- 別所 諒
- ビジョン・コンサルティング 別所諒 主宰
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:営業
「へぇ~、すごいね」「ほんとに?」「やったね」「がんばったね」「かっこいいね」というのは、昨日茅ケ崎のカフェで仕事をしている際に、後ろの席に座っていたカップルの女性の言葉。
君、どれだけ人をほめるのがうまいの?
彼のことが好きなんだね。
君の言葉をそのまま君に返してあげたいと思うよ(僕は赤の他人だが)。
人をほめるのは案外と簡単ではない。
口から出るのはお世辞、ほめるとは心から出る言葉でないといけないからだ。
そんな点で、美人だったりして、ほめられるのには慣れているが、人をほめることが少ない人は、パートナーシップに問題を抱えていたりする。
昔から僕は美人に慣れていて(モテるという意味ではない:近くにそういう人が多かっただけ)、その手の話をよく聞いていたのだが、問題の根幹は、相手ではなく、自分にあることが多い。
好きになってくれた人と付き合うのか、好きになった人と付き合うのかは、けっこう大きな問題だ。妙に美人な人は「自分から好きと言ったことがない」なんて、自慢なのかよくわからない話をするが、それこそが決定的な間違いだ。
当然ながら、付き合う前と付き合った後では、相手の行動は変わる。「昔はこうだったのに・・・」「本当によかったの?」というのは、君の選択ミスであると断言して、数名を奈落の底に突き落とした経験から言わせてもらうと、
素敵な人に素敵と言える人は素敵だ。
素敵ではない人の素敵なところを見つけてあげられる人はもっと素敵だ。
その後の訪問先で、同じ職場で働いているスタッフを紹介してほしいと頼んだら、一人の女性が同僚を紹介しながら、「彼の仕事をお客さんがほめてくれたら、私もやったーと思います。」と言って、ちょっと目を潤ませていた姿には、こちらもグッときてしまった。。。
僕は書いたり、話したりすることを仕事にしているので、言葉を操ったりすることもあるが、うまい話でなくても、心の言葉にはかなわないと思う。
涙が出たのも、心に体が反応したからだ。
素敵な人は人を素敵にする力を持つ。
普段はあまり口数が多くないが、こういう人は、美しく、素敵だなと思う。
(彼女は美人であることも付け加えておく:一応)
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