- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
ガレット・デ・ロワクラブの伝統菓子講習会のお手伝いに行ってきました。
(ガレットは第7回の優勝者神戸屋の津田さん作)
今年のテーマはミディ・ピレネー地方です。(マニアック!)
ミディ・ピレネーとはフランス南部、西のアキテーヌ(ボルドーが中心)と東に接するラングドック・ルーションの間の地域で、トゥールーズが中心です。
トゥールーズといえばすみれの砂糖漬けviolette cristalliseeが特産品。がりっと噛むと、においすみれのよい香りがします。
というわけで会長島田進シェフのデモはガトー・ショコラ・ヴィオレット・ノワ(左)
ふんわりヴィオレットの香りがチョコとともに香り、とてもおいしいケーキです。
今回とても面白かったのは、藤生シェフのボンボン・フイユテbonbon feuillete
あめの中にプラリネを包み、折り畳んで伸ばして、はさみで切って作ったボンボンです。
左がボンボン・フイユテ、右のカラフルなのは藤生シェフのお弟子さんが現地で買ってこられたもの。とてもきれいです。
ガトー・ド・ボワの林シェフ作パスティスpastis(大、中、小と並んでいるもの)
とてもおいしかったのです。柚子のコンフィ入り。
「パスティス(アニスのお酒)と、じつは和素材はとても合うと思う」と林シェフ。
へえ!と思いました。たしかにとてもおいしいパスティスです。
このくねくねはクレープ・フリゼcrepe frisees
メゾン・ド・プティフールの西野シェフ作。オレンジの香りがあり、とても上品でおいしい揚げ菓子でした!
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