前回からの続き、融資について。
創業時に用意するお金はそれなりに余裕がないといけません。
生活面のお金も含め、意外と必要なお金は多額になります。
そして、初期投資が少なくて済む事業で多いのが
◯売上を作るのにとても苦労する
このパターンです。
特に昨今、色々な知識や技術が無料で提供されています。
初期投資が少ないお仕事の多くは自分の持っている技術を売り物にします。
つまり今のようなご時世にあって、特に初期投資を必要としないような
事業は最初の売上を作るのがそれなりに大変なのです。
初期投資が少なく、維持費用も安いサービス業は確かに高い利益幅を誇ります。
しかし、いくら利益幅が多くてもそもそもの売上が少なければ絶対額が不足します。
売上を作るためには回転数も問題になりますが、昨今では顧客の回転も
少なくなりがちです。
要するに、事業として維持できるようになるためにはそれなりの努力と時間が
ないとだめだよ、ということです。
それを見越して最初のお金を用意しなければなりません。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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