- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
16区パティスリー・ド・レーヴへ
patisserie des reve
111 rue de Longchamp 16e
http://www.maisondesreves.com/patisserie.html
フィリップ・コンティシーニさんのパティスリーです。
昔、ターブル・ダンベールtable d'Anversという1つ星のレストランをご兄弟でされているときから、ファンです。
16区の静かでシックな通りに、突然モダンな内装のお菓子屋さんが現れます。
奥のサロンへ。
光と緑のあふれる空間は、半日でもぼんやりしていられるくらい(迷惑!)。
冒頭のアンフュージョンは、「5月のクリエーション、ペパーミントとヴァーベナ、パプリカのフィラメント、柚子の果汁 E6.5」
最後にふわっと柑橘の香る、とてもくつろげる味わいです。
今回のパリはあまり時間がないのでいろいろやりたかったことを諦めざるを得ないと思っていましたが、こんな静かな時間が過ごせるなら、「これもまあ、いいか」と思えます。
旅行なのに、住んでいるような錯覚さえ覚えます。
パリ・ブレストParis Brest E7.4
小さくシューが絞ってあり、中には、プラリネとプラリネのバタークリームが詰められています。軽く、冷たく、とてもおいしいものです。これはやはりこの場ですぐに食べるのがお勧めです。
ブリオッシュ・フイユテ E2.6
層状に折り込みになったブリオッシュです。
まさしくパティスリーの折り込み生地。ほどよい厚さ(ぱりぱりでなく、ざっくりすぎでもない)の生地感です。甘く、よい香り!
私はブリオッシュ・フィユテが大好きなのですが、どこにでも売られているものではないので、見つけるとつい買ってしまいます。
さて相当にのんびりしたら、トロカデロ広場に向かって歩き始めました。
途中place de Mexicoで、ふいにクリスチャン・トルチュのお花屋さんを見つけました。
Christian Tortu
http://christiantortu.fr/evenements
日曜日なのでブティックはお休みですが、ウインドウにべたっと張り付いて、中を覗き込んでしまいます。
あのときもし料理やお菓子の世界に飛び込まなかったら、私は今頃お花の世界にいたのかも・・。それはどんなふうなのだろう! と楽しい想像を巡らせました。
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