では、

異業種連携により提供できるソリューションの幅が広がる、等の

成功例がでているように、

部品等の生産・加工を行う製造業の中小企業が、他の同種の中小企業

または大企業と有機的に連携し、経営資源(設備、技術、個人の有する

知識及び技能等)を有効に組み合わせて相乗効果を創出し、

一社ではできない事業活動を一つの組織形態として継続的に取り組む。

 

といったことが必要だ、と結論づけた。

 

 

私が関わってきた荒川区産業支援課によるものづくり支援プロジェクト

“MACCプロジェクト”や、そこから派生した後継者育成プロジェクト

“あすめし会”もこの流れの中に位置するものです。

あすめし会は、その取り組みの一環として、

中小機構が10月10日~12日に東京ビックサイトで開催する

中小企業総合展JISMEE2012に出展(A-178)しています。

http://www.smrj.go.jp/jismee2012/index.html

 

3人寄れば文殊の知恵ともいいますね。

皆で知恵を出し合って、

この難しい時代を乗り切っていこうではありませんか!

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