- 別所 諒
- ビジョン・コンサルティング 別所諒 主宰
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:営業
- 水内 終一也
- (経営コンサルタント)
- 本森 幸次
- (ファイナンシャルプランナー)
現実的な話をすると、夢はお金に負けると思う。
独立をためらうのも、転職をためらうのも、嫌な仕事を続けるのも、お金の不安がつきまとうからだ。
でも、お金に勝ったとき、夢は実現に動き始める。
お金に勝つとは、お金がなくても暮らすことができるか、
どんな状態からでもお金を生み出すことができるスキルを持つということだ。
応援をしてくれる人を求めるほど夢は実現しない。
世界中の人があなたを「応援」してくれたとしても、お客になってくれなかったら「仕事」は成立しない。
誰の応援がなくても、行動が止められず、自分の行動が人を幸せにすることが確信できたら夢は実現に向かう。
だから、僕は人の背中を押したりはしない。
不安があるから新しい道に行こうとすると、新しい道に予想しない苦難が待ち受けていたとき、大きな後悔となる。踏み出すことができないのは自分でそのことがわかっているからだ。ただし、リスクを恐れてダブルワークをする方が、力が分散するので成功確率が下がることは意識しておいた方がいい。
つまるところ、夢の実現とは、覚悟である。
やると決めて、やりつづけること。
決めることにも、やることにも他人は関係ない。
マイケル・E・ガーバーは2種類の夢のあり方を教えてくれている。
夢の実現とは、パーソナルな夢がインパーソナルな夢(まだ見ぬ誰かの夢)に変化するということだ。
自分が作ったもの(夢)が、他人にどんな影響を与えるのか、
自分を止められなくなったとき、動き出せばいい。
マーケティング的に言えば、
他人を動かすために、恐怖をあおり不安を語ることが有効だ。
しかし、自分で自分を動かすのは、「自分の可能性への興味」でしかない。
人によっては、それを「使命感」と呼ぶ。
呼び方はどうでもいい。
自分を動かすのは自分しかないということを知ることが、夢を実現させる唯一無比の方法であることは間違いないと思う。
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