3月末、大阪市に特定非営利活動法人「日本住宅再生研究所」(JHL)を登録申請しました。公示期間4ケ月を置いて審査、認定される予定です。詳細は大阪市で閲覧出来ます。
●目的
欧米各国に比べ住宅の耐用年数が劣ることに鑑み、住宅の長寿命化、サスティナブル(持続可能)な循環型社会を構築する為の活動を行おうとするものです。
●具体的施策
既存住宅の耐震化の啓蒙活動・次世代に継承する価値を創出するリフォームの啓蒙活動・日本の住いのこれからのあり方の研究・新築住宅の長寿命化の研究等を行います。
●効果
木造住宅は25年すると無価値になると云う、今までの家造りを改め、次世代まで利用出来る家造りを実現出来ます。
●会員募集
■利用者会員
参 加 資 格:これから新築住宅を検討されている方。
:今お住いの家に問題を抱えている方。
:これからの住いに興味をお持ちの方。
会費・入会費 :不要です。費用が発生するイベントを開催する際は、その都度お知らせします。
特 典 :住宅に関する助成金や優遇制度等の耳より情報をメールでお知らせします。
:機関紙月刊「はちくま通信」をお送りします。
:(JHL)が認定する設計事務所・工務店のマッチングサービスが受けられます。
■事業者会員
参 加 資 格 :1、(JHL)活動の趣旨に賛同し、積極的に参加活動可能な事業者。
2、「まもりす」「JIO」等住宅性能保証制度を活用出来る工務店
3、「建築士賠償責任補償制度」に入会している設計事務所
会費・入会費 :入会費5000円。会費60000円/年
特 典 :建築主とのマッチングサービスが受けられます。
:(JHL)が認定申請する地域型住宅ブランド化事業を利用出来ます。
:耐震診断・改修設計等の助成金情報をお知らせします。
このコラムの執筆専門家

- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
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