睡眠専門家のストレス対処スキル　　コーチング　１

◆　みなさん！　不眠が起こる大きな要因の一つとして、ストレスがあります。

　　ストレス解消法などをストレスコーピング（対処法）といいます。

　　私は、認知行動療法、交流分析などの心理療法のアプローチを、睡眠改善コンサルティングに

　　活かしていますが、その前提に、「カウンセリングの傾聴スキル」「コーチングの質問スキル」　があります。

　　特に、コーチングはセルフコーチング（自分で自分に質問しながら、気付きなど整理していくことができます。）

◆　私は、不眠になる前に、予防としてのストレスコーピングとして、セルフコーチングが有効だと考えています。

　　ストレスコーピングとして、（セルフ）コーチングスキルのポイントを紹介していきます。

　　一つだけ読者の皆様に約束してほしいことがあります。

　　「必ず、何か一つ、何でもいいので行動してみてください。」　　そこから、見える風景が変わります。

◆　１回めは、「　コーチングの意味　」　です。

　　１．「コーチング」の考え方は、

　　　　「人間の個性を尊重し、伸ばしていく。」　という発想がベースになっています。

　　　　一方的に、目標を与えたり、問題解決方法を指示するのでなく、質問によって、相手から答えを引き出すという

　　　　スタンスです。

　　　★　要するに、相手と信頼関係を築き、一人ひとりのやる気を引き出　　　　すためのコミュニケーションスキル。

　　　　であることを、覚えておいてください。

　　２．「　コーチ＝coach 」　この単語は、「馬車」です。　

　　　　そこから　

　　「大切な人を、現在その人がいるところから、その人が望むところま　

　　で送り届ける。」

　　　　これは、コーチングの本質的な重要な考え方です。